鏡音さんによるカンボジア国歌斉唱

とうとう買っちまった。買っちゃダメだ買っちゃダメだ、ってずっと思ってたのに。そんなの買ったら時間がいくらあってもたりないから。

いま話題のVOCALOID。歌ってくれるソフトです。

とりあえずろくに説明書も読まずに、年末の仕事ほったらかしして、ベタ打ちしてまず試しに歌ってみたの。

ただでさえ制御が難しいのに、クメール語なんて。このソフトでクメール語歌わせてる人なんて他にいないだろう。というか、日本語で歌わせるソフトなんで、母音が少なくてちゃんとした発音はできない。ま、なんとなく。

いやーDTMなんて何年ぶりだろう、十年くらい何の楽器もいじってなかったような気がする。
とりあえず今回は、ボーカル以外はフリーソフトでせめてみた。うたもベタ打ちでほとんど何もいじらず、エフェクトとかも通してない。音源もWindows標準のやつにただのっけただけ。
ああ、もっと買いたい。シーケンサとか買いたい。鍵盤も欲しい。

歌うソフトVOCALOID2の鏡音リンによるカンボジア国歌です。
掃除もしないで1日いじって、とりあえず聞けるとこまでできました。

mixi動画はサービス終了しました
やっぱりいまいち発音がなー。しょうがないんだけど。
改めて聞いてると、もっと修正したいところがでてくるけど、きりがないのでこんくらいで。

使ったのは、VOCALOID2とフリー音源のTiMidity++。
シーケンスソフトはこれまたフリーのMusicStudioProducer。Cakewalkとか高いソフト持ってんだけど、さすがにもう古くて。
あと、VSTのエフェクタ少々。

次は、カンボジアオールディーズの日本語カバーに挑戦。シサモットとかセレイソティアとか。挑戦っつーか、挑戦したい。

正月これだけでつぶれるな。

NEUTRALと歩き方

こないだ発売された東南アジア関連の本が勝手に送られてきた。

なぜなら私が全面協力したから。

うそうそ。
ネットに出してたカンボジアの写真を「使ってもいいですか」って問合せがきたから承諾しただけ。そんでクレジットでURL載せてもらったし、掲載誌も送ってもらって、こちらこそありがたいです。

まーいい本だよ。東南アジアびしっと書いてあるし。
http://www.neutralmag.com/
カンボジアに関していろいろと調査がゆるいなーと思うところはいくつかあるけど、まあまあまあまあ。

あ、あと、天下の歩き方の新版がでているようなので、立ち読みチェック。
…また同じだ。06-07版と07-08版と内容がほぼ一緒。手抜きだな。以前は2年毎に全面リニューアルしてたから、今回はちょっと期待してたのに。
あーそれとね、バッタンバンへの飛行機なんてずっと飛んでないはずなのに、去年版でなぜか「毎日1便」なんて書いてあって、おかしいよなーなんて去年ここの日記に書いたと思ったんだけど、新版ではさらっと「飛んでません」とか書いてあるし。
どうなってんのダイヤモンド社。

携帯番号が新しくなります

カンボジアにはもう1年以上行っていないので、以前使っていた携帯番号は、停止状態になってるはず。
でも、また何ドルか払えば止まった番号も復活できるらしいので、その同じ番号をまた使えることを期待していた。

そもそもカンボジアでは、いまは外国人が単独で正規に携帯を持つことはできず、カンボジア人の保証人の元で番号を契約するわけだが、私はプノンペンにいる数年来の友人に頼んで、彼の保証で番号を契約して持っていた。

その番号は勝手に携帯会社で決められるのだが、たまたまラッキーで、覚えやすいかなりの良番号をゲットできた。一緒に携帯会社のオフィスに行ってくれたその友人も、かなりうらやましがってくれたもんだ。

なので、次にカンボジアに行くときは、真っ先にその友人に付き合ってもらって、携帯会社のオフィスに番号復活手続きに行かなければならないなと計画していた。

そろそろその友人にも伝えとくかと、8月に行きます旨のメールをしてみた。
返信はすぐにきた。久しぶり、元気か、また来てくれてうれしいよ、などなどがつたない英語で書いてあって、最後に、
「いま使ってる携帯番号はこれだから、着いたらここにかけてくれ」というメッセージとともに、私の番号だったはずの良番号が書かれていた。

いやーカンボジア人だったな、奴も。
ま、新しく番号を契約しなおせばいいだけだから、全然構わないんだけどね、使っててくれても。

難民映画祭

UNHCR主催の第2回難民映画祭というのをやってるらしい。
スーダン難民の映画などとともに、リティ・パニュ作品もいくつか上映されている。
ちがう、いくつかどころじゃないや、8本もやる。リティ・パニュのドキュメンタリー作品ほとんど全部じゃん。こりゃリティ・パニュ映画祭だ。TAIZOなんて余計なものまでやってるけど。

その中でも私は、「さすらう者たちの地」が見たいんだ。
カンボジアでの光ファイバーケーブル敷設工事の話。
これをずっと見たいと思ってていまだに実現していないんだ。他の作品はいろんな手段でいくつか見ることができたのだが、これだけがどうしても。
さすらう者たちの地の上映日は、19日…今日かよ。
ああ、もっとはやく知ってたら。

でも、来週もう一回上映があるようだ。
東京に行く用事もたくさんあったりする。
いっちゃうか?

パイリンINでルート検索

予約した航空券は、現地16:30到着。
問題は新空港からの移動。
モーチットにしろエカマイにしろ新空港の西側にあるので、これから東のカンボジアへ向かいたいはずなのに逆方向へ行くのはいただけない。そもそもバンコクに用事はない。

調べてみると、新空港に寄る長距離バスがいくつかあるようだ。使えそうなのは、
チャンタブリ 18:40 19:40
トラート 18:10 23:40
サケオ 17:10

サケオに行っちゃって次の日アランヤプラテートに行けば、さくっとカンボジアに入れるな。でもこんなバスまず間に合わない。
空港で時間潰してトラートに行っちゃうのが一番安全かなー、23:40のに乗って到着は早朝だ。そのままココンに行ける。しかしココンINももう飽きた。

チャンタブリに行ったら、降ろされるの深夜か。タイだから大丈夫そうだけど、ちょっときついかもなー。でも、そのままチャンタブリで待って、早朝の車で国境へ行って一番乗りでパイリンに入って、まっすぐバッタンバン、お昼のバスでプノンペン。
いい感じか?

いや、だめだ、違う。
カンボジアに行ったらまずコンポンクデイに行かなければならないんだ。
そのためにカンボジアへ行くのに。
するとやっぱりまずシェムリアップかー、パイリンからシソポンに抜けて。
だったら普通にポイペトINのほうが楽だったり。

なーんて考えてる時期が一番楽しいよね。

クメールクラオム

 

Sacrava toons のイラスト。
書いてあるクメール語のメッセージを意訳すると、

「クメール人がクメール人を助けなきゃならんだろ」

って感じかな。
ベトナム南部に取り残されて迫害を受けているとされているクメール民族、クメールクラオムについてのメッセージ。

このサイトにはいつもメッセージ性の濃いイラストが載っている。
これを、フンセン&ベトナムに対抗する勇気ある運動と見るか、単なる反ベトナム利権勢力のプロパガンダと見るか、それはあなたしだい。

そういえば、ベトナム南部のチャウドックに行った時。英語も通じないしこっちはベトナム語わからないから、何気にクメール語で話しかけたら普通に理解されて驚いたな。
でもみんな理解はしてくれるんだけど返事は絶対ベトナム語なの。ベトナムなんだから当たり前だし、国境の街だから隣国の言葉を知ってても不思議はないんだけど。
後で、あちこち連れて行ってもらったバイタクに理由を尋ねてみたら、

「あまり人前でクメール語は使っちゃいけない」

って綺麗なクメール語でこそっと答えてくれた。俺たちはベトナム人だけどクメールなんだ、とも言ってた。
どっちがどうだとかには言及しないけど、私がクメールクラオムに興味を持つようになったきっかけ。

国の宗教

お隣タイ、敬虔な仏教徒が多くイメージ的にも仏教国という言葉がピッタリな国なのですが、国教としての仏教というのは定められていないんですね。
仏教文化を持ち、国民の多くが仏教徒で、国王が仏教の最高擁護者であるといった、事実上、仏教の国となっているだけなのですね。

対してカンボジア、もちろん人々はお寺を大事にしお坊さんを敬い、生活の中に仏教が染み込んではいるのですが、タイのように「敬虔な」と言えるかというとそうでもない、どちらかというと自分たちの文化は守っているが神様仏様なんかあてにできないという感じです。
でも、カンボジアでは憲法で、仏教を国教とすると定められているんですね。
もちろん国の宗教は決められてはいますが、個人の信仰の自由も認められており、クリスチャンなクメール人やイスラムであるチャム族もちゃんとカンボジアの中で生活しています。

タイに話を戻して。
クーデターにより新しい憲法を作り直そうとしているタイでは、新憲法で仏教を国教に定めるようにという運動が、一部の仏教団体で行われているようです。100万人分の署名を集めて、憲法起草委員会に対し圧力をかけているとかなんとか。
裏を返すと、この間のクーデターによって、万が一もしかしたらタイがイスラムに飲み込まれるかもしれないという懸念が人々の間にあるからでしょうね。
しかし、タイで仏教が国教になったりしたら、南部のイスラム騒ぎは今よりもっともっと激しくなるんじゃないかと思いますが。

サバイディーピーマイ!

សួស្តីឆ្នាំថ្មី
正月だって!めでたいって!

あー水かけてー、誰でもいいから水かけまくりたいっつーの。

考えてみたらこの時期にカンボジアにいたのって2004年の一度しかないんだな。2005年はタイだったし、その後はもうずっと日本だ。

今年は?うーんまだ行けそうにない。もちろん行っちゃえば行っちゃえるんだけど、予算も準備も少なすぎて後がこわいな。

その一度のカンボジアではココンにいたんだ。都会で正月騒ぎに混じるより田舎の方が静かでいいかと思ってね。バッタンバンのしがらみも嫌だったし。

そしたら当日の朝、何も気にせずにホテルを出て外に行こうとしたら、ホテルのフロントの女の子に呼び止められて、
「今日は外に行ったらいろいろいたずらされるから気をつけてね」
なんて、親切なかわいいこと言ってくれるじゃんとか思った瞬間、隠し持ってた白いベビーローションみたいのを両手でどばーっと顔に塗りたくられたね。

「あなたここのお正月初めてでしょ、今日はずっと顔洗っちゃだめよ」とか言われて。じゃあちょっと俺にもその白いの貸せよーなんつって奪い取って、「キャー塗って塗ってー」なんてはしゃがれたりして。

でもそれで終わりなの。
日本人に塗ってやったよーなんて誰かに言いに行くわけでもなく、他に従業員も客もいないし、二人っきりなわけ。
微妙な空気だったね、カンボジア正月ってのはこういうもんかって、二人っきりでこういうことをやる意味は何だ?ってさ。ひょっとしてこいつ俺に惚れてんじゃねーの?とかも思ったね。まあ勘違いだったけど。

画像は、アメリカはミネソタ州にあるらしいクメール寺院の正月イベントの告知。
アメリカのクメール人はカリフォルニアに集中してるのかと思ったら、そんなところにもいるのかね。ちょっと行ってみたい。

タイ終了へ

クーデターでイスラム政権になったお隣タイでは、この9月の新憲法制定を機に国名を変更しようという話が出てきてるらしいじゃないか。
シャム(サイアム)回帰論だ。
いままでも、多民族国家なのにタイ族だけを国名に冠してるのはおかしいという小さな議論はあったようだが、今回はなかなか実現性が高そうだ。

おそらく本当の目的はこのままなしくずしにチャクリー王朝解体。

シャム国に名前が変わると日本人にはメリットがひとつ。
「タイ」で検索すると「ケータイ」とか「ネクタイ」とか余計なものが引っかかってくる不都合がなくなる。

それにしてもクーデター直後はタクシン追放で喜んでたけど、徐々に出てきた不安要素はどうやら着実に大きくなってるようだね。
冗談じゃなくイスラム化もありえる。よくて分裂。

ここでクイズです。
タイは中進国として多くの外資を呼び込んでいましたが、このまま不安定が続くとそれらの資本は避難先としてどこに流れるでしょうか。

VISTA

新しいWindowsではなくて、BRICsに続くとされる経済成長国のこと。

fig20070401-02.jpg朝のTBS系「がっちりマンデー!!」で、眞鍋かをりとリサ・ステッグマイヤーが紹介していました。
ベトナム(Vietnam)、インドネシア(Indonesia)、南アフリカ(South Africa)、トルコ(Turkey)、アルゼンチン(Argentina)の5カ国を繋げたもので、中進国からポストBRICsへと発展するであろう候補だそうです。

「これからの」といいつつも、テレビで紹介されるということは、すでに金儲けの仕掛けがきっちり整備された上で、金を落としてくれる鴨を手ぐすねひいて待っている状態なのでしょうけど。
ただ、ベトナムが好景気でしょうがないのは紛れも無い事実なので、ベトナムの属国であるカンボジアも、これから順調に伸びていくことになるんでしょうね。

ちなみに、番組の最後で「さらにそのVISTAの次は?」という話でポーランドとともにタイの名前が挙げられていました。
もちろんタイも現時点でインドシナを引っ張る中進国であり、これからの発展も望めるのでしょうが、クーデター騒ぎでちょっと影が出始めていますよね。政局が不安定とかいうことより、タイ王国そのものが大丈夫なのかと思わせる面もちらほら見受けられます。

カンボジアとしては、宗主国ベトナムが絶好調で一緒に波に乗りつつ、反対側は不安定でいままでのタイ資本が避難先として流入してくるかもしれないという、まさに大チャンス到来中なわけですね。

といっても、不安要素はその何倍もあるわけですが。

カンボジア人民党の本当の意味

とあるところでCPP(カンボジア人民党)の本当の意味が書かれていた。

Communist Protes-yuon Party

yuonはベトナムの蔑称。protesはクメール語で「国」のこと。
うますぎ。
そもそも1979年にベトナムに侵略されて、されっぱなしなのがいまのカンボジア政府そのものなので、ベトナム寄りどころかベトナムの属国状態であるのは仕方ないことなんだけど、いったいいつまで続けんだって話だよな。
仮にもフンセンだってクメール人だろうに。

まあ現実的な経済政策として、好調なベトナムに追随するってのもわからんではないけどねー。

BRICsの次を示す言葉としてVISTAというのがあるらしい。
V ベトナム
I インドネシア
S 南アフリカ
T トルコ
A アルゼンチン

この次の次くらいの世代にはカンボジアも入ってくるかな。
とにかくベトナムがこのまま突っ走るのは間違いないらしいので、うまく協調することは大事ではあるんだけど。だけどねー。

何語だ

ヤフオクで見つけたタイのVCD。
カンボジア映画ですね、おそらく戦前の。
カンボジアの映画がタイ語のVCDになってるのも珍しいけど、このタイトルどうよ。
一見クメール文字かと思いきや、ひっくり返ってるし、ありえない配置だし、不思議な文字もあるし。

でもよく見るとタイ語として読めるという。最初はングーだな、ヘビのングー。
ハングル使ってギャル文字書くようなもんかな。
タイ人にしてみると、ああタイ語なのにカメーンっぽい!って感じなんだろうか。

シソポンってどこ?

いまカンボジアの地図を一から書いてるんだけど、カンボジアに「シソポン」って地名は存在しないのね。クメール語で書かれてる地図を見ても、どこにもシソポンって書いてない。
いやあることは分かってるよ、バッタンバンとシェムリアップとポイペトとの交差点だ。たまに英語表記に引きずられてシソフォンとか間違われちゃうところだ。地元の人はスヴァイシソポンとか言ってるとこだ。

で、そういえば「シソポン」って明らかにクメール語じゃないよね、スペルも変だから、違う言葉がそう聞こえるってレベルでもないし。と思って調べてたら、バンテアイミエンチェイ州の州都は「スィレイサオポアン」だと書いてある。これならクメール語っぽい。辞書ひいたら、成功(スィレイ)+美しい(サオポアン)だ。

こっからは想像だけど、タイ領になってたときにタイ語に引きずられてシソポンに変化したのかな。タイ語は二重子音も二重母音も嫌って声調で代用する傾向があるから、スィレイサオポアンがシソポンになるのはありえそう。そんで変化した結果スペルも変化させて定着してるのかも。
ということはクメール人にとってもシソポンてのは微妙な響きなのかもしれん。だからスヴァイとか呼ぶのか。今度カンボジアに行ったら聞いてみよう。

次の謎はポイペト。これも明らかにクメール語の響きじゃないんだけど、どうにも調べがつかない。

プライバシー侵害

せっかくモンドルキリで撮りためた画像を扱うのに及び腰なのは、モンドルキリで子供たちの顔や少数民族の人たちを撮りすぎた、ってのもあってね。
いっぱい撮ったんだよね、人の顔メインで。
でもそれってネットで晒していいもんなのかな?

幸い、私は極々基本的なクメール語をいくつか教えてもらってるのでカメラを構える前には、目の前にいる子供でも猫でもいつも「写真撮っていい?」と一声掛けるようして、ばーんばーん返事をもらってから(猫以外)撮るようにしてるんだけど、それだって相手はあくまで一観光客の思い出の一枚に残ることを承諾してるにすぎないので、果たしてそれをインターネットで全世界にぶちまけていいのかと。

334332218_57しかも、写真を加工してアップしてる段階で、友人知人が写ってる部分はせっせとトリミングしたりして隠してんのにさ。
日本人の知人の肖像権は考慮するのに、カンボジアの子供のプライバシーを無視するのはなんという人種差別。

たまたまこの時、少数民族の村で日向ぼっこしてたお婆ちゃんにカメラ持って写真撮っていい?ってきいたら大声で人呼ばれたりしてへこんだのもあって。同行してたクメール人のドライバーからは「きかずに先に撮っちゃえばいいいのに」って言われたけど。

ちょっとこのへんのことは勉強しなおさないといけない。ジャーナリズム論とか含めて。

次からはやっぱりちゃんとカメラを出す前に、自分の身分を明らかにして、インターネットの素材として使いますよってことを説明しないといけないのかな。猫にも。

334332218_121そういえばプロカメラマンって、やたらダサいジャケット着てかっこ悪いカメラケース下げてるけど、制服の記号化的な意味も持ってんだろうね。一眼レフ+でかいレンズってのも写真性能以外に見た目の名刺みたいな理由もあるんだろう。
コンデジじゃただの観光客だけど、あっちの出で立ちでシャッターきったら有無を言わさず掲載許可得たようなもんだ。

えーと結局は、α100が欲しい、という話でした。

タイ大使館焼き討ち事件

2003年1月に、カンボジアのタイ大使館前でデモを行っていた大学生たちが暴徒化し、タイ大使館内に突入しガソリン撒いて火をつけた事件。
大使館以外にも、在カンボジアのタイ企業や在住タイ人も被害にあって、一時は国交断絶までの大騒ぎになった。

このニュースの約1ヵ月後に自分のカンボジア行きが決まって、おおオレはあの国に行かされるのかーと震えたもんだ。

表向きの発端は、タイの女優が「アンコールワットは元はタイのもの」と発言したらしいとカンボジアのメディアが報じたことで、カンボジア人の愛国心に火がついた、というもの。
実際は、半年後に総選挙を控えた人民党が国民を束ねるためにわざと策略して、それが思いのほか騒ぎが大きくなりすぎたとかなんとか。

当時は、根も葉もない作られた噂でここまでの騒ぎをしちゃうカンボジア人の民度の低さとかも話題になったもんだが。

なんでこんなこと書いてるかというと、あるある大事典の納豆騒動で思い出したから。

カンボジアに小学校をたてよう!

ポルポト時代のせいで小学校が足りてないらしいカンボジアに新しく学校をつくるぞ!
方法としては、カンボジア政府が計画してるところに支援するやり方と、こっちが建てたいところに建てるやり方とあるけど、前者にもいろいろと複雑な問題があるので、今回は独自に建てることにしよう。

場所はどこがいいかな。本当に学校が必要な北部国境地域や東部少数民族地方とかは、建てたとこで自慢するのが難しいのでパス。やっぱり観光客が多くてわかりやすいシェムリアップ周辺とか、プノンペンから近くて最近流行ってるプレイヴェーンとかスヴァイリエンあたりかな。
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滝遊び

カンボジア人は滝が好きですね。
休みの日に友人と連れ立って、お弁当とか用意して、半日滝でゆっくりするのが至福のイベントみたいです。

滝に行こうなんて誘われてついていくと、「ただの段差じゃん」みたいなところでも大喜び。
服とか気にせずに飛び込んで大はしゃぎ。
見ていてうらやましいです。
カンボジア人のあの無邪気さはマイナスイオン効果だったんですね。

01507.JPG
写真はシアヌークビル近くにある「クバールチャイの滝」。
カンボジアの中ではかなり立派な滝です。

人って

何だろね。

生きるって何だろね。

日本に生まれて、
あの人はカンボジアに生まれて、
その違いは何だろね。

がんばって生きて、もがいて生きて、
その先にあるものって、
一生懸命生きることの意味って、
何だろね。

たまにはこういう日記も書きます。
សូមឲ្យបានល្មមសំរាក។

後日追記:
この日、カンボジアの友人が交通事故で亡くなったとの連絡を受けました。
写真はシェムリアップのチェンラゲストハウス。

ねずみの看板

例の世界で一番えらいねずみさんです。
これはおそらくレストランの看板ですね。
カンボジアはまだまだ世界の商業の流れに乗っていないので、この手の看板がたくさん生き残っています。日本だったらこの程度でも、即効で黒いスーツの方々(想像)がやってくるのでしょうね。 

micky.jpg

映画観に行きたかった

ずっとなんとかスケジュール作ろうと思ってたのに、結局行けずじまい。今日の午後からカンボジア映画3本。
これ↓

http://www.cinematrix.jp/dds/program/rithy_panh_and_cambodia/

ドキュメンタリー・ドリーム・ショー 山形in東京2006
・14:30~ さすらう者たちの地244979892_196
・16:40~ S21 クメール・ルージュの虐殺者たち244979892_78
・19:00~ アンコールの人々

リティー・パニュの映画なんてなかなか日本で観る機会ないのに。無理してでも行っとくんだったなー。

でもよくよくページ観たら、山形に行けばいつでもビデオで見れるのかー、そっちのほうが近いかも。