またまたまたプノンペンす

バンコクは昨日出た。
ほんとは早朝前に出発して、AM3:30のモーチットからの始発に乗ろうと思ってたんだけど、
前日っつーかその日、日本人と飲みに出たりしてて、さすがに夜中にそのまま出発する気力がなかったので、午前2時に宿に帰ってそのまま爆睡。
それでもがんばって8時におきて、TAXIでモーチット、10:30のバスでアランヤプラテートへ。

国境に着いたのは15:30くらいだったかなー。
いつもは早朝便で4時間くらいなんだけど、さすがに日中はちょっと時間がかかった。

で、カンボジアに入ったのは16時過ぎ。
そのままシェムリアップ行きの詐欺バスに混ざろうか、ポイペトに一泊しようか迷ったけど、
なんとなくの判断でカムリでバッタンバンへ。
だって、シェムリアップ行きは500バーツくらいするし、明日のポイペトからのバスも実はあまりお得じゃないし明日疲れるし。
前部座席2人分を大人買いして(といっても普通に1シートだけど)楽々バッタンバン2時間。

いつものロイヤルに一泊し、今朝10:30のバスに乗って、16:00にプノンペン到着。

キャピトルのバス、シェムリアップからとかベトナムからの便は、ゲストハウスっつーかレストランの前に横付けするんだけど、なぜかバッタンバン発はいままで
オリンピックスタジアムの方に到着することが多かった。
でも今日のバスは、レストランの数軒となりのキャピトルオフィスに到着。
歩いてキャピ3に行けたので楽だった。

さー1ヶ月ぶりのプノンペン。
何を食べよっかなー。

プレアヴィヒア

プレアヴィヒアが世界遺産になること決定だってよ。
カンボジアにはまだ未来があるんだ、こんなにうれしいことはない。

タイとの国境にある遺跡で、ずっと昔からタイと領有権争いをしてきたけど、
なぜかこないだタイがあっさり身を引いて、あっという間にカンボジアの世界遺産決定。

これで一気に観光客増えるんだろうなー。
でも、多数の人が行くのは、カンボジア側からじゃなくて、楽なタイ側からだろうから、
世界遺産「プレア・ヴィヒア」じゃなくて、ただの遺跡のカオプラビハーン(笑)だけどね。
はやく「プレア・ヴィヒア」行きてー。
有名になる前に行っておけなかったことがちょっとくやしいけど。

しかし、大問題も。
タイが。
実は、バンコクでのこの件に関する騒ぎって、日本でイメージするよりものすごく大きいの。
政府があっさり領土をあきらめたことで、市民から猛反発が。
ここ数週間、ほんとに毎日、決まった場所でそこそこ大規模な反対デモやってる。
もちろんプロ市民の皆さんだけど。
サマック首相が世界遺産容認したことへの責任問題から、
タクシン元首相のカンボジアとの裏取引の噂、
それ内閣不信任だーとか騒いでて、しかもまたクーデターの噂もちらほら。
まー遺跡の話は、単なるカードの一枚にすぎないんだけど、
今回のユネスコの決定によって、騒ぎが拡大することは必至。
タイがまた荒れるよ。
こんどこそほんとに国がなくなるかもよ。

ねー。
誰?裏でタイをかき回してるのは。
こんなに早くユネスコの決定を操作できるのは誰?
はっきり言ってプレアヴィヒアなんて、政治の裏がなければ世界遺産になるような
観光地ではないよ。
ほんとに。
前回のクーデター後の選挙、結局タクシン派が勝って元の政権に戻ったけど、
どうしてもタクシン一派をひきずり降ろしたい人たちがいるらしい。

クーデター、選挙、不信任、選挙、スキャンダル、選挙。
何度も揺れれば、いつかは市民も厭悪してきて、
最終的には表向きは「選挙」という民主主義的手法によって、
思い通りの政権を作り出すことができる。某大国の得意技だ。
まじで誰なの?その先に何があるの?

でさ、カンボジアは?
たなぼたで世界遺産が増えて、フンセンがまた儲かって、めでたしめでたし、か。

プレアヴィヒア閉鎖

カンボジアでそこそこ大きなニュース。
「プレアヴィヒア閉鎖」。
カンボジア側が「周辺国境に軍を増派」だって。

こないだのニュースを受けてのことだな。
バンコクでも毎日大きなデモやってるし。実は結構大変な事態。

でもーそろそろ選挙。
5年前の反タイ暴動も選挙のために仕組まれたことだよねー。
今回のこれも、ぼーっとしてるカンボジア国民にとって、多少のナショナリズム高揚効果は
あるだろう。

もしかしてタクシンとフンセンの取引は、想像より深いものがあるのかなー。

タクシン

あのタクシンが、大好きなカンボジアに。。。
せっかくタイからは追い出せたのに。。。

http://www.newsclip.be/news/2008618_019405.html

http://www.bangkokshuho.com/news.aspx?articleid=5401

どうも奴は本気でカンボジアに進出してくるようだ。
とりあえず、温存していたタイにとってはどうでもいいプレアヴィヒアカードを切って、
カンボジアのいろんな利権をあさりまくってる。

フンセンさんよー、こいつはベトナムの時のようにはうまくはいかんぞ。
へたすりゃーまた国ごと飲み込まれるぞ。
ポルポトが中国を連れ込んでどうなったのか忘れたのか?

はっきりいってクメール人のカンボジア王国は存亡の危機へと向かいつつある。
助けてサムレンシー!
いつまで黙ってニコニコしてんのシハモニ!

ラナリットってまだ生きてる?

20000R

こないだの国王誕生日にあわせて発行された、
新しい20000リエル札をゲットした。

そもそも20000リエル札なんて持つの初めてかも。
だいたい1枚500円。
よく考えたら、なかなか使い勝手がいい額面じゃないか。

表はシハモニ国王。裏はバイヨン。
これほんとにカンボジアのお金?って思うようなデザインで、
リエル札にいままで見られなかった各種偽造防止技術がたくさん。
ユーロのようなホログラムの帯や、パールインキ、でこぼこ印刷、
かたむけると浮かびあがる文字、などなど。
日本のお札のように、絵の中に隠し文字とかあるんじゃないかと探しているが、
なかなか見つからん。

たぶんこのデザインでこれからも高額紙幣を新しくしていくのかな。
そんで、目指すはドル脱却。
たぶんドル崩壊がもうすぐだからねー、ちゃんと準備はしてるんだねー。

大量に両替したので、あちこちで自慢しながら使ってる。
カンボジアの人もまだ見たことない人がほとんどで、興味津々で大人気。

中には「これタイのお金?」とかいうやつも。
お前は自分の国の王様の顔も知らんのか。

早朝ごみ拾い

夜中にスタンミエンチャイのごみ山いってきた。

理由はこのへん。
・プノンペンのごみ収集って、もう夜の2時くらいからトラックが動いてる。
・高価値のごみはトラックから落とされるその時が狙い目。
・つまり真夜中もごみ山では人々が働いてるはず。
ということで。

はい、興味本位ですよ。
カンボジアのことなら何でも知っておきたい私。

しかし、「プノンペンは治安が超悪い」というのが大嘘でも、
夜中のスタンミエンチャイ地区はちょっと別。
バイタクもあまり行きたがらないし。
ごみ山だって、真っ暗なところで何が起こるかわからない。
まさに無謀。
なにかあったら、「バカな日本人が…」っつって報道されまくり。

そこで、パーティーは3人。
比較的大丈夫かもしれない朝4時くらいに出陣。
装備は、いつなにがあっても大丈夫なように。
というわけで私はカメラ無しで行ったので、写真がない。
知人にもしものときの遺言も託した。

トゥクトゥク1台目、腕時計を確認して「怖いから嫌だ」と断られる。
2台目、なんとか入り口まで行ってもらえることに。

4時半。
アプローチの道は水溜りというか、ヘドロ溜りでどろどろ。
トゥクを降りて、道路の一番はじの乾いたところを慎重に進む。
みんな懐中電灯だけが頼り。

そして山の頂上へ。

たくさんの方々が働いていた。
真っ暗い中。
ヘッドライトを装備して。
昼間よりは少ないようだけど、それでも100人くらいはいたような。
ごみのトラックも次々とやってくる。

じっくり、働く姿を眺めさせてもらっていると、徐々に太陽が。
ごみの山、遠くにプノンペンの灯り、朝焼けの空をバックに働く人々のシルエット。
言っては悪いかもしれないけど、カンボジアでいままで見た中で一番美しい風景だった。
アンコールワットの朝日なんてすっぽん。

今回発見したこと。
・暗いと蝿が飛んでない。
・夜中はやっぱり子供は働いていない。
・みなさんの朝食、山の上、ごみを落としてる10m脇に屋台、ぶたごはん1000リエル。

これを読んで、行ってみたいなと思った人。
昼間はいいけど、やっぱり深夜はやめたほうがいいっす。
今回は大丈夫だったけど、あの周辺地区の夜の治安はほんとやばいらしい。
一応ね。

プノンペンて危なくないですか?

昨日、本屋に行こうとモニボンを歩いていたら、
カンボジア人の雇われ運転手の乗用車が、ご主人様の中国人を降ろそうとして
いきなり幅寄せしてきて、停車直前に、歩いている私の左手に後部ドアのところが
かすかにこつりとあたった。
ので、
0.03秒の判断で派手にこけてみる。こけるっつーか、横の木にしがみつく。
もちろん、左手でドアをドンッと叩きながら。

あきらかに見えているのに、気づいていない振りをしながらそそくさと
助手席から降りて横の建物に駆け入っていく中国人。
起き上がろうとしている私と目が合って、あわててアクセル全開の運転手。
信号無視して無理な追い越しで逃走。
ごめんね、あなたはそんなに悪くないよ。
中国人は許さん。

そして、2つ目。こっちがほんとの危険情報。
またやってしまったモト飛び降り。
しかし今度は飛び降りて正解。

夜9時、川沿いからオルセーのキャピトルへ、トゥーサウザントリエル。
川沿いのどこからだろうと、西へ向かえばモニボンで、ちょっと調整すれば
オルセーに着くはずなのに、なぜか北のワットプノンのほうまで。
こりゃまた何も知らないくせに乗せちゃうアホなモトをつかまえちゃったかと、
おいおいどこに行くんだよオルセーはあっちだよ、と英語で言うと、
『OK、OK、そこをあっちに曲がるから』と適当な返事。

その角を曲がったはいいけど、今度は余計な細道で右折、
その後も変なところを曲がったりの繰り返し。なんだこいつ。

そしてある重大な事態を認識。
さっきから前のバイクも同じ方向に向かっている。
というか、このいま乗ってるドライバーが、前のバイクについていってる。
おいおい。
もしや、と、さりげなく後ろを確認すると、これまた同じ動きのバイクが一台。
こ、これは。

はい、即、飛び降り。
前回練習しておいたおかげで、右折中のモトから見事に着地。

ここで普通なら、なんだよここで降りるなら2000リエル払えよ、
とか言われるはずだが、何故か客を失ったモトはそのまま直進して消えていく。
こえー。余計こえー。

で、冷静に現在地を確認してみると、
なーんだ知ってる場所じゃん。しかもキャピトルまでもう近いし。

つって歩いてたら、前からバイクが。すぐ横で停まって『モト?』と。
うおーい!
さっき前を走って先導してた奴じゃん。
もちろん無視。

ちょっと歩くと、またモトが。
うへあ!
さっき後ろからついてきてた奴だ。
できればこんなところを歩き続けないほうがいいのだろうが、
さすがにこいつらには乗れん。
慎重に首を振ってふりきる。

まあ、その後は無事にキャピトルまで歩いてたどり着いた。
ただで川沿いからこれてラッキー。

ところで、あのまま乗り続けていたら、次に来たモトに乗っていたら、
いまごろどうなっていたんだろう。

カンボジアのカレー

クメ料理のココナツカリーとかじゃなくて、あくまでカレーライスの話。

こないだAIKOに行ってきた。
パラゴンにある謎の日本食屋。
気になってたけど、怖くて近寄れなかった例の場所。
バッタンバンから連休でプノンペンに遊びに来ていたお客様が、日本食を食べてみたい
というので、ちょうどいい機会だと。

時間帯が、お昼過ぎの微妙な頃だったせいもあるけど、
客は我々のみ。
客がいないからエアコンも切ってある。客が一組くらい入ってもエアコンは入れない。

で、ここでうんちく。
日本食レストランのレベルを判断するためには、カレーがポイント。
特にカツカレー。
ごはんの炊き具合、ルーの再現度、野菜の切り方、カツの揚げ度、油の様子、肉の扱い、
これらを一度に判断できる素晴らしいメニューがカツカレー。
うそ。

さて、AIKOのカツカレー。
最悪。
なんじゃこりゃ。
一見まともそうでも、よくみると透明なスープにカレーらしきかたまりが混じってる状態。
味はカレー風味にすら到達してない。
カツもハムカツかと思わせるくらい貧弱。
別に食通じゃなくて、オルセーの屋台飯で満足できてしまうくらい食べ物にはうるさくない
私でも、これはひどい、と口に出して言ってしまった。
つうちゃんのカレーは名シェフが作ってるのではないかと勘違いしてしまいそうなくらい。
チェンラのかつてのカレーはよもや鉄人が指導してたのではないかと思わせるくらい。

つーかさ、カンボジアにある日本食レストランなのに、メニューがタイ語ってどういうこと。
置いてある雑誌もタイ語のだし。
どういうこと、っていうか、パラゴンがタイ資本なのは知ってたけど。
AIKOがポイペトのタイカジノにあるレストランの支店だということも知ってたけど。

おまけにのり巻きがまたひどい。
ごはんの酢漬け。酢昆布よりすっぱいごはんを想像してごらん。
連れて行ったカンボジア人が
「私は日本に住めそうもありません」
と言っていたくらい。

カニカマサラダ。
メニューの写真では、グリーンサラダの上にカニカマを何本か添えてある、という
普通によくあるサラダだったはずなのに、出てきたのは、
ほんのちょっとのツマの上にカニカマを並べただけの、サラダではなくただのカニカマ。

しかもそれぞれ一品$3.5くらいした。

ちなみにスイカシェークはおいしかった。
タイから刺客がくると怖いので、一応フォローしとく。

やっぱり知らない店にお客様を連れて行っちゃいかんね。

次はソヴァンナの回転寿司にチャレンジ。

カンボジアのコレー

とにかく数年前から韓国の進出がすごい。
アンコールを訪れる観光客もすごいけど、プノンペンへの投資がものすごい。
韓国資本でばんばん開発してるし、ビルも建ててるし、銀行もできちゃったし。
在カンボジア日本人が1000人足らずなのに対して、韓国人は1万人以上という噂。
韓国人の投資のためのコンサル会社だけでプノンペンに何十社もある。

が、ここに来てちょっと失速中。
つーかカンボジア政府とか、中華系の財界とか、いろんな方面から
韓国による植民地支配を阻止しようという動きがでてるらしい。あくまで噂。
実際に、シアヌーク通りに韓国資本で建設中だった超高層ビル「Gold Tower 42」、
飾ってあったモデルは撤去され、フェンスの文字も消され、
テレビCMも最近やってないし、工事がどうも進んでないような感じ。
問い合わせてみると「順調です」とは言うんだけど、どうも怪しい。
湖の北の「CAMKO CITY」だってずーっとずーっと造成中。いつになったらできるの?
というわけで、どうもカンボジア人の間でも韓国への不信感がつのりつつある。
同時に、韓国人によるカンボジア女性人身売買の問題も大きくなってるし。

で、なんで今この話を書いてるかっていうと、昨日のニュースで
「日本企業がカンボジアで銀行を開業」
っていうのがあったから。
おー、いよいよ我らが日本もカンボジアに本格的に進出を始めるのか、
韓国には遅れをとったが、これからだなカンボジアの未来は、
とわくわくしながら詳細を調査開始。
その銀行の名は、

「マルハンジャパン銀行」

おーい!
違う、違うよ。日本企業じゃないよ。いや、日本にある企業なのは確かだけど。

補足1:
意味がいまいちわからない人は、「マルハン」「韓昌祐」「ドラゴン銀行」「民団」
あたりで調べてね。私は別に嫌韓厨じゃないよ。

補足2:
上の書き方だと、カンボジアでの韓国ブランド使用に行き詰って、いつものように
日本ブランドを利用しようとしているようにも読めるが、実際はもっと単純で、
パチンコマネーと北朝鮮とロンダリングだね。なるほどカンボジア。

とうもろこし

すごいいきおいでほとんどぜんぶとうもろこしをたいらげてたよ。
とちゅうでまめもちょっとたべたよ。
とうもろこしだけじゃたりなくてさいごにこめもちょっとたべたよ。

意味はわからん。
たぶん、今年はとうもろこしが豊作。豆も米も順調。
そんな簡単な解釈でいいんだっけ?
ちゃんと審判の占い師がいて、いろいろ解説してたけど、何言ってたかわからん。

とうもろこしっていうと、小麦価格の上昇とか、バイオエタノールとか、地球温暖化とか、
ゴアがむにゃむにゃとか、オイルマネーゲームの対抗とか、ユダヤの地球資本買占めとか、
ドル基軸の崩壊とか、アラブ統一通貨とか、アメリカ崩壊で世界の多極化とか、
そういうことですかねー、ねえ牛さん。

Global Peace Index 2008

バンコクあたりでよく日本人旅行者と会って話をすると、
信じられないことだがいまだに、

「カンボジアって危なくないんですか?」
「治安が心配でプノンペンには行けません。」

って人が意外と多かったりする。
それだけまだまだ未知の国なんだなー。

世界の平和度ランキング、ってのがあって、その2008年最新版より。

第1位 アイスランド
第5位 日本
第91位 カンボジア
第97位 アメリカ
第118位 タイ
第133位 北朝鮮
第140位 イラク

そういうこと。

http://www.visionofhumanity.org/gpi/results/rankings/2008/

ミャンマー情報紙を押収

カンボジア警察当局は19日、同国の英字紙カンボジア・デーリーに4ページ分を挿入する形で頒布が始まったミャンマー情報紙「ビルマ・デーリー」を新聞販売店などから押収した。カンボジア情報省は「無許可出版」を押収理由としている。

情報省GJってだけ言っておく。
カンボジアデイリーってのがなー、カンボジアでミャンマーの情報紙だすなんて、、、
ばればれじゃん。もともとばればれだったけど。
このじじいほど「偽善」ってのが似合う人もいないわ。

↑ここのコメント、ほんとはもっとはっきり書きたかったけど、びびって書き直した。

ホーチミン~シェムリアップ間バスが時間短縮

サイゴンバス社(サパコツーリスト)は今月19日から、ホーチミン市~シェムリアップ(カンボジア)間の国際長距離バスの運行を開始する。このバスは東南部タイニン省サーマットとカンボジアのコンポンチャム州Trapeing Phlong間の国境を通過する。これまでのモクバイ~バベット間の国境を通るルートより80キロメートル短縮されて500キロとなるため、運行時間も2 時間ほど短くなるという。

比較地図書いてみた。ちょっとうそ。
これ、プノンペンにとってはかなり痛い話。
ただでさえ観光客少なくて、単なる通過ポイントだったのに、通過すらしなくなるじゃん。
「さっきプノンペン着いて明日シェムリアップなんですよorホーチミンなんですよ」
っていう旅行者ばかりでがっかりしつつ、それでも貴重なプノンペン訪問者だったのに、
そういう人すらいなくなる。
でも、ちっと一度は乗ってみたいな。ホーチミンからコンポンチャムあたりまででいいから。

してはいけないこと

キャピ近くからアジーホテルに行くのに、モニボン流しモトを捕まえて「1000リエルな」
ってことで乗ったら、走ってる途中でドライバーが、
「やっぱ3000リエルだから、3000リエル払えよ」とかわけわかんないこと言い出しやがって、
だったら乗らねーからいますぐここで止まれ、って何回言っても止まらず、
呪文のように「3000、3000、」言ってるから、無理矢理後部座席で車体ゆすって、
ひるんで減速した隙に飛び降りた。とおっ。

左股関節ちょっと痛める。

変なのにあたって、50円くらいしょうがないか、ってあきらめるのが正しい選択よね。
ほんとうは。
ちょっとぐきってなったくらいだったからよかったものの、大怪我してたらしゃれにならんし。
自重しよう。
ここはよそ様の国。いくら相手が悪いといっても、こっちが調子に乗っちゃいかん。
ただ、そのまま乗ってて変なことに巻き込まれるようだったら、多少怪我しても
飛び降りたほうが正解かも。
ここんとこの判断が難しいわな。

つーかなんで3000なんだ?$1じゃねーのが謎。

で、帰り。
今度は、キャピトルどころかオルセーすらわからん田舎から出てきました兄ちゃん。
だからさー、適当に返事すんなってば。
これで1000リエルでOKだっつって、とんでもなく遠いところだったらどうするんだろうね。

ま、結論としては、健康のためそれくらい歩け、ってことで。

2週間ぶりのプノンペン

はいー、プノンペン到着。
まー2週間タイに行ってただけだから、なんともない。
でも、みんなにびっくりされる。
いつもふらっときて、ふらっといなくなると、次に現れるのは数ヶ月後だから。

さてここでプノンペンクイズ。
カンボジアの素朴さと田舎の風景を愛してやまない私が、2週間ぶりにプノンペンに来て、
最初に食事に出かけたのはどこでしょう。

1.かわいいあの子がいる豚ごはん屋台
2.なじみのおばちゃんのローカル食堂
3.KFC

ノーヒント。
こないだまでバンコクにいたのに、どうしてそこに行くか、というつっこみは想定済み。

第2問。
写真は某所の一押しセットメニュー「ライスコンボ」ですが、間違いがひとつあります。
なにが間違ってるでしょう。

答え:ライスコンボはチキン2つとライスとコールスローなのに、なぜかマッシュポテトも
のっている。店員が間違えたらしい。ラッキー。

ソリヤに行ったら、入り口のところで四川大地震の募金活動をしていた。
そっかー、川菜館とかあるわけだし、プノンペンは四川省関係者も多いだろうね。

ちなみにカンボジアにいる中国系・華僑系の人たちは、出身地別にだいたい
わかれて拠点を持っているので、プノンペン、シェムリアップ、バッタンバンと、
それぞれ中華料理店の料理の種類が違う。これ豆知識ね。

スーパーでお釣りでもらった50リエル札が邪魔だったから、募金箱に入れたら、
その場に座ってた中華系女子高生30人くらいに一斉に起立されて笑顔で拍手された。
ちなみに募金箱の中は、10ドル札とか20ドル札とかばかりだった。
すいません。

コンポントム

プノンペンへ移動中です。
一回目の休憩。

コンポントムの市場ってこんなに立派だったっけ?

それにしても、コンポントムにはここ以外に休憩スボットは無いのか。
いつものホテルの前。
各社バスがいりみだれてる。

今回は、チェンラ一押しっつーか、関係の深い、ポンルーアンコールなんちゃらバスに乗りました。到着地点がダムコーで不便なのがちょっと。

じゃあ、クモ食べに出発します。

シェムリアップ

ま、さすがのシェムリアップも2ヶ月じゃたいしたかわらん。

6号からシボタに入ってちょっとのところに、また新しいショッピングセンターを建設してるみたい。
今度はラッキー系。
写真撮ったけど、このネットカフェ繋ぐのめんどいので、また今度。

チェンラのみんなは相変わらず。
こちらも2ヶ月ぐらいだと、みんな「おいー」っては言うけど、1年ぶりとかに来た時ほど驚いてはもらえない。

しかし、落ち着くなー。帰れる場所があるってのはいいね。

カンボジアへ

久々にカオサンバスになんか乗ってます。
もちろんまだシェムリアップになんか到着していません。
国境であいかわらずの4時間待ち。
あいかわらずのひどい道。
激しい雨。
うるさい車内演歌。

いまレストランで休憩。
暗いし雨だし寝てたしでどこだかわからない。
クラランあたりだろうな。
トイレに入ったら隣でおばさんが鼻歌で演歌をうたってる。
かえるがないてる。
猫もないてる。

チェンラ到着。
部屋は?「いっぱいあるよ」だって。
ほんとに客ぜんぜん入ってない。

行列カンボジア

テクノロジーを駆使して、カオサンから日テレを見てる。

例の行列のできるほにゃららでカンボジアに学校を建てるってやつ。
今日の放送はそのオークションの模様。

いままで、かなりの番宣と各種方面からのプッシュが大きかったので、
なにかものすごい邪念がカンボジアを食い物にしようと動いてる
のかと疑ってたのだが、まだ途中だけど今日の放送見てて安心した。

お遊びと単なる面白い企画ってだけだった。
エンターテイメントですね。

化け物のような巨悪がうごめいてるナントカリーナ・ジョリーとか、
うす汚い売名行為だけのほにゃららなにかとかと違って、
こういうのほほんと楽しめる企画はいいね。

もちろん、この日本人のお遊び企画の裏でカンボジアで犠牲になる人々は
少なからずいるんだろうけど、まあ、まあね、仕方ないんだよ、今は。

ところで、これって集めた金どうするんだろうねー。
(集めた金っていうか、経費と収入を無視して、集めたことになってる金)
自力で学校建てるとは思えないし、ばっくれるわけにもいかないだろう。
どっかの有名NGOに外注かな。Jなんとかとか。
ん?まてよ?アグネス・チャン?まさかな。あれが関わってたとしたら遊びじゃ済まん。

これでカンボジアにまともな学校が建たないとしても、
(まーまず建たないと思うけど、まともなのは)
ほんのわずかでもテレビを視ている人の心がカンボジアに触れてくれれば、
いつか何かの拍子でカンボジアに良いものが注がれるかもしれないし。

まあ、ぜひね、もっと続けてカンボジアに鉄道を敷いてほしい。
敷いてほしいっつーか、保線して。