夜中にスタンミエンチャイのごみ山いってきた。
理由はこのへん。
・プノンペンのごみ収集って、もう夜の2時くらいからトラックが動いてる。
・高価値のごみはトラックから落とされるその時が狙い目。
・つまり真夜中もごみ山では人々が働いてるはず。
ということで。
はい、興味本位ですよ。
カンボジアのことなら何でも知っておきたい私。
しかし、「プノンペンは治安が超悪い」というのが大嘘でも、
夜中のスタンミエンチャイ地区はちょっと別。
バイタクもあまり行きたがらないし。
ごみ山だって、真っ暗なところで何が起こるかわからない。
まさに無謀。
なにかあったら、「バカな日本人が…」っつって報道されまくり。
そこで、パーティーは3人。
比較的大丈夫かもしれない朝4時くらいに出陣。
装備は、いつなにがあっても大丈夫なように。
というわけで私はカメラ無しで行ったので、写真がない。
知人にもしものときの遺言も託した。
トゥクトゥク1台目、腕時計を確認して「怖いから嫌だ」と断られる。
2台目、なんとか入り口まで行ってもらえることに。
4時半。
アプローチの道は水溜りというか、ヘドロ溜りでどろどろ。
トゥクを降りて、道路の一番はじの乾いたところを慎重に進む。
みんな懐中電灯だけが頼り。
そして山の頂上へ。
たくさんの方々が働いていた。
真っ暗い中。
ヘッドライトを装備して。
昼間よりは少ないようだけど、それでも100人くらいはいたような。
ごみのトラックも次々とやってくる。
じっくり、働く姿を眺めさせてもらっていると、徐々に太陽が。
ごみの山、遠くにプノンペンの灯り、朝焼けの空をバックに働く人々のシルエット。
言っては悪いかもしれないけど、カンボジアでいままで見た中で一番美しい風景だった。
アンコールワットの朝日なんてすっぽん。
今回発見したこと。
・暗いと蝿が飛んでない。
・夜中はやっぱり子供は働いていない。
・みなさんの朝食、山の上、ごみを落としてる10m脇に屋台、ぶたごはん1000リエル。
これを読んで、行ってみたいなと思った人。
昼間はいいけど、やっぱり深夜はやめたほうがいいっす。
今回は大丈夫だったけど、あの周辺地区の夜の治安はほんとやばいらしい。
一応ね。