よくTwitterでカンボジアって検索して情報を仕入れてるんだけど、
こないだテレビでラピュタ放映したせいでベンメリアだらけになってる。
デマなのにね、ベンメリアがラピュタのモデルだなんて。
あんな全編ヨーロッパミックステイストの映画で、
たしかロケハンもイギリスにいったとかって実際の話があるのに、
なんで東南アジアの遺跡と無理やり結び付けようとするんだろ。
投稿者: flussich
雨季っていつまで
いまポイペトなんだけど、
ものすごい大雨。
雨季真っ最中でもこんなに土砂降りになるのは年1回か2回くらいじゃね、
ってくらい。
もう11月も後半入りしてるんだけど、まだ雨季なのかなー。
これで降り納めで、明日から乾季になるのかなー。
チェンラゲストハウスに泊まっています
今日、11月13日、シェムリアップのチェンラゲストハウスに泊まっています。
もうかれこれ5年くらいの付き合いかなー。
昔は手前のしかもバスタブ付の部屋に何泊も沈んだりしてたけど、
いまはめっきり後ろの建物ばっかり。
それでも後ろの$5の部屋は、いまはもう$6だけど、
びしっと綺麗に内装工事されていて、特にバスルームが綺麗になって、
水圧もまあまあだし、テレビもあるし、言うこと無し。
フランス人客に押されているとはいえ、それでもまだまだ日本人も泊まってる。
こっちは日中仕事にでてるし、旅行者は観光してるし、であんまり会わないけど。
おばあちゃんを見かけなくて、ちょっと心配になってたけど、
そういえば裏隣にモンパパゲストハウスができてから、おばあちゃんはよくそっちに
いるんだった。今日無事を確認した。
バイタク連中はみんな相変わらず。
パパさんママさんも元気。息子もいまいる。娘のきつさもこれまでどおり。
今晩はチェンラのめしくうかな。
柬泰衝突
極悪顔フンセンと並ぶとタクシンが良い人に見える不思議。
日本にいる時からニュースが耳に入って心配してた
「カンボジアがタクシンをかくまうからタイが怒るよ」問題。
月曜日にポイペトに着いた時は、ニュースで騒がれてるほど現地では問題になってなかった。
でも、昨日いきなり大きな噂が広まって、今日12日にも国境封鎖になるのでは、と。
しかし、まあそれはカンボジア人のいつもの噂。たいした根拠もなし。
ただ、12日にタクシンがプノンペンで講演を開いたら、もっとタイは怒るだろう、
って普通のニュース程度の情報が源。
もちろん、現時点でポイペトは何の問題も無い様子。
タイ人のカジノ客が減るっていっても、もともとオフシーズンだし、
国境閉鎖で物資不足になる懸念から買占め物価高騰との話も、
それほどカンボジア人はパニックになっていない。
シェムリアップでは、もっと楽観的。
友人のドライバーが「道路よくなったからプレアヴィヒア観に行こう」とか
誘ってくるほどだし。
ただ、今朝、ゲストハウスに警察らしき人物がやってきてて、
こっそり盗み聞きしたところによると、
「タイ人の宿泊客が来た場合は、都度パスポートをコピーして警察に送り届けるように」と。
ちゃんと警戒して対策は打ってるんだな。
もちろんタイ人を警戒ってより、万一のときにタイ人旅行者を守るため、だろうね。
いろいろあってシェムリアップ
今回は4~5日いてみようと思うシェムリアップ。
なんかプノンペンも飽きたし、ポイペトも不便だし、バッタンバンは何もないし、
嫌いだったシェムリアップもゆっくり見てみたら好きになれるかも。
宿はいつものチェンラ。
日本人もそこそこいるみたいだけど、前にも増してフランス人が大量に住んでる。
チェンラでは夜だけネットが無料。WiFi接続もOK。
ただし無線だと使い物にならない遅さ。有線ならそこそこなんだけどね。
幸い、ClickNetの電波が状態のいいときだけチェンラの庭で繋がるので、
多少金をかけてでもそっちのほうが健康にいい。
日中は、シヴォタのラッキーモールの、LUCKAFEとラッキーバーガーで
無料WiFiがあるのでそこで。
ここは超快適スピード。他にネットつないでる人がいない、ってのもあるけど。
オールドマーケットの方までいけば、WiFiが使えるカフェやレストランがいくつか
あるけど、ここラッキーモールはチェンラから近くていい。
数年前から急激に大きな変化を遂げたシェムリアップだが、
ここ数ヶ月はゆるやかな動きしか見せていないよう。
それでも、日本人経営の店が新しくいくつかできていたり、
韓国系の店が減っていたり、それなりの成長はしている。
今日の仕事片付いたら、ちょっとあちこち散歩してみよう。
役にたたないポイペト情報
アライバルビザ窓口の場所が変わってる。
いままでは、タイのイミグレを通って、すぐ反対側にカンボジアビザの窓口があったため、
いきなり道路を横断しなければならなくてちょっとわかりずらかったのだが、
それが道路の反対側、つまりタイの出国イミグレ側に移動してる。
タイを出国してそのまますぐにカンボジアビザの手続きができるので、わかりやすい。
ただし、カンボジアの入国イミグレはやっぱり反対側にあるので、
その後でやっぱり道路を渡らなければならないのだが。
いままでのビザ窓口の建物は、取り壊されて工事中になってる。
恒久的な移動なのか、改装のための暫定移動なのかはわからない。
定例ポイペト情報
昨日プノンペンからのバスで一緒だった日本人、
私がポイペトに泊まるって言ったらやっぱり驚いていた。
いいところなのにポイペト。
カジノはやらないって言ったらさらに不思議がられたけど。
いまはタイ人にとってもオフシーズンなんだろうか、
ポイペトのカジノあちこちで改装工事してる。
ホリデーパレスでWiFiが飛びはじめたの発見。
いつも携帯ダイヤルアップでやってたけど、これでいけるかも、と思いきや、
1時間120バーツ、一日使い放題で400バーツ。
高けー、日本のホットスポット並み。
そしてその携帯ダイヤルアップも、一日39バーツから49バーツに値上げ。いつのまに。
まあそれでもまだ安いから使うけど。
値段が変わったせいで、申し込みコマンド番号も変わったみたいで、
一発コマンド契約ができず、ページからプランを辿って行かないとだめだった。
誰か新しいコマンド知ってたら教えて。
カンボジアコーヒー詐欺
途上国カンボジアのコーヒー農園起業に投資してぼろもうけしませんか。
という、聞いてて恥ずかしくなるくらいありがちな怪しい話。
ちょっと増え始めていて、表にも見えてきた。
ボランティア心とベンチャー心と金儲け心を一緒にくすぐって、
マルチ商法要素も兼ね備えている楽しそうなやつ。
まあ、こういうのに騙されて金とられるのは、その人の勝手だけど、
変なのがカンボジアを跋扈しているのを見てるのはいい気がしない。
ひとつの会社にターゲット絞って、ちょっと調べる。
カンボジアの地方で広い土地を買って、コーヒーとかゴムとか
カンボジア人を雇って育てるんで、売り上げをみんなで山分け。
なので、いまから投資してみませんか?という話。
土地を小口で分けて、コーヒーの木何本か単位のオーナーになるそうな。
まあ、それはいいけどさ、コーヒーって苗植えてから何年で収穫できるんだろうね。
ほぼ同じ内容のサイトでドメイン複数。
デザインとか内容的に、おそらく中学生が学校の実習で作ってる。
もうひとつまったく違うデザインのものも。これは会社名も違う。しかし内容は同一。
日本語のページは見つかるものの、同じような話では
英語でも韓国語でもほとんど情報は出てこない。
出てきた日本人の名前は3つ。
ひとつはどうみても偽名っぽい。
あとの名前で検索すると、ちょっと怪しい商法のものがいくつか出てくる。
こういうことやる人はいつまでもどこまでもそういうことやりつづけるんだなー。
出てくる名前も日本人だし、ターゲットも日本人だし、
親ネズミは日本人なのかと思ってたが、どうも親は別にいるっぽい。
マルチにありがちな代理店方式なんだろう。
親を探しに辿っていったら、もちろんカンボジアにいた。
表向きな社長はカンボジア人だ。
しかしおそらく雇われ社長で名義貸し。カンボジアじゃ外国人だけでは会社つくれないし。
その上に隠れていたのは、在日韓国人。
その下には韓国人、中国系韓国人、在米韓国人、でるわでるわ。
その韓国人グループからは、健康食品とか、オンラインカジノとか、金貸しとか
そんなんが見え隠れする。
もう怖いからこれ以上深くは調べない。
何か聞こえてきたらまた書こう。
プノンペン日記 キャピトル3と焼肉
ちょっとWiFiのことばかり書きすぎだ。
今日は身軽にUSBメモリだけ持って、昔のなじみのネット屋にきてみた。
きてみたっつっても、キャピトルの目の前だから、
いつも見てるし通ってるしだけど。
そして停電。
あいかわらずなんだなー。
最近、カフェで快適で、ここがまだまだカンボジアなんだ、ってことを
忘れかけてた。
そしてPCも重い。ブラウザひとつなかなか開かない。USBも遅い。
もうだめだ。
さようなら、ネットカフェ。
キャピトル3。
シングルファンの部屋で2つだけある端っこの、窓が2つある部屋が
快適でお気に入り。
スタッフのお姉さんもわかっていてくれていて、
いくつかシングルが空いているときも、まずそこに優先で入れてくれる。
しかし窓が大きすぎて、大雨が降ると閉めていても浸水する。
こないだ、床においたバックパックぎりぎりまで水がきていて
危ないところだった。
もうすぐ乾季になるから、そしたら水の心配もなくなると思うんだけど、
乾季は窓を開けておくと、砂埃で床がすぐじゃりじゃりに。
どこが快適なんだったか。
四季っていう焼肉屋にはじめて行ってきた。
独立記念塔の裏のほう。
高級焼肉店かと思い込んでいたら、
なんとランチ$3。
豚肉炒めにキムチと、サラダ、ごはんおかわり自由、
味噌汁もしくはスープ、食後にコーヒー。
いけてる。これで3ドルはお得。
つうちゃんが無い今、通う候補第1位に。
でもちょっと遠い。
キャピトルの周辺でも新しい食堂開拓してる。
一本裏の通りのナリン2隣の食堂がいい感じ。
ゲストハウスもあって、雰囲気もファラン向け。
例のファランがよく食ってるようなパンとたまごとかの朝食とかがある。
現地食はあまりないかも。
スパゲティが2人前くらいの山盛りで$2。
味もゆで方も合格点。
Rendezvous Cafe ランデブー 新しいWiFiカフェ
ランデブー。
新しいWiFiカフェ。10月1日にオープンしたばかりだってさ。
昨日散歩してて発見した。
場所はニューヨークホテルの北隣。
モニヴォンからワットコー高校のほうに入ってすぐのところ。
WiFiはキーが設定されていなくて、いきなり自由に接続可能。
速度は、128Kbpsってところかな。
いま客が1人しかいないからかなり安定してる。
上りのほうが速くて200Kbps近く出てる。
コーヒーの値段は、まあ他とだいたい同じ。
アイスカフェラテが$2.5。
無糖状態で出てくるのはかなりの高ポイント。
涼しいし静かだし快適だー。
でも、オープンしたてなのを差し引いても、客が居なすぎで心配。
昨日覗いたときも無客状態だったし、今日も誰もいない。
次に来たときはもう無くなってる可能性も。
City Mall カンボジアの複合ショッピングモール
オリンピックスタジアムの西側に、おそらく最近オープンした
複合ショッピングモール。
カンボジアにはこの手のショッピングモールがぼこぼこできてる。
プノンペンじゃなくて地方でも。バッタンバンでもいま建設中だ。
4階建てくらいだが(5階かも)、建築面積がやたら広いので、
売り場面積としてはプノンペンで一番、ソリヤよりも大きいかも。
オープンしたての割には、きっちりテナントがたくさん入ってる。
ただしやっぱり「綺麗な市場」の域は超えられない。
ラッキーグループがどうやらオーナーらしい。
目の前に単独でラッキースーパーがあったが、いまはなくなって、
この中のラッキースーパーに吸収されている。
ちなみにソリヤのラッキースーパーもいま改装閉店中。
もしかしてここのオープンのために商品を運び込んで、売るものがないのかも。
1階に、ラッキーバーガーとBB Worldが並んで店を構えている。
思いっきり競合するんだが、よくラッキーがBBを受け入れたな。
表の敷地内にはT&Cもあるので、ラッキーグループとワールドグループは
意外と仲がいいのかもしれない。
いまはバーガー隣のラックカフェからネットしてる。
WiFi無料だ。
カフェの無料ネット系の中では一番速くて快適かも。
日中の潜伏場所が増えてうれしい。
ちなみに表のT&CでもWiFi無料で使えるはず。
そのかわりONLINEやClickNetの公衆WiFiは届いていない模様。
ラックカフェはほんとにカフェとケーキくらいしかないので、
さっきラッキーバーガーで鳥ごはんを食べてきた。
$1.25。
肉がやたら硬いけど、バーガー系よりはボリュームもあるしいいか。
しかしKFCにはかなわない。
そしてKFCもこのCity Mall内でいま工事中。
楽しみだ。
バッタンバンで水祭りのボートレース予選
この土日にバッタンバン行ってきた。
ものすげー人だった。
今月末~来月にかけてある水祭りのボートレースの予選と、
十五夜と、雨季に寺篭りしてたお坊さんが出てくる祝いと、
いろいろ一気にまとめて祭りになってる。
バッタンバン住んでたころに、ああそういえばボートレースの予選があって、
川沿いとか人が集まってた記憶があるけど、
こんなすごかったかー。
昼間は川でボートレース。
夜は、電飾のついた山車を坊さんが街中引き回し、
川では、紙で作った船にろうそく立てて流す精霊流し、
なんか歌手だかダンサーがきて特設屋外ステージでコンサートだわ、
普段何もない川原に高速観覧車やメリーゴーランドはあるし、
夜店はすらっとでまくり。
ところで、カンボジアの夜店のゲームって、なんで
風船割り
しかないんだろう。
どこ行ってもいつ行っても、風船割りばっかりだ。
壁を作って風船を並べておいて、ダーツの矢で割るやつ。
割れると景品がもらえる。
いぜんどこかでやったコーラとかしか景品が無いやつは一回500リエルだったけど、
今回あったのはみんな一本1000リエルで、3本か5本から、だった。
そのかわり景品は、食器や生活用品からおもちゃまでいろいろ。
6000リエルで6本投げて、3つ割って、
マグカップ、蓋着きタッパー、大きな洗面器、をゲット。
どうなんだ、普通に買ってもそのくらいじゃねーか?
台風去って天気は良くなった
昨日のT&CでWiFiが使い放題じゃ無くなった話、
2時間経って、発行してもらったパスワードが使えなくなった時点で
店員さんに「2時間終わっちゃったんですけど」って言ったら、
また新しい2時間パスワード発行してもらえた。
何回でもいいって。
結局使い放題だった。
それでもノートPC開いた客が明らかに少なくなってるところを見ると、
かなり効果はあるんだろう。
サービス内容を落とさずに、簡単な設備と運用で改善か。
勉強になるなー。
改善か改悪かはわからないけど。
今日はBBWorld Monivongで。
ここは相変わらずノートPC開いた若者でびっしりだ。
特にコンセントの近くの席は完全に埋まってる。
そしてスピードは最悪。
ClickNetの電波入るから、有料でもそっち使ってたほうがまし。
ONLINEとT&Cのネットの話
今日は昼間から激しい雨だなー。
プノンペンのネット環境の変化について。つーか自分の使い方の変化。
モニヴォンのT&C、WiFiが無料だったんだけど、
なんか新装オープンしていて、WiFiが無いと。
お姉さんがあまり詳しくなさそうだったので、
サービスとして無くなったのか、単にオープンしたてで
環境がまだ整ってないだけなのかわからなかった。
なのでペンシル近くの新しいT&Cへ。
こっちも以前は完全使い放題だったんだけど、
2時間だけ使えるパスワードを店員が都度発行してくれる
システムに変わってた。
そりゃそうだよなー、T&Cなんていつきても
ノートPCを開いたカンボジア人客が長時間席を占領してたもんな。
有料WiFi。
ONLINEのほうを使ってみた。
いままでClickNetだけ使ってたけど、よく行く店でONLINEが
使えるようなので、ちょっと試しに。
ClickNetと比べると、長時間の割引がなくて割高感があったけど、
いつのまにか料金値下げしてた。
ClickNetと同じくらい。$10で20時間とか。
これなら使える。
で、実際に$10のカード買って使ってみたら、
残り時間60時間とか出てるし。なんだこれ、
プロモーションとかか?それともバグ?
プノンペンは今日も雨だった
昨日も今日もいまにも雨が降りだしそうな曇り空。
昨日の夜はしとしと雨が降り続いてたし。
いまの時期はずっとこんなんかなー。
そんなに暑くなくて過ごしやすくていいんだけどね。
つうちゃんはほんとに無くなったままだ。
もうこのまま復活しないのだろうか。
そこそこの値段でそこそこのカツが食える場所はないものだろうか。
漫画も読めて。
プチュンの正しいカナ表記ってどれ?
プチュンバン 313件
プチュンビン 0件
プチュンブン 1件
プチュンベン 156件
プチュンボン 4件
プチョムベン 1件
こんなんでました。
bən だろうから、カタカナ規則的にはバンがいいのか。
ベンのほうが自然な気もするけど。
でもどっちかって言うと、盆につられてボンにするのがお気に入り。
今日から3日間、カンボジアではお盆。
昨日から休みだったり、来週月火あたりまで休みだったり、
木曜日がまた祝日なので人によっては10日連休とったり、
日本以上の連休週間。
マイクロファイナンスはボランティア詐欺の夢を見るか
タイトルだけ思いついた割には中身は考えながら書いていく。
そもそもマイクロファイナンスってよく知らないんだけどね、まだ。
近頃よく聞くようになってきた、マイクロファイナンスって。
途上国の小規模起業希望者に対して、小口の融資を集めるシステム。
要は金貸しだけど。
いままでODAとかでやってきたようなことを、
よりダイレクトに対象を個人にして、コントロールも民間とかNGOに落として、
個人が簡単に融資を通して途上国の発展の手助けをできるように、って。
しかしね、なんか微妙な風は感じる。
どうも、やりようによっては、いくらでも詐欺に準ずることができるような気がする。
てゆーか、やってるほうも確信犯で結果そうなっちゃうんじゃないだろうか。
いや、真剣にやってる人たちはもっと純粋で真面目なんだろうけど、
なんか見ていて危うい。
たとえばね、Kiva.org 、オンラインマイクロファイナンスの先駆けだ。
http://kivajapan.jp/
けっこう期待して見ていて、流行りだした当初は私も参加したいと思ってたんだけど、
いまのカンボジアの融資希望者のリストとか見ていると、
$1000以上のまともそうな融資もあるけど、その間あいだに、
どうみても小遣い少ないってだけの理由じゃないかっていう$100とか$200の
起業融資ってより、単なるサラ金みたいのがたくさんある。
なんかこういうのをしっかりしないとさ、悪影響しか残さないと思うんだよ。
このKiva以外でも、カンボジアだけをターゲットにしたマイクロファイナンスとかいうのが
日本でもぽこぽこ出てき始めている。たとえば、
http://www.securite.jp/microfinance/
こういうの。
まあ、詳しく分からないから、余計なことには言及しないけど。
いままで単純にボランティアだ慈善だって言ってたNGOとかでも、
これからは起業援助だとか言ってさ、こういう方向にシフトしてきてる。
なんだろ、ボランティアが流行ってた時代でもいろいろあったからねー。
井戸作るっつって金集めて、結局ほととんど誰かの懐に入ってたり、
現地に残したのは砒素問題だけだったり。
現地カンボジアではさ、韓国人というと結婚詐欺とか人身売買とかで有名だけど、
日本人は、こういうビジネス詐欺みたいので有名で警戒されている。
過去何度も、日本人がカンボジアでネズミ講やらマルチやらやって有名になってるから。
真面目にやってて失敗したり結果が違う方に行くのは、まあ仕方ないとしてもさ、
こういうマイクロファイナンスとかが流行ってくると、
絶対はじめから詐欺る気まんまんの悪人がわらわら出てくる気がする。
隠れ蓑としてのマイクロファイナンス。
その辺の見極めが重要になるだろうなーって思う。
在日カンボジア二世ギャング
見出しだけにつられてGON!の後継本「実話ナックルズ」とかいう雑誌を買ってきた。
アウトサイダー特集の中の「在日難民少年のリアル」というドキュメント3ページ。
表紙には「在日カンボジア二世ギャング」と書いてあったけど、
中を読むとちょっと違うかな。
タイの難民キャンプで生まれ、小さい頃に日本に移り住んで育ってきたけど、
日本人からの差別もあるし、そりゃ大変だよな、そういう方面に行っちゃう人が多いよね、って話。
ま、内容は特になくて、表題の通りの少年たちがいることを知ってる?ってだけで終わる。
これ意外と見落としがち。
そもそも日本にカンボジア人が、それなりの人数住んでいるってこともあまり知られてないし、
日本にきても大変なんだろうなってことも、考えればわかるんだけど気づくまでピンとこないし、
さらに子供の頃から日本人として育ってきた彼らの苦労なんてのは、
想像しようとしたことのある人すら、ものすごく少ないんじゃないかな。
実際に私の知り合いにいわゆるこの在日カンボジア人と呼ばれる人がいて、
いろいろと話を聞いたこともあるんだけど、
とにかく仕事に就くのが大変だって言ってたな。
いまの日本では多少は差別も少なくなったとはいえ、まだまだ確実に残ってるし。
戦争時と違っていまは平和になったから、カンボジアに帰ろう、と思っても、
言葉の問題や、日本人として育ってきたのにいまから適応できるかとか、
親から語り継がれた戦争の恐怖感もあるだろうし、
日本人が日本人としてのんびりカンボジアみたいな国に住みたい、というのとはわけが違う。
それに、カンボジアの人たちからの差別、というのもあるらしい。
みんな大変な思いをしてた時代に祖国を捨ててのほほんとうんぬんかんぬん。
一度祖国というものを失ってしまうと、もうどこにも帰る場所はなくなるのか。
在アメリカのカンボジア難民二世って人たちにも何人かあったことがあって、
この辺の話も興味深いんだけど、
うまくまとまんないから、またあとで書こう。
いまのカンボジアの音楽シーンと繋がったりする話。
「ニューイヤーベイビー」ってカンボジア難民がテーマのドキュメンタリー映画もあって、
それも見たいんだよなー。
闇の大人たち
24時間テレビでやってた菅野美穂のカンボジアのお笑い番組がいまだに入手できない。
まあほんとはちらっと見たんだけど。
東南アジアでの児童売買春の問題。
ちょっとダラダラときわどいこと書いてみるか。
昨日だったかな、カンボジアで白人じじいが数人この件で逮捕されてて、
ちょっとニュースになっていくつかブログ記事とか読んだけど、
いやーほんとに実感する。
日本の報道だと、東南アジアでそういう悪いことをしてるのはみんな日本人になってて、
今回の菅野美穂のバラエティー番組でも、
とにかく日本人が子供を買いに貧しい国に来てるよ、って論調だったけど、
そんなことはない。
東南アジアどこにいったって、不良外国人の大半は欧米系だ。
規模が違いすぎる。
もちろんそういう悪い日本人もいるけど、
たくさん日本人観光客が行ってる中での少数の悪い日本人の割合と、
一般欧米人観光客に対する不良白人の多さは比べ物にならないと思う。
そしてもうひとつ大事なのは、2009年になった今でもやたらとカンボジアが注目されるけど、
実はタイの暗黒部がそうとう酷いし深いし大きいってこと。
素人の私がちょこっと聞きまわっただけでボロボロでてくる。
しかし、タイがそんなひどいことになってるなんて、ほとんど知れ渡っていない。
ゴーゴーとか有名で、まあタイに行く男は遊び目的も多いんだろうな、
っていうイメージは浸透してるけど、それでもなにかちょっとした火遊びっていうか、
日本の風俗の延長としてだけで、児童売買春なんてところとはあまり結び付けない。
対してカンボジアは、どろどろした雰囲気の印象がいまでも濃く残ってる。
東南アジアの一番暗い部分といえばカンボジア。
たしかに十数年前はカンボジアがひどかったけど、いまはもうそんなに表に残ってない。
旅行者が行って簡単に見つけられる所には、もうそんなひどいものはない。
もちろん、子供側の問題はカンボジアにもまだまだ残ってるよ。
田舎の村とかに行くとね、貧しい家から買われちゃって行く訳だな、
で、どこに行くかというと、まあ周辺国とかなわけ。
まとめると、
カンボジアでは意外と頻繁にこういうニュースが出る。
出るってことはちょっと変なことやるとすぐに捕まってるってこと。
対してタイでは、カンボジアよりも多いはずなのに、ほとんど問題になることはない。
白人がタイでどんなひどいことやってても、決して表にでてこない。
なんでだ。
その大きな理由はあるのよ。
「アレ」の力だな。
東南アジアの山岳地帯や少数民族に、なんで「アレ」が多いのか。
孤児院とかアレが運営してる所がなんでたくさんあるのか。
そもそもの東南アジアに巣食ってる意義がそれだったりするのよ。
いやー恐ろしい。
意外と東南アジアでの歴史もあるからね。
タイでは深く根付いていて、カンボジアはそうでもないってことか。(この辺の理由と考察は別途)
単純に人数が多いから割合で悪い人も多いとかそういう話じゃ終わらないよ。
アレが組織だってそういうことをやってるのよ。
組織力が尋常じゃないし、国家の力をも盾にしてるからとても強大。
でも、こんなの絶対に暴かれない。
ここを掘り下げるのは、どんな力を持ってしても無理。
日本でカルト政党が大敗する時代がきていても、
アレはまず滅ばない。
私の知り合いにもアレ系の人は意外にたくさんいて、
もちろんほとんどの人は真面目に生きているんだろうけど、
自分たちと同じグループに属する悪人どもが、その名前と力を利用してとんでもないことを
し続けていることを認識してほしい。
ちなみに、この辺のヒントは「地獄の黙示録」って映画でなんとなく描かれていたりする。
台風クロヴァンはカンボジアの木
日本の政治についてまったく前知識のないカンボジアの方からのご報告。
あっちのテレビの報道によると、
「日本人は今後の中国の発展とアメリカ経済の終焉を見据えて、
いままでの親アメリカ政党ではなく、親中国政党を選んだ。」
らしい。
いったいどこのチャンネル見ての話なんだか。
選挙が台風のようだった、とかそういうのではなくて。
クロヴァンが来てるよね。
台風。
台風についてるクロヴァンって名前、カンボジア由来で、
調べてもなんかカンボジアの謎の木、みたいになってるけど、
あれでしょ、クラヴァン山脈の。
カルダモンだよね。
あれ、カルダモンってメジャーじゃないの?
そもそもクラヴァン山脈ってなんでカルダモン山脈なんだろう、と調べてみたら、
- 少なくとも19世紀末から儀礼を伴うカルダモンの収穫が行われていた記録があり
- 中央政府はこの植物に万能薬としての価値を見出し
- 貢納・徴税による管理を通じ海外に輸出してきた
ということらしい。
いまでもカルダモンいっぱいとれるのかなー。
ちょっとビジネス臭が。
たしかクラヴァンあたりは、クメールでもタイでもなくて、いまでも少数民族の住む土地だよなー、
サムレ族とかペアル族とか。
クメールの王に言われてカルダモンを献上してたんだな。
てことはそこそこ独自の文化は持ってるはず。
会ってみてー。