途上国カンボジアのコーヒー農園起業に投資してぼろもうけしませんか。
という、聞いてて恥ずかしくなるくらいありがちな怪しい話。
ちょっと増え始めていて、表にも見えてきた。
ボランティア心とベンチャー心と金儲け心を一緒にくすぐって、
マルチ商法要素も兼ね備えている楽しそうなやつ。
まあ、こういうのに騙されて金とられるのは、その人の勝手だけど、
変なのがカンボジアを跋扈しているのを見てるのはいい気がしない。
ひとつの会社にターゲット絞って、ちょっと調べる。
カンボジアの地方で広い土地を買って、コーヒーとかゴムとか
カンボジア人を雇って育てるんで、売り上げをみんなで山分け。
なので、いまから投資してみませんか?という話。
土地を小口で分けて、コーヒーの木何本か単位のオーナーになるそうな。
まあ、それはいいけどさ、コーヒーって苗植えてから何年で収穫できるんだろうね。
ほぼ同じ内容のサイトでドメイン複数。
デザインとか内容的に、おそらく中学生が学校の実習で作ってる。
もうひとつまったく違うデザインのものも。これは会社名も違う。しかし内容は同一。
日本語のページは見つかるものの、同じような話では
英語でも韓国語でもほとんど情報は出てこない。
出てきた日本人の名前は3つ。
ひとつはどうみても偽名っぽい。
あとの名前で検索すると、ちょっと怪しい商法のものがいくつか出てくる。
こういうことやる人はいつまでもどこまでもそういうことやりつづけるんだなー。
出てくる名前も日本人だし、ターゲットも日本人だし、
親ネズミは日本人なのかと思ってたが、どうも親は別にいるっぽい。
マルチにありがちな代理店方式なんだろう。
親を探しに辿っていったら、もちろんカンボジアにいた。
表向きな社長はカンボジア人だ。
しかしおそらく雇われ社長で名義貸し。カンボジアじゃ外国人だけでは会社つくれないし。
その上に隠れていたのは、在日韓国人。
その下には韓国人、中国系韓国人、在米韓国人、でるわでるわ。
その韓国人グループからは、健康食品とか、オンラインカジノとか、金貸しとか
そんなんが見え隠れする。
もう怖いからこれ以上深くは調べない。
何か聞こえてきたらまた書こう。