プノンペンて危なくないですか?

昨日、本屋に行こうとモニボンを歩いていたら、
カンボジア人の雇われ運転手の乗用車が、ご主人様の中国人を降ろそうとして
いきなり幅寄せしてきて、停車直前に、歩いている私の左手に後部ドアのところが
かすかにこつりとあたった。
ので、
0.03秒の判断で派手にこけてみる。こけるっつーか、横の木にしがみつく。
もちろん、左手でドアをドンッと叩きながら。

あきらかに見えているのに、気づいていない振りをしながらそそくさと
助手席から降りて横の建物に駆け入っていく中国人。
起き上がろうとしている私と目が合って、あわててアクセル全開の運転手。
信号無視して無理な追い越しで逃走。
ごめんね、あなたはそんなに悪くないよ。
中国人は許さん。

そして、2つ目。こっちがほんとの危険情報。
またやってしまったモト飛び降り。
しかし今度は飛び降りて正解。

夜9時、川沿いからオルセーのキャピトルへ、トゥーサウザントリエル。
川沿いのどこからだろうと、西へ向かえばモニボンで、ちょっと調整すれば
オルセーに着くはずなのに、なぜか北のワットプノンのほうまで。
こりゃまた何も知らないくせに乗せちゃうアホなモトをつかまえちゃったかと、
おいおいどこに行くんだよオルセーはあっちだよ、と英語で言うと、
『OK、OK、そこをあっちに曲がるから』と適当な返事。

その角を曲がったはいいけど、今度は余計な細道で右折、
その後も変なところを曲がったりの繰り返し。なんだこいつ。

そしてある重大な事態を認識。
さっきから前のバイクも同じ方向に向かっている。
というか、このいま乗ってるドライバーが、前のバイクについていってる。
おいおい。
もしや、と、さりげなく後ろを確認すると、これまた同じ動きのバイクが一台。
こ、これは。

はい、即、飛び降り。
前回練習しておいたおかげで、右折中のモトから見事に着地。

ここで普通なら、なんだよここで降りるなら2000リエル払えよ、
とか言われるはずだが、何故か客を失ったモトはそのまま直進して消えていく。
こえー。余計こえー。

で、冷静に現在地を確認してみると、
なーんだ知ってる場所じゃん。しかもキャピトルまでもう近いし。

つって歩いてたら、前からバイクが。すぐ横で停まって『モト?』と。
うおーい!
さっき前を走って先導してた奴じゃん。
もちろん無視。

ちょっと歩くと、またモトが。
うへあ!
さっき後ろからついてきてた奴だ。
できればこんなところを歩き続けないほうがいいのだろうが、
さすがにこいつらには乗れん。
慎重に首を振ってふりきる。

まあ、その後は無事にキャピトルまで歩いてたどり着いた。
ただで川沿いからこれてラッキー。

ところで、あのまま乗り続けていたら、次に来たモトに乗っていたら、
いまごろどうなっていたんだろう。

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