電子辞書を買いました

ずっと前から欲しかった電子辞書。

http://www.canatechs.com/index_1.htm
これのGF383。

まー単語数とか使い勝手はさておいて、クメール語の電子辞書なんてこれくらいしかないもんね。

しかも新モデルはすげー多機能で、英語クメール語、クメール語英語、の他に、英英、英中、中日、日中もついている!
ただし、これだけついていても、日本語クメール語はできないというまぬけな仕様。

どうだろ、中日辞書なんていつか役に立つかなー。

とりあえず英語だけでも充分使えるので、これでクメール語の勉強がはかどるな。

他にも、学習モードや、PIMもどき機能、ゲームなどいろいろ付いてるみたいなので、今晩使い倒します。
購入を検討してる人は、次回の詳細レビューをまて。

携帯電話を無くしました

やっちまった。ポーランドでデジカメ盗まれて以来の大失態。

昨日は雨降ってたのね、プノンペン。もう雨季も終わったかと思ってたのに、あちこちの道路が冠水する結構な雨。
で、モトに乗って濡れながら移動して、降りるときに水溜りジャンプとかしてたら、気づいたときにはポケットの携帯が消え去ってた。

ソニエリのお気に入りの機種だったのに…
買ったときは$400近くしたのに…
いままで出会ったいろんな人の番号が詰まっていたのに…

昨夜ひとしきりおちこんだ後、さっき中古のNOKIA買ってきた。$30。Bluetoothが無いからVAIOと繋げない、GPRS非対応だからネットもできない、MP3は聞けない、もちろんカメラもついてない、NOKIAは電源ボタンがへんなとこについてる。

SIMカードは、シアヌーク通りにあるMOBITELのオフィスに行って復活。すぐに同番号で新しいSIMを作ってくれた。
ちなみに手数料$6。だけど、$5ぶんはチャージされるので、実質$1。なんて良心的なんでしょう。それだけ事故が多いってことかな、この国では。

中古電話屋、というか、あそこ名前なんていうんだろ、マーブンクロンもびっくりの携帯市場がプノンペンの西のほうにあるんだね。普通の大きさのプサーなんだけど、中は全部携帯屋。

いつかきっとソニエリの最新機種買ってやる。

あいかわらず

プノンペンは暑いよなー。
昨日おとといとバッタンバンにいて、「あー10月後半ともなるとさすがのカンボジアも過ごしやすくなるんだねー」なんてのんきに構えてたら、プノンペン酷暑!やだなー。

1枚目、早朝のポイペト。人がいない。

2枚目、野菜。これがあるってことは何を注文したのかわかればカンボジア人。

3枚目、バッタンバンでいいとこ見つけた。池みたいなとこに東屋があって、目の前には線路がはしってるの。これだけで十分デートスポット。

今回の行程でいろいろ気になった事メモ。

タイのスワンナプーム空港のあれこれが変わってた。
以前は都バスに乗るのに公共交通センターまで無料シャトルバスで行かなければならなかったのに、いつからか都バスが直接空港に寄ることに。
どうりでシャトルバス乗り場がやたら縮小してると思った。
でもそれならそれで、なにかしらアナウンスがあってもいいのに、無駄に公共交通センター行っちゃったじゃないか。

夜便でバンコク着いて、そこからカンボジアに入るいつものルートはいつもどおり。
北バスターミナル行って、夜中3時30分のバスに乗って、朝7時ころに国境着。もう目を瞑ってても行ける。でもいいかげん飽きた。
前回、1年マルチビザを取得していたので、国境は楽々通過。
このカンボジアビザは使えるね。成田でも、「帰りのチケットが無いと…」なんて面倒なことを言われかけたが、カンボジアビザを見せたらすぐ解決だったし。

ポイペトでは勝負。
目標、バッタンバンまで200バーツ。
いままでは客引き無視作戦で押してたのだが、今回はクメール語ばりばりしゃべる作戦で。
結果、バッタンバンまで相乗りタクシー150バーツ。
OK。
でも、ほんと、疲れるんだよねー、このポイペトでの交渉。

バッタンバンは相変わらず。
何も無いけどいいとこだよなー。
サンライズカフェは相変わらずファランだらけ。
今日の朝食はバス乗り場で、竹筒ごはんと葉っぱに包まった肉片の2大バッタンバン名物を。これでデザートにオレンジ食べたら完璧。

プノンペンでは、キャピトルバスの到着場所が変わっていた。なんかスタジアムの方にバスストップができてた。
ゲストハウスに近いからわざわざキャピトルバスに乗ってきたのに、これじゃ意味無いじゃん。

とにかくさー、暑いのが嫌なんだよプノンペンは。
甘ソーセージ炒飯でも食べに行こっと。

パイリン経由でバンコクに

パイリンルートはなかなかハードでした。

パイリン行く人なんてあまりいないから、タクシーがなかなか埋まらず2時間待ち。
結局客が集まらず2シート分買わされて倍の料金。
しかもパイリンで一泊したかったのに、勝手に国境まで連れて行かれる始末。
さらに国境までの料金勝手に上乗せ。
帰りの航空券持ってないからとタイ入国拒否。
説得するのにイミグレ1往復半してねばること30分。
やっとスタンプもらったら、タイ側になぜかオカマが3人くらいいて、電話番号教えろと拘束される。
もう時間が遅くて街までのミニバスが無いときた。
高い金払ってチャンタブリまで。
バスターミナルまでと約束したのに変なとこで降ろされる。
なんとかバンコク行きのバスターミナルまでたどり着いたけど、バンコク到着は夜遅く。

次は素直にポイペト行きます。

日本行きのチケットGETしました。
20日の夕方成田着。
東京で道草食わずにやっぱりそのまま家に帰ります。

新ゴミ山問題

プノンペンのスタンミエンチャイにあるゴミ処分場。
経済が大発展中のプノンペン中のゴミを分別なしで一気にかき集めて、そのまま埋め立てているゴミの山。その処分方法も問題であるとともに、その山から金になるゴミを探し出して生計を立てている人達や子供たちの存在も無視できない場所。

モトに尋ねても誰も知らないし、わかったとしても日本人がどうしてそんなところに行きたがるのか理解してもらえなかった。
それは去年までの話。

2007年、キャピトル周辺のモトはほぼ全員が道を知っていて、むしろ彼らのほうから「ゴミ山へ行かないか」と営業してくる。Goキリングフィールド?ガンシューティング?
の次にゴミ山だ。
日本でもテレビでやったりしてあっという間に有名になったらしい。

そして多くの観光客が、その山に大量のお菓子持参で行くらしい。
かわいそうなゴミ山の子供たちにお菓子をバラ撒くらしい、お金持ちの日本人様が。

けどねー、ゴミ山に行ってきてチョコ配って喜んでいる日本人旅行者に、顔見合わせて否定的意見を言うほど野暮じゃないけどさー、もうちょっと考えて欲しいのよね。

元々ゴミ山に住んでる彼らは、乞食でも物乞いでもなくてさ、きちんと働いて生計を立てている人達なのよね。しかも、そのままだとあっという間に土地が足りなくなるゴミ処分場で、集まったゴミを分別してリサイクルにまわすという、なくてはならない仕事をしてる人達なわけ。
もちろん生活環境とか衛生面とか子供の問題とかいろいろあるけどさ、彼らは彼らなりのプライドを持って仕事して生きてるわけ。

それを、自分たちの勝手な色眼鏡で「かわいそうな人達」と決め付けて、彼らの生活に
割って入って、チョコばら撒いて、子供たちに悪影響を与えないで欲しいわけ。
だから、なにか手助けしたいのなら、少しでも環境改善できるような働きかけをするとかさ、衛生改善のための手助けをするとかさ、そういう方向から支援したほうがいいんじゃないかと思うの。

アンコールワットで土産物売ってる子供たちにはチョコ配らないのに、ゴミ山でリサイクルの仕事してる子供にはどうしてチョコばら撒くのか?
屋台で飯食ってるとわらわら寄ってくるお腹すかせた子供たちにはチョコを買い与えてはやらないのに、ゴミ山で毎日働く子供にはどうして?
それがどうしても理解できない。

わかりやすいんだろうな、ゴミ山。
土産物売りの子供たちは自然で身近すぎてピンとこないし、物乞いの子供たちはあまりにも衝撃的で現実として認識できずに。
舞台がそろってるんだね、ゴミ山。
そしてチョコ配ったら満足するんだろうな、「いいことをした」って。「私はかわいそうな人達を助けてる」って。
その結果が彼らに何をもたらすかなんて、全然想像もしないんだろうね。
おまけにゃ、物を知らない観光客どころか、中にはNGO団体とかもせっせとバラ撒きやってたりね。しかもそれを宣伝文句にしたり。
どういう思考回路してたらそうなるんだろ。

ゴミ山に行ってきた観光客からきいた話。
彼が到着した先に、白人グループがバナナを配ってたんだって。そこに後から入ってチョコを出したら、あっという間に100人近くの子供たちに取り囲まれて、先にバラ撒いていたバナナを踏んづけて群がってくるんだって。そして子供たちが一斉に声をあげるらしいよ、
「ギブミーチョコレート!」って。
やれやれ。

仕事もしてるよ

WEB作成会社を訪問してきた。

いまあれこれ手伝ってもらってるカンボジアの友人に、「WEB屋さんを見てみたいからどっか見つけてきて」、とお願いしたら、なかなかしっかりした会社を探し出して、ぴしっとアポまでとってくれた。

カンボジアのWEB屋ときいてあなどるなかれ、ASPだとか.netだとかわけわからないことまでやっちゃう一流の集団だ。下手な日本の中小WEB企業なんてまったく太刀打ちできないくらい。

社長は中華系のやり手の青年で、奥さんは女優並みに綺麗なクメール人でマーケティングマネージャー。
突然のうさんくさい外国人の訪問にも、丁寧に対応してくれて、いろんな話も聞かせてくれた。
協力体制の構築についてもがっちり約束。

カンボジアのIT発展はあっという間だな。
我々がしゃしゃり出る隙間もないくらい。

ほんとにこの1年の発展には驚かされる。
ここ何年かプノンペンを断片的に見てるけど、2006~2007の変化が一番びびる。

一番驚いたのはラッキーグループのカフェのレジ。
客側のディスプレイに、注文した商品の写真がずらっと並ぶ。もちろんそれぞれに英語とクメール語で商品名と料金と、日本でもなかなか見ない最新のシステムだ。
そしてレシートもちゃんとクメール文字対応。
進んでるなー、とんでもない速さで進んでる。

カンボジアでモバイル

モバイル環境完成したよ!
カンボジアでも携帯でネット。
これでいつでも、どんなゲストハウスの部屋からもネットができるようになりました。移動中もメールチェック。

方法はだいぶ前から知ってたけど、今回やっと環境を整えてみました。

やりかたとしては、HelloGSM(016)という電話会社のGPRSサービスのあるSIMを購入するだけ。
それをGPRS機能のついたGSM携帯電話にさせば、携帯でWEBを見たりメールチェックしたりできる。さらにノートPCと携帯を接続しちゃえば、それこそなんでもこい。
遅いけどね。ちょっと高いし。でも一応パケット通信。

こりゃあ地方に行った時に便利だよなー、ネットカフェがめちゃ高いところとか。モンドルキリの高原から即時書き込みとかしてみてー。あ、でも、この携帯でmixiは無理かな。

しかし、ほんとの田舎へ行ってしまうと、そもそも携帯の電波が届かないので使えないという。

すげー暑い

プノンペンに戻ってきたんだけど、すげー暑いの。
カンボジアなんてねんがら年中くそ暑いのは百も承知だけどさ、バッタンバンとシェムリアップから戻ってくるとさ、この中途半端な都会の暑さに参るね。

風邪は、薬屋のおやじにだまされて抗生物質を適量の倍ずつのみ続けてふきとばしました。
いまは病み上がりというより、副作用で体がだるいです。

それにしても、チェンラの連中は、風邪ひいてると、アイスコーヒーひとつ飲ませてくれません。
風邪のときは体を冷やしちゃだめだ、暑いお湯を飲め、と。あほか、誰が熱帯国でそんなもん。

バッタンバンの変化

ほとんどなーんも変わっとらん。
プノンペンが首都としてあれだけ発展して車の交通量も目に見えるように増えて、シェムリアップもとまらぬ勢いで観光開発されているのに、ここは数年前から何もかわらん。

もちろん、ネットカフェはきれいなのがいくつか増えたし、いままで無かったおっしゃれーなレストランもできてるが、そんなもん。

バッタンバンの人間に聞いても何も変わってないって言うし。

でもそんな中で気になる動きがひとつ。
銀行がばりばり増えてる。
しかもこの1年でいきなりだ。
私がはじめてバッタンバンに来た4年前は、なんとか商業銀行とかなんとか農業銀行とか、地方の信用金庫レベルのものしかなかったのに、いまは、ATM大増殖中のANZ銀行とか、タイの銀行と同じマークの銀行とか、Western Unionの表示がある銀行とか、とにかく綺麗なオフィスの大手がぞくっと登場してる。

こりゃね、来年再来年にかけて大変動するね。
くわばらくわばら。

とりあえず、ロイヤルホテル前の一時間1500リエルネットカフェはゲームセンターになってました。ホテルのロビーは1時間3000リエル。

サンライズは健在だが、みんなが大好きだったKKはつぶれてた。
かわりに、BTCATとかいうエアコンの効いたレストランができてた。

綺麗だった川沿いだが、みごと無残に護岸工事されている。木々をすべて切り倒してコンクリートに。歴史は繰り返すんだなー。
うがった見方をすれば、こういう公共事業とかに汚い金の動きが。

私の通っていた訓練センターには今は、2人の韓国人ボランティアがきているそうだ。
街中にまだ韓国企業の影は見当たらないが、ここにもやっぱり韓国は力を入れようとしている。

白人経営のゲストハウスが中心部にあった。
むっちゃ愛想の悪い白人だった。客はほとんどなし。

中心部の裏道に、日本語学校ができてた。昨日見たときは休日だったので誰もいなかったが、近所に聞き込みをした範囲では、日本人は全くタッチしておらずカンボジア人の先生しかいないという。これから突撃します。

日本人は何人かいるはずなのに、いまだ一人も出会っていない。

雨の日

雨の日は好き。
カフェとかでぼーっと外を眺めて雨音を聞いてるのが。

でもどこにも出かけられない。仕事ができない。
昔より格段にルモーの数が増えたので、移動しようと思えばできるけど、それでも濡れるし。

なので、カンボジアの週刊誌を買って、じっくりクメール語の勉強。
大好きなソキムはスキャンダルまみれだね。

昨晩は、日本人旅行者数人とつるんで、鍋、屋台でポンティアコーンをつまみに飲み、スパーク、というカンボジアの夜の黄金コース。

先週はロックに行ってみたけど、見た目はやっぱりスパークのほうが洗練されてるね。
ただ、音楽はロックのほうが好みかな、カンボジアオリジナルが多くて、シサモット曲のダンスアレンジとか鳥肌もの。
スパークはいろいろ詰め込もうとして幅が広すぎ、すべて外国ものだね、洋楽から中国とタイテクノあたりで。去年きたときはレゲトンばかりだったので、日にもよるんだろうけど。
でもどちらにしても、カンボジア演歌ライブの時間が多すぎ。

プノンペン経済特区

PPSEZ、プノンペン経済特区というところにいってきました。
うーん、なんだこれ。

プノンペンからシアヌークビル方面に20kmほど行ったところの広大な荒地を整備して、工業団地+商業地区+居住地区を作って外資を誘致しようという計画だそうです。

とんでもない広い土地でした。
まだまだ土地の整備中ですが、年内中にはうわもの作りにはいるとか。来年にも工場は稼動するそうです。

で、なんでこれを見に行ったのかというと、
やってるのが日本企業
らしいから。カンボジアなんかで何をやろうとしてるんだろう。
計画のミニチュアモデルでの商業地区は、東京にあってもおかしくないような豪華なショッピングモールでした。

オフィスには日本語ぺらぺらの中国人がいて、丁寧に説明してくれ、車で敷地の案内までしてくれました。ひやかしなのに申し訳ない。
そもそも工場建設の視察にくる奴らが、ルモーなんかに乗ってこないだろうに。

でも、話を聞けば聞くほどいろいろ微妙。

いざ日常へ

やっと、やーっと落ち着いた。
落ち着いたというか今日から本格的に仕事。

でもなんか今日は中国のお祭りらしく、街がちょっとお休みモード。クメール人には関係ないらしいけど。

バッタンバン時代に、私のうちで日本語勉強したりいろいろと交流のあったお坊さんが、いまはプノンペンにいるというので連絡を取って今朝会ってきました。
もうお坊さんはやめてDTPの仕事をしているらしく、はじめて見る彼の髪の毛ふさふさぶりにびっくり。

先週はねー、まじで疲れたよ。
mixiで知り合ったきっかけで、とある大学生集団のスタディツアーに同行したのですが、まあこれが大変。
いままでNGO主催のスタディツアーなどにくっついて大学生と行動をともにしたことは何度かあったのですが、それとは大違い。
でもかなり有意義な情報をたくさん仕入れられたので、ボランティアとしても見返りは多かったからよしとします。

チェンラ

土曜日に学生さんたちと合流して、19日20日とコンポントム。
昨日の夜やっとシェムリアップへ着きました。
シェムリアップでは、いままでに泊まったことの無い高級ホテルに泊めてもらってます。

ちょっと次の移動まで空き時間ができたので、こっそり抜け出して、家に戻ってきました。チェンラ。
泣きそう。
パパさんママさんみんな元気そうだ。ドライバー達はもう仕事に出ちゃってあまりいないけど。夜に時間があったらまたこよう。

おとといコンポントムでは、小学校訪問、なかなかいい経験をさせてもらいました。
昨日は病院、デング熱にかかった子供たちがほんとにたっくさん入りきれないほどいた。医大生もいるので、破傷風のこともいろいろ勉強させてもらったし。ひとりで動いてるとなかなかこういうのは見れないね、感謝。
今日はシェムリアップらしく遺跡見学。
明日の夜にプノンペンへ戻ります。

プノンペン到着 ぐっすり寝ました

友人に無事会って、電話番号ゲット。
しかしやっぱり新しいナンバーに。

ネット屋をはしごして、ようやくまともな店を見つけた。
速度がまあまあで、日本語使えて、USB刺せて、だとなかなかない。
しかしここも、USBが使ってると不安定になって刺したメモリが読めなくなるし、Skypeがインストールされているのに繋がらないし、でまだ不便。
なんか全体的にネットの品質が低下してるような気が。日本のADSLに慣れちゃって、とかのレベルじゃないくらい。
ネット屋探しの旅はまだまだ続く。

肩掛けバッグを現地調達しようと思っていたのだが、お気に入りのお店がやたら品薄になってた。格好いいの見つからず。

ここまでの話。

成田の出発はだいぶ遅れた。予定時刻を過ぎて、JALジャケットの整備員があわただしく機内を駆け回るのはやめてほしい。
機内食のカレーを、席の後ろからと前から配り始めて、ちょうど私のところで足りなくなる。泣きそうになってたら、どっかから別なの持ってきてくれた。あきらかに隣の人の食事より高いグレード。ちょっとラッキー。

出発は1時間くらい遅れたのに、バンコク到着は予定より30分くらいはやかった。さすがインド人、どうなってんの。

スワンナプーム新空港は広くてきれいだけど、安っぽい。
シャトルバスで公共交通センターまで行って、都バスでバンコクへ。
カオサンまで行くのは遠いので、オンヌットでゲストハウスを見つける。ドミ160B。悪くない。

バンコクはやっぱり奇跡の町。そのへんちょっと歩いて屋台でごはん食べてたりしたら、知人と出会う。しかも別々に3人も。おそろしいなー。
話し込んでたら夜になったので、結局寝ずにチェックアウトして、北バスターミナルへ。

おなじみのバスでアランヤプラテートへ。でも始発はちょっと乗り遅れたので、待って次の5時の便。

国境越えは9時ごろ。
いつもはうざい詐欺師どもを振り切るんだが、私がいつもよりちょっと日本人っぽい服を着てて肌も白かったので、旅行者のふりしてついていってみた。
ビザ1300Bだって。あほか。

タイの出国ブースで並んでいたら、日本人の大学生らしき3人組がいたので話しかけてみる。
「いやーこんなところで日本人と会うなんてー」なんてはしゃいでいたので、夢を壊さないようにそっとしといた。
彼らはガイド付のタクシーを手配済みらしい。いいね楽しそうで。

ビザセクションでビジネスビザ頼んだら$5要求される。いつものように断ったら、じゃあ観光ビザを取れ、と。ねばっても無理そうだったので半額の100Bで交渉成立。

なんか全体的に昔よりうざいポイペト。私の格好のせいだろうか。
タクシーも値段がまったく落ちない。
仕方ないので、ピックアップでシソポンへ場所をうつすことに。
ポイペト~シソポン間の道は、かなり痛んでてボコボコ。まっすぐシェムリアップ行く人は大変だろうな。

シソポンからは$10でプノンペンへ行くタクシーをすぐに見つけられた。いやー平和でいいなシソポンは。
でも、ちょっと疲れていたので、定員2名の助手席を2倍の料金で貸しきることに。

後ろのシートにはカンボジア人が3人。ひとりココンから来たというタイ人のような服装のきれいな女の子が。やたら話しかけてくる。このままココンに行こうよとか、わけわかんね。
シートもサスも快適な新しいカムリで、すっかり熟睡。久しぶりのカンボジアなんだから、もうちょっと緊張感持てよ、って寝ながら思う。

あっという間に午後6時プノンペン。
ゲストハウス探すのも面倒だったので、キャピトル3へ。初めて泊まったけど、なかなか快適。

清水美砂の見れた

今週はちょっとしたカンボジア番組週間、かな?

地球街道 カンボジアを走る!~アンコール・ワットへの道~

うちが田舎なのでテレビ東京はうつらなく、先週の本放送は逃していたのだが、今日無事BSの再放送で確保。
内容は、うす~いけど、しっかりしてた。
久々のカンボジア良番組。
くだらねーNGO詐欺助長番組よりこういうのをもっとやってほしい。
「カンボジア」をちゃんと収めていたし、なにより単に車で移動ではなくて、清水美砂が運転!というのが新鮮だったね。
彼女自身の運転で川越えフェリーに乗っちゃったり、「あれなんだろー」って適当に露天売りで停まったり、すげーうらやましかった。あんなことやりたい。
というか車を自ら運転してアンコールワットの目の前までいけるんだね。
しかし車のナンバーは赤と青のスペシャルナンバーでしたな。あんな車は誰も咎めないだろう。

夕方のNHKBSアジアクロスロードは、突然の石澤良昭学長特集。
例によってNHKのいつものVTRの使いまわし再構成だけど、まあカンボジアが見れるのはうれしい。
アジアクロスロードはいつなんどき何が出るかわからないな。毎日録画しといて正解だった。

4日土曜日は、19:45からBShi「地球に暮らす子どもたち」でカンボジアの子供。
こないだタイの子をやってて、とってもよかったので、これはかなり期待。

携帯番号が新しくなります

カンボジアにはもう1年以上行っていないので、以前使っていた携帯番号は、停止状態になってるはず。
でも、また何ドルか払えば止まった番号も復活できるらしいので、その同じ番号をまた使えることを期待していた。

そもそもカンボジアでは、いまは外国人が単独で正規に携帯を持つことはできず、カンボジア人の保証人の元で番号を契約するわけだが、私はプノンペンにいる数年来の友人に頼んで、彼の保証で番号を契約して持っていた。

その番号は勝手に携帯会社で決められるのだが、たまたまラッキーで、覚えやすいかなりの良番号をゲットできた。一緒に携帯会社のオフィスに行ってくれたその友人も、かなりうらやましがってくれたもんだ。

なので、次にカンボジアに行くときは、真っ先にその友人に付き合ってもらって、携帯会社のオフィスに番号復活手続きに行かなければならないなと計画していた。

そろそろその友人にも伝えとくかと、8月に行きます旨のメールをしてみた。
返信はすぐにきた。久しぶり、元気か、また来てくれてうれしいよ、などなどがつたない英語で書いてあって、最後に、
「いま使ってる携帯番号はこれだから、着いたらここにかけてくれ」というメッセージとともに、私の番号だったはずの良番号が書かれていた。

いやーカンボジア人だったな、奴も。
ま、新しく番号を契約しなおせばいいだけだから、全然構わないんだけどね、使っててくれても。

開票速報

最終結果は24日みたいだけど、いまのところ判明した数。
評議会の数は全国で1621なので、そのうちの487ってことは3分の1にもならないくらいかな。
でもこのパーセントが大きく変わることはないでしょう。

政党 議長 評議員 得票数 得票% 議長% 議員%
人民党 468 2,291 866,950 59.75% 96.10% 67.98%
サムレンシー 18 867 380,646 26.24% 3.70% 25.73%
フンシンペック 1 80 85,585 5.90% 0.21% 2.37%
ラナリット党 0 132 117,673 8.11% 0% 3.92%
合計 487 3,370 1,450,895

びっくりするほど予測どおりでつまらん。
ただサムレンシーの大躍進はちょっと期待以上、改選前で議長席数が16なのに、3分の1の時点で18というのは。
あと期待することといえばラナリット党がどこまで伸びるかだなー。フンシンペックから追い出されて急遽立ち上げた政党なのに、得票数ではフンシンペックを上回ってる。ラナリット人気もそれなりにあるんだね。

上の表の見方だが、カンボジアの地方選は比例代表制のみで、1621に分かれた自治体毎に得票数の一番多い政党から議長が選出され、議員は自治体の規模によって5名~11名選ばれる。

ちなみに過去に比べて平和裏におわったとされる今回の選挙。ニュースによると死者は8人だそうで。平和、なのかなー。

カンボジアの砂糖ヤシを守れ

なんてのを今日の夕方BS1のアジアクロスロードで。

予告見てたら、どっかで見たことある顔が。クラタペッパーの人じゃね?なるほど、サトウヤシとコショウでカンボジアの農業についてやるわけね。

見てない人のために概要を書き出すと、ヤシの樹液から砂糖を作る伝統的な農業があるけど、ここんとこカンボジアの景気がよくて資材が足りなくなって、砂糖作ってた農家が安易にヤシの木を伐採して木材として売っちゃう、困った、って話と、カンボジアで商売のためにコショウ作ってる日本人もいるよ、って話。364798380_85

いつも言うけどこういうのがいい。
ポルポトと地雷で、最貧国でかわいそうでってだけの話はもうたくさんだ。
今回はちゃんとカンボジアの経済が好調だって言い切った。いつまでもカンボジアがかわいそうな国でいてほしい左巻きの人たちには面白くない話だろうが。

石油が出てカンボジア経済はウハウハだって話はテレビでいつやってくれるかな。

364798380_88今朝の石澤さん第4話は無事確保。
今夜は折り返して第5回、石澤さんお得意のバンテアイ・クデイで大量の仏像発掘の話だ。どこまでジャヤヴァルマン8世の話に切り込んでくれるか楽しみ。

(写真は私が撮影したもので、番組とは関係ありません)

クメール文字の点字表

カンボジアのとある障害者施設に掲示してあったクメール文字の点字表。

点字タイプライタなどもあって、点字を習得した目の不自由な子供が、上手に操作していた。

日本の団体から寄付されたというコンピュータと繋がった点字プリンタもあったが、こちらは操作できる人がいないようで眠ったまま。
タイプライタが点字を知ってる人じゃないと使いこなせないのとは違って、プリンタは普通の文字データがあればすべて点字に自動的に変換できるのが利点。
しかし日本語や英語と違って、そもそもデータ化された文章が少ないのがクメール語の大きなハンデ。

カンボジアでクメール語でのインターネット利用が広がれば、こういうところでも幸せが広がる。

カンボジアあいのり学校

12月4日の「あいのり」で、あいのり募金とやらでカンボジアに学校を作るという告知をしてました。

普段は宗教上の理由でこの番組は観てないのですが、ちょっと前に加藤晴彦がカンボジアでロケしていたという噂を聞いたので、それらしき番組をチェックしていたところです。
あれ、でも加藤さんはもうあいのりに出てないのですね。代わりにタッキーが別名で出ていました。

これまでもケニアやエチオピアとかで学校を作ったりしてたみたいだけど、今度はカンボジアだって。あいかわらずわかりやすいんだろうなーカンボジアって。
さらに追い討ちの「小学校つくり」。どうがんばっても箱物作りから逃れられないのは日本人の血なのかね。しかも、学校を新しく開設しましょうじゃなくて、ぼろい小学校の校舎を綺麗に建て変えましょうだって。せっかくカンボジアに援助するなら、他にもいろいろとあると思うんだけど。
おまけにプレイヴェーンときたもんだ。ここ最近、日本の援助関係の上から下までがこぞって食い物にしてる場所じゃないか。よっぽど有力な議員でもからんでいるのだろうか。

284760371_110あと細かいことだけど、「ポルポト政権が子供たちの教育を廃止」ってあんまり正しい言い方じゃないよなー。そもそも田舎の校舎がぼろいって、全てポルポトの責任かそれ。
わかりやすいんだねーポルポトがみんな悪いことにしちゃえば。

でもこうやってテレビでカンボジアがクローズアップされて広がっていくのはいいことだと思うし、校舎が綺麗になれば子どもたちもうれしいだろうし。
募金でこういうところに支援していくのはとても素晴らしいことだと思います。
これから完成するまで、毎週楽しみに番組を観察していきましょう。284760371_118