2003年1月に、カンボジアのタイ大使館前でデモを行っていた大学生たちが暴徒化し、タイ大使館内に突入しガソリン撒いて火をつけた事件。
大使館以外にも、在カンボジアのタイ企業や在住タイ人も被害にあって、一時は国交断絶までの大騒ぎになった。
このニュースの約1ヵ月後に自分のカンボジア行きが決まって、おおオレはあの国に行かされるのかーと震えたもんだ。
表向きの発端は、タイの女優が「アンコールワットは元はタイのもの」と発言したらしいとカンボジアのメディアが報じたことで、カンボジア人の愛国心に火がついた、というもの。
実際は、半年後に総選挙を控えた人民党が国民を束ねるためにわざと策略して、それが思いのほか騒ぎが大きくなりすぎたとかなんとか。
当時は、根も葉もない作られた噂でここまでの騒ぎをしちゃうカンボジア人の民度の低さとかも話題になったもんだが。
なんでこんなこと書いてるかというと、あるある大事典の納豆騒動で思い出したから。