シェムリアップ全面工事中

いまはオフシーズンなんでしょう、シェムリアップのオールドマーケット周辺は全ての道を掘り返していて、マーケット内に入るのも一苦労です。
シソポン~シェムリアップの道も、あちこちで測量をしていて、いよいよ舗装されるようです。完成予定は2008年。というか、それ以前にはいろんな圧力より開通させられないそうだ。ま、いろんな利権がね。

あ、あと、1000リエル札が新しくなってた。プノンペンで友人が持ってて自慢されたんだけど、その後どこでも出会えなくて、シェムリアップの両替屋で見つけて交換してもらった。

ブルー系のパープルでかっこいい。

さて、チェンラにきてしまうと、どうもゆっくりぼーっとしてしまう。なんかそんな癖がついた。

これではいけないと歩き出しても、「あ、タケオのシェイクでも久しぶりに」とタケオ食堂でぼーっと。
タケオとチェンラの間によさそうな食堂ができましたね。朝にクイティウ食べるにはぴったり。

そんでチェンラで大事件が!
マウが結婚!?
ほんとかよ。

そう、あのかわいいマウ。ちょこちょこ駆け回っててねー、日本人のファンも多かったみたいだし。
えー、もう結婚したらしいです。12月に。 いまはチェンラをやめてオールドマーケット近くで働いているとか。
せめてもの救いは相手が前から付き合っていたクメール人の彼氏だということ。これで相手が日本人とかだったらどんな手を使ってでも止めさせたのに。
子供できたとかそういうわけでもなさそうなのになんで。まだ全然若いだろうに、20歳前でしょ。あーあ、でもお幸せにね。
ソティアとかは若すぎる結婚にちょっと否定的な話し方だったんだけど、マウもいろいろ考えたんだろうね。

シェムリアップ

予想通りというか、やはりシェムリアップは劇的に変わっていた。

チェンラにはなんか敷地内にネット屋ができてるし。
チェンラの敷地内で液晶ディスプレイでXPという良い条件だが、15分1000リエルという激高っぷり。
いまやバッタンバンでも1時間1500リエルなのに。

スターマートにカフェができたのは知ってたけど、24時間のATMまである。
ATMは驚いた。オールドマーケットの横にも銀行ができていて、そこにもATMがあった。クレジットカードはもちろん、シーラスやPLUSのキャッシュカードも使える。

それに比べて相変わらず変わってないのは、シソポンからシェムリアップへの道。いまは乾季なので、雨季のようなどろどろで通行不能というまでではなかったけど、なかなかのダートっぷりでした。ここまでくると「わざと」だっていう噂もうなづけますね。

バッタンバン最終日

そして今日は、僕の人生にとってかなり重要な日でもありました。

午前中、聾唖者のための学校にいってきました。目の見えない子供たちに点字を、耳の聞こえない子供たちに手話を、さらに一般教育全般を教えていて、彼らが公立の学校に通えるためのサポートをしています。また職業訓練課程も備えていて、カンボジア音楽や踊りの指導などもしています。
日本ではあたりまえですが、カンボジアにこんなにきちんとした学校があるとは思っていませんでした。
日本で手話なんか全然覚えてないのに、カンボジアの子供たちから手話を教わってきました。

お昼は、昨日に引き続き、お寺でお坊さんがやっている日本語教室へ。もちろんそのお坊さんが日本語教育の技能を持っているわけではないのですが、4年間も日本語勉強していて、まったく問題なく僕と会話できるくらいで、教え方もなかなかしっかりとしたものでした。これできちんと発音をなおしてくれる日本人がついていれば、将来きちんとした学校にもできるんじゃないかな。

午後は職業訓練センターで今後の計画の打ち合わせ。なかなかいいプロジェクトになりそうです。

大きく確実に波がやってきてます。
バッタンバンではやることがまだまだあるのですが、そろそろ次に移動しなければなりません。
明日はシェムリアップに移動です。

カンボジアの思い出

3週間弱の予定の今回のカンボジア。
あっという間に半分が過ぎました。まだまだやりたいことあるし、まだまだ見たいところもあるし、これからずっとカンボジアに関わって行きたいという思いが更に強くなりました。

約2年ぶりにバッタンバンの職場をゆっくり訪れて、忘れていたことをいろいろと思い出しました。

来てすぐのころ、訓練センターの敷地に忍び込んだ小さな姉妹から手紙を手渡されたことがありました。
そこにはつたないクメール文字で、「おかあさんがびょうきでこまっているので$10かしてください。このてがみのことはだれにもいわないでください。」と書かれてました。
日本人が新しく働きに来たという噂をどこからかきいて、一生懸命手紙をかいてきたのでしょうか。
僕が彼女たちの目の前で手紙を読んでいると、センターの先生がやってきて、その瞬間、小さな姉妹たちはあわててどこかに走り去ってしまいました。
それ以来その子たちの姿はみていません。 このこと、2年間すっかり忘れてました。
手紙を渡された時と同じ場所に立ってみたら、ふと。

北澤がバッタンバンに

きてるらしい。日本のテレビ局とかもきてるとか。
北澤さんはこれまでも何度か、カンボジアの子供たちにサッカーを教えにとかやってきてますね。今回は、学校を建てたとかで来訪したみたいです。
でも、あまり知られてないですよね、サッカーの北澤がカンボジアに関わってるなんて。カンボジア人にも、キタザワって言っても誰も知らないし。もうちょっと話を広げてもいいんじゃないかな。
こっそりやってるのもかっこいいけど、きちんと宣伝するのもなによりカンボジアのためだと思う。

誰かサッカー関係者の方ここを見てたら、北澤氏にそう伝えてください。

さて、今日はバッタンバンの職業訓練センターをいろいろと取材してきました。
ここでは、コンピュータ、縫製、理髪、野菜装飾加工、などなどを指導していて、中でもヘアカットのクラスでは、近郊の小学校から子供たちを連れてきてカット練習をさせてもらうかわりに無料で髪を切る、という面白いシステムをとっています。
小学校まで子供集めに同行したり、丸一日見学させてもらいました。そしていろいろとこれからのお願いもしてきました。サンプル製作なども快く引き受けてもらって、たいへんありがたいです。
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夕方からは、知り合いの坊さんを尋ねてお寺へ。
前にちょっと彼に日本語を教えてたことがあるのだけど、なんと今はその坊さんが独自に日本語教室なんか開いてるらしい。
すごいな。でもバッタンバンでは日本語を教えてくれる先生が見つからなくて大変らしい。協力隊員なんかがちょっと手伝ったりしてくれてはいるみたいだが。
というわけで明日は、その坊さん日本語教室を見学させてもらいます。

バッタンバン!

昨日の夕方、5時間かけてプノンペンからバッタンバンに到着してまずびっくり。
外人が多い!

2年前には、NGO関係者が少しいるだけで旅行者なんてほとんど見なかったのに、レストランには白人旅行者があふれかえっている。
というわけで安いネットカフェなんかも、うじゃうじゃできてる。
自分で来ておいてなんなんだが、みんな何しにくるのだろう。何もないのにバッタンバンなんか。

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さて午前中は、以前働いていた職業訓練センターに顔を出してきました。
ほんの数度しか会ったことない先生も、名前までしっかり覚えててくれて感激。
午後からは、かつての教え子の家までおじゃましてカンボジアの田舎の午後を満喫。飼い犬にすげー吠えられた。

明日は丸一日、職業訓練センターの取材をさせてもらいます。

移動日

一週間近くいたプノンペンを離れ、次はバッタンバンへ。
これからバスに乗り込みます。

手近にキャピトルツアーのバスで移動しようかと思っていたら、バイタクの友人が「料金は同じだけど、客を連れて行くとマージンがもらえるとこがあるんだ」と、セントラルマーケット近くのプノンペンパブリックトランスポート(昔のホーワジェンディング)へ。

たしかにプノンペン~バッタンバンは、だいたいどこも同じ$3.5。そして彼はそこで$0.75受け取っていた。バス代はいったいいくらなんだ。

PhnomPenh Holiday

日本語入力できません このネット屋
Hageshiku mendou nanode, mata kondo.

というわけで、以下次の日編集。

土曜の夜は、プノンペンの大型ディスコ「SPARK」へ。

ここは、不良外国人や売春婦のたまる下世話なナイトスポットではなく、カンボジアの若者のための健全な最先端遊び場です。大きなホールとステージを備え、正面の天井近くに派手にDJブース。入り口の警備もなかなか厳重。

数年前、できたばかりの頃は、音楽もいまいちでカンボジアの若者も恥ずかしがってステージががらんとしていたのですが、もうすっかり定着してるみたい。

洋物からはじまって、懐かしのタイテクノへ。いやーいいねーやっぱり2002~2003くらいのタイ物は。ステージショーをはさんで今度はレゲトン。カンボジアでも流行っているのか、ガソリーナを2回もまわしていました。
ちなみに、エントランスフィーは無料、ドリンク$2くらい~。

そして日曜の夜は、バイタクの友人が出席する結婚披露宴に便乗。スタイルこそクメールですが、親戚関係者がテーブルを周ってビールを注いで注がれ、おい注いで周ってばかりいないでお前も飲め、グラスもってこ~い、そら一気だ、酔っ払ってくると事あるごとに「かんぱ~い」の連続。こんな風景はどこに行っても変わらないものなんですね。

いい料理をたらふく食って帰ってきました。

プノンペン歩きまわり

モト代節約と運動を兼ねて今日はずっと徒歩で通した。
キャピトルの近くから、王宮近くまで行って、プサートゥメイへ行って戻る。

途中で買い物してどんどん重くなる荷物を抱えて、もうへとへと。

昨晩、ネット屋でメールとmixiチェックをしたあと、宿までの道をふらっと歩いてたら、偶然知人とばったり。

いや実はプノンペンに来ていることは知っていて、前日に連絡してみたんだけど、仕事がかなり忙しいらしく「まあ来週シェムリアップで会えるね」なんて言ってたとこだ。

海外にいるとこういうことがしょっちゅうある。前にもシェムリアップでNGOやってる知人とメールでやりとりしても中々お互いの都合があわなくて会えなくて、でも何も連絡取ってない時にバンコクの路上でバッタリなんて。

ダメな時ってどんなにあがいても無駄だけど、必要な事っていうのは自然と向こうからやってくるんだよね。

明日あたりプノンペンを出て、バッタンバンに移動しようと計画していた。

買い物してたら、予想よりすごい量になって身動きが取れなくなってしまったので、荷物を送ってから移動しようと思ってたら、郵便局のEMS窓口は土曜午後と日曜休業。

えーというわけで、バッタンバン移動は月曜です。

プノンペン・リゾート

今日はメコン川の島にリゾートに行ってきました。
違います。
この島にシルク織りの村があって、そこを見てきました。素人目にもその辺のマーケットに置いてある観光客向けのシルク製品より質がいいです。そして安い。
まあお昼はリゾートしましたけど。
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カンボジアのメコン川に生息する謎の水生生物「チカエトーマダー」。

ファッション

ちょっと予定を変更して、今日は大学の日本語クラスを見学してきました。友人が日本語教師として働いているので、いろいろと案内してもらいました。いままでいくつか見た私立の日本語学校とはまた全然違いますね。

午後からはロシアンマーケットでお買い物。
帰ろうとしたら偶然、あのつぶれてたサダゲストハウスのサダのいとこだかなんだかいつもいたやつに会いました。
ちょっとこれからサダゲストハウスの顛末を聞いてきます。

カンボジアの変化について非常に衝撃的なことがひとつ。
女子高校生がかわった。 なんだ、スカートは短いわ、茶髪だわ、ストレートパーマかけたりレイヤーカットだったり。なんかすっかりタイ化している。
ほんの1年前は全然こんなんじゃなかったぞ。
あの綺麗な長い黒髪をひとつに束ねた純真なクメール少女たちはどこに行ってしまったのだ。

派手な服着て茶髪でバイクまたがって店の前でたむろってる若者の様子は、もうまるっきりタイと変わらん。うーん、発展してるってことだから喜んでいいんだよな~。

プノンペンみてまわり

午前中はドラクエのように情報をたどってお店めぐり。
午後、お寺にある障害者の職業訓練センターを見学してきました。一人でふらっと行ったのに、腕を失っている綺麗な女性に細かく案内してもらいました。感謝。
もうひとつ、女性の自立の為のNGOでも快く撮影を許可してもらえました。
そして、少数民族工芸品のお店のおばちゃんとも偶然出会えて、さっそくいろいろオーダー品の作製をお願いしてきました。あさって出来上がるそうです。楽しみ。
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というわけで今日はいい感じに仕事終了。明日は郊外の布織りの村を見学に行きます。
今夜はこれから友人とクメール料理レストランへ。

カンボジアよ、私は帰ってきた!

死ぬほど移動して首都に着きました。

9日 23:50 バンコク ドンムアン空港着陸
10日 01:00
10バーツバスで北バスターミナルへ
03:30 8割韓国人のアランヤプラテート行きバス出発
07:30
アランヤプラテート到着、モタサイ10分で国境へ
早朝がら空きの国境を越える
08:00
イスラエル人カップル、でかいカナダ黒人とパーティを組んでプノンペンまでのタクシー調達
15:00 プノンペン到着

適当に居合わせたメンバーだけど、ラエリーはカンボジアで商売やってるらしく、カナダ人も2年くらいプノンペン在住という微妙な組み合わせに。

バスターミナルの韓国人は参った。僕が着いた頃は待ってる人もまばらだったのに、突然団体でやってきてまだ開いてない窓口にずらっと並び始めた。ぼーっと待ってた他のタイ人とかもあわてて並ぶはめに。

カンボジア、そんなに暑くなくて気持ちいい。
いつのまにかサダゲストハウスはつぶれていた。

どこ行っても韓国人ばっかりだし、あれだけいたカンボジアの日本人はどこに行ったんだ?

とりあえず寝させてくれー。

成田への道

いよいよカンボジアへ向け出発です。
今回はデータの記録というのをちょっと重視してみます。

9日の行程の予定を。

まずは空港まで。家の近くにも空港はあるのですが、もちろん国際線なんか飛んでませんし、東京までの便もありません。

新幹線で東京までだと8000円ほどですが、今回はシビアにバスで行きましょう。ネット予約で2000円。いつも利用しますがこのバス、かなりお得。

4時間でバスは東京駅八重洲口へ。

ここまで節約してきたのに成田エクスプレスなんて使うわけありませんから、快速エアポート成田。いやどうせだからここはもっとシビアにいきますか。

JRで東京駅から成田空港までは1280円。

京成線で上野から成田空港までは1000円。東京~上野の150円を足しても京成がお得ですね。いっつも思うんだけど、この京成の成田空港まで行く「特急」ってわかりづらい。特急なんだから特急料金必要なんじゃないのかといつも不安になる。

さあ今回乗るのは安さにつられたはじめてのノースウエスト。ターミナル1。
出発は18:35。

そしてバンコク到着は現地時刻で翌00:05。その後まったく未定。乞うご期待。

かぼちゃプリン

かぼちゃの上の部分だけ蓋みたいに切って開けて、種とか取り出して、中にプリンの素を入れて、蓋をしてそのまま蒸す。
カンボジアの有名なデザート。

丸ごと1個で$2~$3。

デザート屋台で売ってるけど、早い時間に行かないと丸ごとは残ってない可能性大。シェムリアップだと、6号線のなんとかホテル横の広場の屋台でいつも買ってた。

さすがかぼちゃのふるさとだけあって、カンボジアのかぼちゃはうまい。練馬の大根並み。

冬至だなーと思ったらかぼちゃが食べたくなってね。

インスタント麺

タイ・カンボジアにいると、インスタントラーメンについての価値観が変えられる。

日本ではジャンクフードの部類に入るインスタント麺だが、タイなどではしっかりと食材のひとつとして存在する。
屋台で麺料理を頼むと麺の種類が選べたりして、太麺にする?細麺?黄色い麺?インスタント麺?ってな感じで、れっきとした選択肢の一つにノミネートされるのだ。しかも、格下の感はまったくなく、他の生麺乾麺と同等に渡り合う。
いや、米の乾麺なんて市場でむちゃくちゃ安く売ってるから、ひょっとしたらインスタント麺はちょっと高級食材なのかもしれない。

ポイペトから逃げ延びてたどり着いたタケオでのウェルカムラーメン
チェンラでポケットの100リエル札集めて注文したフライドヌードル
生涯忘れることのできない思い出の食事にでてくるのはすべてインスタント麺だ。
ありがとうインスタント麺!

来世、僕がもし麺類に生まれ変わるなら、インドシナのインスタント麺になりたい。