ラタナキリへ行くために、前日に聞き込み調査をしたところ、船着場の近くのタクシープールから朝7時すぎに乗り合いタクシーが出発するというので、それに乗ることにしました。
7時にその場所へ行くと、長身の白人のおっさんがバックパックを傍らに立っています。彼もラタナキリへ行くのでしょうか。やがてやってきたカムリタクシーには、すでにカンボジア人が運転手を含めて6人。満員ではありません、これに乗るんですよ、カンボジアの乗用車タクシーの標準定員は8人ですから。
白人さんと一緒にすでに2人座っている乗用車の後部座席に無理矢理入り込むと、すぐに車は出発。
ストゥントレンからラタナキリへ向かう道は、舗装ではないものの整備されてとても綺麗な道です。揺れは少ないものの、後部座席に4人もいて普通に座れるはずはありませんから、10分もたたないうちに体のあちこちが少しずつ痛みだします。
車中、やっぱり話しやすいのは外国人同士、カンボジアのタクシーシステムの文句の言い合いからはじめて、お互いの旅のことなどを聞きあいます。
その白人さんは宝石を買いあさってカンボジアを周ってるドイツ人でした。
4時間くらいと聞いていたのですが、ドライバーが土の道をがっつり飛ばしてくれたおかげで2時間半ほどで街が見えてきました。
やがて市場前のタクシーターミナルに車は到着、途中ぼろいゲストハウスに外人2人組で降ろされそうになりましたが、ドイツ人の押しで最後まで乗り切りました。
事前に宿の情報を仕入れて決めてあったので、宿を決めてないドイツ人を誘ってそこまで徒歩移動です。といっても車を降りてから100mくらい。しかし目的の
Ratanak Hotel は改装中で閉まってました。仕方がないので向かいの Kim Marakot Hotel
へ飛び込み。これが大あたり、$5で綺麗な部屋にドイツ人も満足そうでした。
(ネット環境がなかったので、この日記は後で書きました)