タイ・カンボジアにいると、インスタントラーメンについての価値観が変えられる。
日本ではジャンクフードの部類に入るインスタント麺だが、タイなどではしっかりと食材のひとつとして存在する。
屋台で麺料理を頼むと麺の種類が選べたりして、太麺にする?細麺?黄色い麺?インスタント麺?ってな感じで、れっきとした選択肢の一つにノミネートされるのだ。しかも、格下の感はまったくなく、他の生麺乾麺と同等に渡り合う。
いや、米の乾麺なんて市場でむちゃくちゃ安く売ってるから、ひょっとしたらインスタント麺はちょっと高級食材なのかもしれない。
ポイペトから逃げ延びてたどり着いたタケオでのウェルカムラーメン
チェンラでポケットの100リエル札集めて注文したフライドヌードル
生涯忘れることのできない思い出の食事にでてくるのはすべてインスタント麺だ。
ありがとうインスタント麺!
来世、僕がもし麺類に生まれ変わるなら、インドシナのインスタント麺になりたい。