在バンコクの新しいカンボジア大使館に行ってきた

在バンコクの新しいカンボジア大使館に行ってきた。
新しいといってももうだいぶたつけど。

前の大使館は、都心ど真ん中で割りと行きやすい場所にあったんだけど、
いまの場所はバンコクのはずれ。ラムカムヘン大学の方に。
ちなみにラオス大使館のすぐ近く。
反対側のカオサンからだとすげー遠い。

戦勝記念塔から安いバスで簡単にはいけるらしいけど、
地下鉄で近くまで行ってタクシー使っちゃった。

ビザ定価だと数日かかるらしくて、また後日ここまでくるのは大変だから、
もちろんエクスプレスで。
ツーリストビザ$20がエクスプレス+$5だから、ビジネス$25も同じかと思ってたら、
+$10とか言われる。ほんとかよ。
$35かー、ポイペトより高い。
でも、仕方ないのでそれで払うしか。

エクスプレスと言っても、1時間くらいかかった。
11時に申請して、受け取りは12時ちょい前。
その一時間は近くのカフェでつぶした。

一度大使館には行っておきたかったから行ったけど、
次からはやっぱり国境取得でいいな。

バンコクに着いてカオサンへタクシーシェア

バンコク着いた。
すげー久しぶり、と思ってたけど、帰ったの7月だからたった4ヶ月ぶりだった。

昨日、空港には、こっち時間深夜0時ちょうどに到着。
いい感じにバスが無い。エアポートバスは24時まで。

タクシー乗り場で列に並ばずに待ち伏せしてたら、すぐに日本人旅行者発見。
遠慮なく話しかけてタクシーシェア。
「もう一人くらいいたらいいっすねー」とか言ってたら、歩き方を手にした
学生っぽい女の子2人組から視線を送られ合流。4人でカオサンまで。

タクシーの運ちゃん、初々しい日本人4人組でカモれると思ったのか、
さりげなく紙を奪い取ろうとしながら「カオサン500バーツ」と。
あほか、メーター動かせよ、って言ってみたけど、「だって4人もいるしぶつぶつ」。
他の3人は「わー1500円くらいなら安いですよねー」って雰囲気だったので、
長引かせるのも面倒だったから、440バーツで合意。もちろん高速代込。

女の子達はカオサンの中級ホテルを予約してあるというので、そこまで誘導して、
もう一人は調べてきたゲストハウスに行ってみるというので解散。
ひとりいつもの寺裏マイハウスへ。

やっぱり旅はいいなー。

アジわいキッチン チェーッ クティ

アジわいキッチン、ラスト。
タピオカとバナナのやつ。

代々木の人が発音したやつを、日本人が聞き取ってカタカナにして、
それをまた梢ちゃんが読み上げるもんだから、
もう発音が「チェック・ティー」みたいになってて、なんのことやら。

これさー、おいしいのかな。
よく出てくるけど、あまったるいココナツミルクシロップと、すっぱいバナナは合わないって。
あっちのバナナもの全般すっぱくて嫌い。
ひどいのはタレつけて焼いたりして、もう。

タピオカだったら、メロンとか入れたらうまいはず。
メロンとココナツミルクとなんか半透明の実みたいののコンビネーションは最高。

アジわいキッチン ピンポ チャー サイッコー

アジわいキッチン4日目は、
トマトと牛肉の炒めもの。

こりゃうまいぞ。

しかし、普通。
たしかにカンボジアでよくみるメニューだけど、
わざわざカンボジア料理として紹介することもあるまい。
昨日の鶏肉ののったサラダといい、インパクトに欠ける。

これがおいしい場所はねー。
まーカンボジア全土の食堂かな。
最近行ってるのは、キャピトルから近い63の飯屋。
3~4人で行くと、おかずをすらーっと並べても、
一人100円くらいでカンボジアの味満喫だから、
キャピレスでまずい飯くおうとしてる旅行者を誘っていくには
ちょうどいい。
オルセーの屋台もチャーハンと焼きそばばかりで味が単調だし。

あーはやくいきてー。

アジわいキッチン ニュアム モオアン

アジわいキッチン3日目。
ニョアム・モアン。

これってただのチキンサラダじゃん。
ニョアムならもっとカンボジアっぽいのがたくさんあるのに、なんでこれ。

キャプチャ失敗したから後で画像入れなおす。

アジわいキッチン サムロー マチュー タイ

アジわいキッチン2日目。
謎の料理サムロー マチュー タイ。

有名なすっぱいスープに、ソムロー・ムチュー・ユオンというのがあります。
雷魚にトマトやパイナップルを入れ、タマリンドで酸味を利かせた一品です。
ユオンとはベトナムのことで、この料理が「ベトナムのすっぱいスープ」と呼ばれる
所以は定かではないですが、
ベトナム南部料理の Canh chua cá lóc あたりがベースなのではないかと思われます。

しかし、今日のメニューは「タイ」。
カンボジアには何年か興味を持っていますが、これは聞いたことがありません。
タイのスープといえば、タイ・スキーくらいでしょうか。

クメール語にはもともと声調はないのですが、近年、二重子音の声調化というのが
起こってきていて、子音の後に「r」がくると、そのrは発声されずに声調を形成する
現象が、プノンペン方言として見られます。かの坂本教授も指摘しています。
プノンペン近郊の地方にいくと、さかな「トレイ」を、「テーイ」と発音する人たちに
出会えるでしょう。私も初めて聞いたときは驚きました。

というわけで、今日の料理は
ソムロー・ムチュー・トレイ
魚のすっぱいスープ
でした。難しかったね。

ちなみに料理をしていた代々木アンコールワットの2代目オーナーシェフは、
きれいにrを入れて「トレイ」と発音していましたよ。

えーと、中味は、ソムロー・ムチュー・ユオンとまったく同じものですね。
雷魚を使ったものだけがユオンで、その他の魚だとソムロー・ムチュー・トレイなのかな。

プロホックは使いませんでしたが、このスープの肝は
タマリンド
ですね。なかなかこいつも日本じゃ手に入りません。
カンボジアから日本にくるときはいつも持って帰ってくる必須食材のひとつです。

ちなみに、私はすっぱいスープは好きだけど、パイナップルだけがどうしても許せない。
炒め物系にもパイナップル入れるときがあるから気をつけろ。

アジわいキッチン バイ サッチューン アン

アジわいキッチン、カンボジア週間の一回目。
バーイ・サイッチュルーク・アーンでした。

今回の協力は、代々木のアンコールワットですね。

豚肉を焼いてごはんにのせるだけなので、作り方もいたって普通。
あの謎のタレのレシピがわかったことだけが収穫。
プロホックは使いませんでした。

トゥックトレイの代用品として、前回はベトナムのニョクマムだったけど、
今回はタイのナンプラーをあげていた。
この辺になにか、代々木の創業者とペン・セタリンさんの違いがあるのかね。

「焼いた豚肉」を「焼き豚」と言ってたけど、日本語で「焼き豚」というと
チャーシューになってしまうので、それはやめたほうがよかったんじゃねーの。
チャーシュー飯を想像されると、ちょっと味が違うぞ。

あー、はやく食べたい。
あの214と107の角に午前中だけ出るベトナムおばちゃんの屋台で
豚ごはんを食べたい。ここのは格別だ。半熟目玉焼きのせで。

キャピトル前の角の屋台のもいたって普通の味でなかなか。
ここのお姉さんが、キャピ周辺にいる知ってるバイタクの奥さん。
7月頃は大きなお腹でごはんよそってたけど、もうお子さん産まれたかな。

アジわいキッチンやるよ

NHK BS1 で毎日夕方やってるアジアクロスロード。
その中の1コーナー、各国の料理を紹介する「アジわいキッチン」。
10日からの5日間はカンボジア特集~。久しぶり。

放送予定はこちら。
今回もカタカナ連想クイズになっております。

10日月曜日 バイ サッチューン アン
  まーこれはおなじみのあれだな、まあまあ、そう聞こえるだろ。まさか足ではあるまい。

11日火曜日 サムロー マチュー タイ
  タイ?ベトナムのならメジャーだけど、これは食べたことない。どんなの?

12日水曜日 ニュアム モオアン
  ああむずがゆい書き方。そっち系ならこいつじゃなくて、マンゴーと干し魚のが好き。

13日木曜日 ピンポ チャー サイッコー
  これ超好き。食堂にあったら必ずいく。なんで月曜日のと表記がちがう?

14日金曜日 チェーッ クティ
  そりゃ最後はデザートだよね。こいつの妙な酸味と甘味はあんまおいしいと思わない。

楽しみだ。今回の監修はどなたでしょう。
プロホックは、このラインナップだとあまり使わない、と思う。

ちなみに前回の時の私の日記を張っておこう。

カンボジアの井戸の砒素の問題

いやーすごかったね今日のNHK「クローズアップ現代」。
カンボジアの井戸の砒素の問題。

たいていテレビで「カンボジア」「NGO」「井戸掘り」なんてテーマだと、
文句ばっかりここの日記に書くことになるのだけど、
今回のは見てるこっちが「そこまで言って大丈夫か!?」とヒヤヒヤするぐらい。

簡単に内容をいうと、
日本人とかがかわいそうな国でボランティアしたいとか言って、
てきとうに井戸掘って満足して喜んでるけど、
カンボジアの人はその水のせいでヒ素中毒になって苦しんでるよ、
って話。

カンボジアのヒ素井戸の問題は、こないだプノンペンで仲良くなった日本人に
いろいろ教えてもらって多少知ってた。ほんと大問題らしい。

バングラデシュとかミャンマーとかカンボジアとかこの辺には、
もともと土壌にヒ素が含まれたりしてるところがあるんだって。
地中深くだから普通の生活ではそのことはあまり問題にはならないのだけど、
日本人とかが「途上国には井戸だー」っつって、掘りまくって、
ろくに検査もしないで、「ほら井戸掘ってやったんだからありがく飲めや」っつって、
結果、地元の人がヒ素中毒になって死んだりしてるらしいよ。

もちろんヒ素自体も深刻な問題だけど、今回の番組のキーワードは、
「もともと川の水や雨水で十分に暮らせていた地域に多くの井戸を掘る安易な支援」
「善意だから何してもいいという問題でももちろんない」
「カンボジアはNGO銀座」
いいね、いいねー。もっと言ってくれよ、ほんと。

ただがっかりなのは、終盤、変な方向にフォローしだして、
「ちょっとでもボランティアやってみることが大事」
「失敗しても日本に帰ってから反省すれば」
とか言い出したのは疑問。
そりゃそうかもしれんけど、今日のテーマでそのまとめは無いだろう。
それで大変なことになってるっていうのに。
カンボジアの人は、日本人の自己満足のための実験台だっていうのか?

でも、まあ、こういう話知らない人にはなかなかのインパクトを
与えたんじゃないだろうか。
「ボランティアしたい!」「途上国かわいそう!」「自分探し!」
とかいってる人にぜひ一度考えてもらいたい。
携帯に入れて持ち歩いて、カンボジアで出会う人に見せて歩こうっと。

裏を読みすぎると、いまNHKでこの話をこういう形で取り上げるのには、
ちょっとした何かも想像できるんだけど、それにはいまは蓋をしておこう。

見逃した人には、なんとかして観て欲しいです。

というわけで航空券ゲット

11月17日の夜便で成田からバンコクに向かいます。

いや、もともと持ってたバンコクへの復路の日付変更しただけだけど。
さっきノースウエストに電話して確定。

カンボジア入りはいつになるかわからない。
水祭りに行きたかった気もするけど、どうせ高いし混雑してるだけだからいいや。

もしかすると15日とか16日から東京近辺で待機してるかもしれないので、
ご都合のいい方はぜひ連絡ください。
18日19日あたりはバンコクにいるので、こちらも。

さーて、プレアヴィヒア行けるかな。

プレアヴィヒア問題の資料

もう落ち着き気味の話題だけど、参考地図はっとく。自分へのメモ。

ついこないだも
「タイはひどいですねカンボジアの遺跡とろうとして」
なんていう安易な日本人がいてがっかりした。

情報統制されてるカンボジア人は仕方ないとしても、
日本にいて自由に情報つかめるんだったら、
もうちょっと調べたりメディアを疑ったりしようよ。

もちろん誰の疑うところもなくプレアヴィヒアはクメールの遺跡。
しかしクメール遺跡=カンボジアのもの、と簡単にいくわけでもない。
スリンとか、いまのタイの領土内にもクメール遺跡はたっくさんある。

1907年、宗主国フランス様がタイとの国境線を決める。
基本的に分水嶺を国境とした。
プレアヴィヒアは分水嶺のあっちなので基本に忠実ならタイの領土。
しかーし、なぜかここだけ大幅にタイ側にシフトさせた線を強引に引いてる。

1934年頃、タイが調査して「おかしくねー?」と気付く。
その後、進駐。

すったもんだがあって、
1962年、国際司法裁判所でやっぱり遺跡はカンボジアのものと決定。
タイも納得して撤退。
ここがポイント、決まったのは遺跡そのものの部分だけ。

タイの言い分
「遺跡はカンボジアでいいけど、そこ以外はやっぱり分水嶺で引くのがよくね?」
カンボジアの言い分
「フランス様が決めたんだから周りも全部オレのもの」

今争ってるのは、この地図の緑の斜線の部分。
遺跡自体を奪い合ってるわけでは決してない。

うーん。
こりゃ一度行って見ないとわかりませんなー。

カンボジアの平均月収

こないだ書いた福祉なんちゃらって番組みた?
火曜日がひどかった。NHKでこんなの放送しちゃっていいの、ってくらいひどかった。
いろいろひどすぎるから、その中からひとつにしぼろう。

月給が25ドルなんだってよ。
しかもそれで家族5人の生活を賄えるんだってよ。

しぶといねーこの「平均月収が2~3千円」ってカンボジア伝説。

公務員が30ドルくらいってのが信憑性を増すのに一役かっているのだろうが、
それだけで生活してる人なんていないぞ。みんな副収入は得てるし。
給与所得で生活している家庭なら、世帯あわせて200ドルくらいは必要だろ。

たしかに、地方の農家だったら、現金収入はほとんどないから、
25ドルでももらえれば、家にとってはありがたいし、弟を学校にいかせる足しにはなるだろう。

一日1ドル以下で生活している貧困層がたくさんいるのも確かだ。

でもね、25ドルの給料だけで家族5人を養うのは無理だー。
さもそれがカンボジアの標準だみたいな話にすんなー。
農業で生活基盤はあることを無視すんなー。
なんでそういう嘘ついて、カンボジアをかわいそうな国のままでいさせるんだ。

月曜日のクッキーは、社会福祉とか下らない事さえ言い出さなければ、
成功してる商売人として、すばらしいと思う。うらやましい。
ボッタクリクッキーだとしても、買う人が欲しければ、それはまっとうな商売だから。
カンボジアにはなかったビジネス体系みたいなこといわれてたけど、
別にカンボジアだって普通にあるから、普通の会社がたくさん。

はじまっちゃったかプレアヴィヒア問題

とうとう戦闘開始。

これまでも数ヶ月、ずっとプレアヴィヒア問題でにらみ合ってたし、
こないだも犠牲者がでたりしてたんだけど、今回のは、
なんかいままでの小競り合いとは規模が違う。

プレアヴィヒア周辺だけでなく、カンボジア-タイ国境各地に、
部隊や武器が配置されているらしい。

こういう時、日本という第三国にいると、それなりに情報は
集めやすいのは確かなんだけど、いろいろ交錯しすぎて、
正しい情報をピックアップするのが大変。

日本での報道は「またタイとカンボジアでなんか始まりました」って程度。

タイからのニュースだと「カンボジアがちょっかいだしてきてるので、
相手してやります。そのかわり本気で叩くけど。覚悟しろよ。」
タイ軍の行動規模は脅しを超えて、かなり本気で動いてるっぽい。
カンボジア国内のすべてのタイ人に避難勧告がでてる。
ただしおそらくバンコク市民はほとんど何も知らない。
カンボジア?なにそれって感じ。

カンボジア国内は相当な騒ぎっぽい。
「タイが攻めてきた!死ぬ気で国土を守れ!」
完全に戦時下。
いろんな人からのメールやメッセージで、その切迫感が伝わってくる。
「これでまたあの時代に戻るんだ」っても言われた。
もうカンボジアにはしばらく来れない、と思われてる感じ。

おそらく実態は、日本の報道が一番あってる気もする。
それなりに衝突は激しくなるかもしれないが、
そんな戦争というような事態まではいかないでしょう。

あとは、これでタイの政局がどう動いてどうおさまるか待ってるしか。

それと、カンボジアの人に本当のことを知ってほしい。
カンボジアの人は「タイが領土が欲しくて攻めてきた」って思ってる
かもしれないけど、タイはプレアヴィヒアなんて別に欲しくない。
国内政治のためにカンボジアとのいざこざを利用してるだけだ。
そしてそれに協力してるのがフンセン。

でも、戦争ってこんな感じではじまるのかなー。
お互いわかってても、どっかで止められなくなるのかも。
万が一そうなってしまうのが心配。

さあ、チケット、チケット。

対立が続くカンボジアとタイ

なにやらきなくさいけど戦争するんですか。
大丈夫っすかね、これ。

http://www.nhk.or.jp/news/k10014701871000.html

世界遺産に登録された寺院遺跡周辺の領有権をめぐって対立が続くカンボジアとタイが13日、紛争の解決に向けて外相会談を行いましたが双方の主張の隔たりは埋まらず、カンボジアのフン・セン首相がタイ軍が撤退しない場合、戦争になると警告するなど緊張が再び高まっています。

カンボジアのニュースとか見てると、なかなか、いままでにないくらいやばそうな状況すけど。
ほぼ宣戦布告じゃん。
どうしたんだフンセン。
まあタイとなんかまともにやりあえるはずもないので、単なるリップサービスっつーか、
言ってみてるだけ、ってことなんだろうけど。

と、タイ側のニュースも見てたら、なんとなくわかってきた。
タイ国内をなんとかするために、カンボジアに協力してもらって戦争(ごっこ)するんだ。
そういう事態になったほうが、クーデターにしろ一部勢力排除にしろ、成功させやすいし。
カンボジアはこれでまたナショナリズム高揚して、フンセンの株はあがる。
なんだかなー。

でも、ごっこといえど、いざ本格的な戦闘になったら、すぐには全ては終らんだろう。
犠牲者も出るだろうし。
他の国境もどうなるかわからん。
すでにプレアヴィヒア以外の国境にも両軍集結中という噂もあるし。
でもタイはあと1ヶ月くらいは事態が進展しないはずという話もあるし。

こりゃどうすればいいかな。
11月中旬に行くつもりだったんだけど。
早めに行っておくか、様子見るか。

福祉ネットワーク カンボジア関連

NHK教育の福祉ネットワークで、今日と明日、カンボジア関連。
夜8時から。

こういうところにスポット当てるのはなかなか貴重だと思う。
カンボジアに興味のある人は、見て損はしないはず。

おそらく、この内容に関して、批判的な人たちからは、
カンボジアのペテン日本人が2人もさらされてるよ
単なるモノマネの利益主義なのに妙なこと言い出してるよ
自立とかうたっておきながら実際は現地のことなんておまけ程度にしか考えてないよ
紹介者へのバックマージンをどこよりも高額に渡してるよ
てきとうなデータをでっちあげて不安商法で金あつめてるよ
その経営がずさんすぎて周りの団体からも敬遠されてるよ
自分もうさんくさいのにもっとうさんくさい連中の影が見え隠れするよ
なんてとても悲しい意見がたくさんでてくるかもしれないけれど、
そういう根も葉もない攻撃に負けずにがんばって欲しいですね。
あ、いまの批判は全部私の妄想だからね。

ところで。
イッテQおもしろかった。
オセロの一人が世界遺産まわるやつ。先月やってて忘れた頃に第二弾。

ルアンパバーン、こないだ行ってきたばかりだったから見てて楽しかった。
いくら彼女が芸人でも、あのスピードボートに乗せちゃうのはいかんて。
ラオスってことは、南下してワットプー、そこからアンコールワットか、
なんて期待してたらばっさり却下でアユタヤとか行ってて残念。
中国ベトナムラオスタイって行ってて次インドだって。カンボジア飛ばすなよー。

世界遺産ひとつまわるごとに1万円が支給されて、それを元に
なんてルールはもうどうでもよくなってたな。
ベトナムのハロン湾からラオスのルアンパバーンへとか、
そういう移動が旅行者にとっては大変なのにまるまる省略だし。
このあとタイからインドに飛ぶなんて、移動費ちゃんと計算するんだろうか。
本人は日本に帰って次回のロケの時はいきなりインドからなんだろうけど、
設定上ちゃんとしないといかんでしょ。

Born Into Brothels

あの話題の映画を観た

Born Into Brothels
http://www.mirai-kodomo.net/

訳すと「売春窟に生まれついて」だけど、邦題は「未来を写した子どもたち」。
11月から日本公開が決まったという話を聞いて、
英語版だけど観てみた。

インドのカルカッタの売春地区に住む子供たちに、カメラを渡して、
撮り方を教え、その生活に密着するドキュメンタリー映画。
2005年のアカデミー賞最優秀ドキュメンタリーだそうな。

映画の内容はこの辺に詳しく書いてある。
http://d.hatena.ne.jp/TomoMachi/20050307

いや、素晴らしい。くやしいくらい、いい作品。
まじおすすめ。

いいものをいいと言ってもつまらんから、別な悪口を。

似たような方向性の作品で、いまちょっと話題になってる映画、
「闇の子供たち」。
タイの幼児売買春、人身売買を描いた日本の映画。
こないだ私がタイやカンボジアで児童売春の調査をしてる時に、知人から教えてもらった。
その時は興味があったのだが、いろいろ情報を得ているうちに
「見る価値ねーや」ってわかった。

「未来を写した子どもたち」が、「見事に作品に仕上げたドキュメンタリー」なのに対して、
「闇の子供たち」は、「ノンフィクションに見せかけた低俗娯楽」。

この辺をわからないといろいろ問題になるぞこれ、って思ってたら、
タイでの「闇の子供たち」上映が中止になったらしい。
そりゃそうだ。

そこそこ評判も高いっぽいので、なんか気になってる人、
こっちは観なくていいと思うよ。
観るとしても、ハリウッド映画とか観るのと同じスタンスでね。
感想は「あーおもしろかった」でいいと思う。

ちなみに、悪徳NGOとかのプロパガンダに影響されて
「カンボジアとかって児童売春問題とか多そうですよね」って思いこんでる人。
その問題に関してはタイのほうが桁外れに多いんだぞ。
7月にバンコクでいろいろ調べててまじびびった。
カンボジアが先進国に見えるほど、タイでのそれはひどいぞ。
これについてタイにスポットを当てたのは「闇の子供たち」の唯一の正解かも。

ナイナイプラス Dengue Fever

ナイナイプラス観てたら、ふとクメール語が耳に。

BGMに Dengue Fever の曲が使われてた。
なかなか無いよ、地上波のバラエティでカンボジア語の歌が聴けるの。

たしかこれ。

One Thousand Tears of a Tarantula

1枚目のアルバムだと、セレイソティアとかのカバーが多いけど、
これは2枚目のだからオリジナルかな。

地雷除去機のミニカー

「タカラトミー」(東京都葛飾区)は20日、地雷除去機のミニカー「トミカ」を378円(税込)で発売する。同社と、本物を製造する「コマツ」(港区)が、1台売れるごとに計約10円を地雷除去のNGO「日本地雷処理を支援する会」(新宿区)に寄付する。

カンボジアでも稼動している機体らしい。
つーわけでトイザらスへ。

はじめ、トミカのコーナーを見ても全然置いてなくて、
あートイザらスでも田舎の店舗はこんなもんなのかー
さすがに発売3日目で売り切れるわけはないしなー、
ってあきらめて帰ろうとしたら、
反対側にワゴンでどっさり売ってた。わかりずれーよ。
新製品なのにいきなり安いし。

あれーなんかよくみると、今月の新製品の車種は2種類なのに、商品的には4種類ある。
紙箱のとブリスターのと。
販売場所というか陳列の仕方によってパッケージを2種類わけてるんだろうけど、
こうやって両方一度に置いておくとは、トミーもトイザらスも商売がうまいな。
どっちも買っちゃうバカとかいるだろうしね。

で、買ってきた。
出来は、まートミカ。
せっかくタカラと合併したんだから、走る機構とか付けてもよさそうなんだけど、
トミカはトミカ。ただのミニカー。
そんなにディテールも凝ってない。

評価すべきは、「1台売れるごとに10円が…」なんて野暮なことは、
商品自体にはどこにも書いてないこと。
変なNGOとか企業が関わると、こういうの全面に押し出しちゃって台無しになるんだ。
関係ねーもんそんなの。
そういうのは気にする人だけ気にすればいいんであって、押し売りするもんではない。

地雷を爆発させちゃう方式だと土壌が…とか、
寄付先のJMASなんて組織がいかほどのものかとか、
いろいろあることはあるけど、まーいいね、こういうの。マニアはたくさん買え。
少なくとも、日本人みたいな名前の地雷商人に金やるよりは有益だろう。

タカラトミーさん、次はカンボジア国産車「AngkorII」でお願いします。
出たら100台買います。

白い悪魔(ちょっと黄色)

コーヒーに入れるやつね。

違うよ、コーヒーといえば、コンデンスミルクだよ。加糖練乳。ワシミルク。
コーヒーにはこれを入れないと駄目な体になってきた。
ホットでもアイスでも。
さすがにカンボジアで飲むときほどは入れないけど。

森永のチューブのやつが、どこでも売ってるし安いしメジャーっぽいので、
それをよく買ってた。
微妙にリアルな子牛の顔のやつ。
昔は牛だけだったと思うんが、近頃はチューブのケツ(上)のほうに、
いちごの絵と「いちごの季節!」みたいなのが描かれるようになってて、
いちごになんてかけねーよコーヒーだよコーヒーって売場で文句いってたんだけど、
こないだ「コーヒー紅茶に!」とか「食パンに!」とか別バージョンも発見。
よしよし、わかってるじゃねーか森永も。食パンはどうかと思うけど。

でもさー、なんか違ったんだよね、真似して入れて飲んではいるけど、
あのカンボジアでの味とはちょっと違うなーって。
気候のせいかとも思ったんだけど。

先日、なんとなく森永のじゃなくて雪印のチューブを買ってきて判明。
あ、ミルク自体の味が違うんだ。
よく考えりゃ当たり前だけど。

うん、雪印のはカンボジアっぽい。これ。
北海道だし。
今度から雪印にしよう。

あんま甘いの摂り過ぎは体にどうかとは思うけど、
脳が仕事してると糖分がほしいのよ。

カンボジアについに日系の銀行が

カンボジアに日本企業が銀行をつくったようで。
今度こそ。

前回のは笑ったよなー、カンボジアに日系の銀行がー、なんつって
「マルハンジャパン銀行」
だもん。どこが日本企業だっつーの。パチンコ屋じゃん、韓国じゃん。

で、今回のは
「プノンペンコマーシャル銀行」

あれ?そんなのなかったっけ?カンボジアコマーシャルだっけ?
まぎらわしいけど、まあいいや、で母体は?
「SBIホールディングス」
と「現代スイスグループ」が共同で。

おーい、やっぱり韓国じゃん。
現代っつーのはヒュンダイだ。しかも比率が現代のほうが多い。
SBIはもう孫とは関係ないといっても、ばりばり韓国向いてるし。

まあ一応金融系が親だから、パチンコ銀行よりはまともだと思うけど。
うーん。

で、できた場所は、というと、
モニボンの677-769
この住所で探すと、ポーランド大使館あたりだな。
たしか向かいがベトナム大使館で、そのとなりにJICA。

ホームページはこちら。
http://www.ppcb.com.kh/
…おいおい。

Googleで探すと、求人がいくつか出ていたようだ。
Director : Business Development / Loan Administration Officer / Executive secretary
とかで。詳細はもう見れないけど。

プレスリリースには、
「カンボジア証券取引所の開設が2009年下期に予定されており」
って、ほんとにできんのかなー、前から言ってるけど。
そしてかなり期待してるけど。
そのためにプノンペン通ってるようなもんだけど。
そもそもが韓国主導なんだよね、この株式市場の話も。

その前に韓国経済がやばいんじゃね?