カンボジアでとうとうひったくりにやられた

とうとうやられた。
ひったくり。
もう数日前だけど。

夜、日本人とかと歩いてたら、後ろから静かに近づいてきた2人乗りバイクに、
腰につけてた小さなバッグを。
ベルトホールにボタン3つでとめてたんだけど、ぶちぶちぶちっと。

いやーちょっと気が緩んでたかな。
いかんいかん。
怪我しなくてよかった。はじめから追いかけたりする気はなかったけど。

被害は、小バッグに、メモ帳、ミニボールペン、ウェットティッシュ、ポケットティッシュ、
歩き方の最初についてる地図1枚、名刺15枚、50BのLEDライト、イブ2錠、ねこのえさ。
財布とか携帯とかはポケットに入れているので無事。
不幸中の幸いというか、盗ったほうもがっかりだろう。
どうせ中身チェックしてそのままどこかに捨てるんだろうから、返してほしいよなー。

なんかー、いろいろ話を聞いてると、ほんとにここ数ヶ月、ちょっと治安が悪いっぽい。
日本人の中だけでも、被害の話をよく聞く。
半年前と比べても、なんか街の空気がちょっと違う気もする。

そんで、ほんとの怖い話はここから。

先日、キャピトルのレストランで知人とご飯を食べていたら、レストランのすぐ脇の道路で、
ガシャーンと、バイク事故のような大きな音が。
瞬間的にそちらを振り向いたら、
体勢を立て直してあわてて走り去ろうとする男2人組、手にはバッグ。
バイクの後部座席から落とされた女性、立ち上がって叫びながら走って追いかけだす。
別にこけてるバイクがもう一台。

あーひったくりだ。

すると間髪をおかず、周囲にいたバイク、キャピ前のバイタクが、一斉に追跡開始。

そしてさらに、道路にいたおっさんがいきなり発砲。
水平じゃなくて斜めだったので一応威嚇射撃。
飯食ってる私の10mくらい前で。いやーびびった。

またたく間にあたりは数百人の野次馬で騒然とした。

すぐ先でバイク隊が犯人を確保したらしい。
もうひとつの野次馬群がぞろぞろと戻ってきて合流。
ちょっとかっこよかったなー、この時のバイタク連中。

警察が駆けつけてなんだかんだやって犯人連行するまで数十分、
ものすごい人数の野次馬で、興奮気味の状況伝言ゲームがあちこちで。

巻き込まれてこけた人は、足を引きずりながらまたバイクに乗って帰っていった。
それにしてもあの発砲したおっさんは何者だったんだろうなー、
制服じゃなくてただの白いTシャツのおっさんだったし。

ほんと、気をつけなきゃね。

Corner33 プノンペンWiFiその3

電波を求めて川沿いまで来てみた。
ここは王宮の2ブロック北の南西角。
FCCの角から美術通りに入ったところって言ったほうがわかりやすいか。

Corner33。
赤いビルのおしゃれな土産物屋の2階がおしゃれなカフェ。3階はおしゃれなバー。
何も案内はなかったけど、NEW SAIのお姉さんに教えてもらった。

すげーなここ。こんなの前からあったっけ?
ガラス張りでエアコン効いてていいソファでテレビもあって。
リバーサイドだけあって客もファランだらけ。
FCCはまだプノンペンのいい感じのカフェって感じだけど、
ここはもう東南アジアの匂いすらしない。日本かどっかの普通の店だ。
そしてメニューも高い。アイスコーヒー$2.5とか$3とか。

無線LANは、キーなしでつながる。
店内にPCも数台置いてあって、自由に使えるらしい。

しかーし、がっかりするほど遅い。
回線がどうのというより、使ってる客が多すぎるようだ。
30人程客がいて、そのうち10人がPC開いてる。
昨日遅いといってたカフェでも、Skypeでなんとか会話できていたが、
ここではまったく使い物にならない。時間帯にもよるかもしれん。

店自体はすごいいいし、店員も気持ちいいし、コーヒーもおいしいし。
でも、ネット状況とお釣りの$5札がボロすぎたので総合点マイナス。

プノンペンWiFiその2

ミタピアップホテルのカフェ。
T&Cの道路はさんで反対側。

ここも前から無料ネットできるのは知ってた。
ガラスにでっかく「FREE INTERNET / WiFi Access Here」
って書いてあったから。

例によってキーを店員に教えてもらって接続。

お、おそい。。。
バンコクのGreenより反応が悪い。
とりあえず繋がりますよ、ってだけの感じ。

ここに来るなら、道路渡ってT&C行った方がいいかなー。
メニューも全体的に高めだし。アイスコーヒー1.5ドル。

日曜の午後、カフェで涼んで、ケーキ食べながら
日記書いたり。
優雅気取りでいたけど、一人でむなしくなってきた。

部屋戻って篤姫みよっと。

タイとカンボジアの無料Wifi

今回、無線LAN端末myloを装備してるので、あちこちで無線LAN状況を調べてる。

バンコクでは、前に書いたTRUEという会社の Green Bangkok Wifi があるので、
ほんとにいろんなところで無料でネットが繋がる。
カオサンだと、MPツアーの入ってるバイヨンビル、D&D INNのあたり2箇所にピークが
あって、ほぼカオサン通り全域でOK。ただしちょっと店の中に入っちゃうと微妙。
ランブットリと寺の交差点や、寺の裏にもスポットがあるので、ママズから近い屋台とか、
私の定宿のマイハウスのレストランでも、飯を食いながらネット可能。
都心の主要ショッピングセンター店内はたいていどこでも繋がるし、
バス停に Green Bangkok Wifi の看板があるところでは電波が掴める。
ただし、この Green Bangkok Wifi、ちょっと速度が遅すぎ。
接続も安定しないでよく切れるし、毎回ログインも面倒。

バンコクのあちこちにある Coffee World。この店内で無料Wifi可能。
カオサン店では店員に聞くとキーを教えてくれる。
MBK店は、なにもなしでそのまま接続できた。
こちらは速度もまあまあで快適。コーヒーはスタバ並に高いけど、
おいしいカフェ片手にソファで涼しく優雅にネット。

カンボジア。
期待していた T&Coffee でほんとに無料ネット接続できた。
プノンペンのモニヴォン通り、BigAからもうちょっと北に行った対面の店。
ここも店員に聞くとキーを教えてくれる。速度は期待してたより、まあ使える。
アイスコーヒー3000Rだし、もうしょっちゅう篭っててもいいかも。

ほかにもプノンペンにはいくつか無料Wifiのカフェがあるようなので、
これからカフェめぐりの調査を続ける。

アジーホテルのKFCで電波チェックしたところ、いくつか飛んでいたが、
どれもロックされていて使えない。
ASIA HOTELという名前のものがあったから、宿泊者は使えるのかも。

バッタンバン。
まったく期待していなかったけど、3号線に新しくできたGecko Cafeに
「Free Wifi Available」の張り紙を発見。帰り際にみつけて、
時間がなくてまだ試してないけど、来週また行くからその時チェックだ。
このGecko Cafe、FCCの劣化版みたいでなかなかいい感じだよ。

プノンってどういう意味だっけ

DS模擬問題:カンボジア編-プノンペンの起源ともなった「ワット・プノン」
問 プノンペンの起源ともなった「ワット・プノン」。現地語でワットは「寺院」だが、「プノン」の意味は次のどれか

 A 山
 B 川
 C 丘
 D 池

正解 C

http://www.travelvision.jp/modules/news1/article.php?storyid=37451

トラベルビジョンとか言うところのページ。
これはひどい。

坂本ちゃんのカンボジア語基礎1500語から引用。
—————————————-
ភ្នំ [phnòm] (名) 山。丘。
—————————————-

正解が複数あるんですけど。

これで「A」って答えるほどアスペじゃないけど、選択肢として不適切じゃん。
ワットプノンの由来をきくだけのクイズならよかったのに、“現地語で「プノン」の意味は”って言っちゃってるから。

こういうクイズ作るなら、ちょっとくらいは調べるとかしようよ。

ゼファーが民事再生手続き開始申請

昨日のニュース。
ゼファーが民事再生手続き開始申請、負債949億円で多方面に影響も

https://jp.reuters.com/article/idJPJAPAN-32819920080718

まあ、そこそこでかい不動産会社がつぶれるって話なんですけど。
ゼファーって、、、

https://ct.blog.camboja.jp/2007/08/%e3%83%97%e3%83%8e%e3%83%b3%e3%83%9a%e3%83%b3%e7%b5%8c%e6%b8%88%e7%89%b9%e5%8c%ba/

これっすね。
プノンペン経済特区。これやってた日本の会社ってのがゼファー。

あー、韓国のこと言ってらんない。
日本も同じじゃんよー。
プノンペン経済特区がこれからどうなるか、まだわからないけど、
日本の会社がてきとうにカンボジアを利用して、勝手にこけてるよー、
ごめんなさい、日本人でごめんなさい。

しかももしかすると、はじめからカンボジアで詐欺行為働くつもりだったとか、
そこまでいかなくても、日本での不振をごまかすために海外事業でお茶をにごす
のにカンボジアをおもちゃにしたとか。

もうね、カンボジア行けない。はずかしくて。
つってもカンボジアの人はまだ誰もこんなニュース知らないだろうけど。

祝プレアヴィヒア世界遺産登録記念コンサート

昨日、オリンピックスタジアムでコンサートをやってるというので行ってみた。

でかいコンサート、入場は無料で、すごい人の数。
花火もばんばんあがって、有名歌手が勢ぞろい。(たぶん)
会場の中でも外でも、カンボジア国旗がたくさん振られていて、
招待客はみんな同じTシャツを着ている。プレアヴィヒアの。

祝プレアヴィヒア世界遺産登録記念コンサートでした。
もうね、カンボジアはどこにいってもみんなプレアヴィヒアの話をしてる。
お祝いモードとタイへの困惑。
国家行事で、国民が一致団結中。

でもね、そのコンサートTシャツをよく見ると、プレアヴィヒアの写真の隣に、
フンセンの顔写真が。
人民党のマークや旗こそないものの、あからさまだなー。
選挙期間中でしょ、いま。これってどうなのよ。

でもさすがにみんなもわかってはいるんだろうなー。
世界遺産は世界遺産、コンサートはコンサートで盛り上がって、フンセンはまた別、って。
まさか、プレアヴィヒアが世界遺産になったのはフンセン様のおかげ、
なんて思ってないよね、ね。

Khmer Fried Chicken

なんかカンボジアのコミュニティに書き込みあった。
アジーホテルにできるんだって?
これはすぐにでも行かなければ。

しかし想像つかないねー。だってここ(写真1枚目)でしょー。
(この方向からの画像なのはわざと)
でもBBワーとラッキーにとっちゃ死活問題だよなー、これでいよいよドナルド軍も侵攻してくるかもしんないし。

調べてみたら、マレーシアの会社と、例の飛ぶ鳥を落とす勢いのロイヤルグループが仕掛けてるらしいじゃないか。
しかも、プノンペンのアジーホテル店を皮切りに、シェムリアップやシアヌークビルなどに今年中に4~5店舗オープンさせるだとか。
本気かよ。

まずは mid-February オープンらしいけど、もうそろそろ後半じゃね?

参考資料で去年行ったサイゴン店
カンボジア店オープンを発表したときの記者会見(らしい)

あと「ABC」のパクりマークの写真貼ろうと思って探したんだけど、あるはずなのに見つからない。ちゃんとタグつけとこうね。

あのワットプノン

ワットプノンってたぶんここ。

写真でわかるように、常に人であふれてるプノンペンの人気スポットです。

うそ。
こないだの水祭りの時で、ものすごいことになってるけど、ふだんはこんなに人はいない。
かわりに猿がいる。
たしかここの猿つかまえたら金もらえるんだっけ。
あと象もいる。
バッタンバンの田舎からでてきた子が「象が見たい」っていうからきたんだけど、この日は水祭りで象は休みでした。

そういやGoogleマップでカンボジアに国道が追加されたねー。結構いい加減な線の引き方だけど、いままでカンボジアは真っ白だったので、それでもかなりの進歩。
隣のタイみたいに道が網羅されるのは何年後かな。
あと、地名もタイみたいにかっこよく自国の文字で書いて欲しい。

パラゴン行ってきた

いつも気になってて、でも行ったことのなかったパラゴンにようやく潜入してきた。

ペンシルからこの周辺は、いまやたら開発してるね。
あと数年で大商業地区にするつもりかもしれん。

さて、中。
オープンしてまだ1年ぐらいのはずなのに、すでに場末の雰囲気。
タイのさびれた田舎のつぶれそうなデパートとかこんな感じだよね。

正面にまずBLACK CANYON。まあこれだけでここの存在価値あるかも。
パラゴンってのは名前だけのパクリかと思ってたら、BLACK CANYONだし、CAMSHINのショップがあるし、隣にはあのMKだし、もろタイ資本で動いてるね。

エスカレータを上ると、そこには「K Four」。えーとよく知らないんだけど、これって有名なブランド名?それかもしかしてカル…

そしてうさんくささ極めつけは、日本食「AIKO」。
お昼近くに行ったのに、客は一人もいない。今回は中に入る勇気がなかったけど、ぜひ一度チャレンジしたい。

で、結局、CD屋でVCD買って帰ってきた。DJ TOTALの。
そんなのどこでも買えるってな。

あいかわらず

プノンペンは暑いよなー。
昨日おとといとバッタンバンにいて、「あー10月後半ともなるとさすがのカンボジアも過ごしやすくなるんだねー」なんてのんきに構えてたら、プノンペン酷暑!やだなー。

1枚目、早朝のポイペト。人がいない。

2枚目、野菜。これがあるってことは何を注文したのかわかればカンボジア人。

3枚目、バッタンバンでいいとこ見つけた。池みたいなとこに東屋があって、目の前には線路がはしってるの。これだけで十分デートスポット。

今回の行程でいろいろ気になった事メモ。

タイのスワンナプーム空港のあれこれが変わってた。
以前は都バスに乗るのに公共交通センターまで無料シャトルバスで行かなければならなかったのに、いつからか都バスが直接空港に寄ることに。
どうりでシャトルバス乗り場がやたら縮小してると思った。
でもそれならそれで、なにかしらアナウンスがあってもいいのに、無駄に公共交通センター行っちゃったじゃないか。

夜便でバンコク着いて、そこからカンボジアに入るいつものルートはいつもどおり。
北バスターミナル行って、夜中3時30分のバスに乗って、朝7時ころに国境着。もう目を瞑ってても行ける。でもいいかげん飽きた。
前回、1年マルチビザを取得していたので、国境は楽々通過。
このカンボジアビザは使えるね。成田でも、「帰りのチケットが無いと…」なんて面倒なことを言われかけたが、カンボジアビザを見せたらすぐ解決だったし。

ポイペトでは勝負。
目標、バッタンバンまで200バーツ。
いままでは客引き無視作戦で押してたのだが、今回はクメール語ばりばりしゃべる作戦で。
結果、バッタンバンまで相乗りタクシー150バーツ。
OK。
でも、ほんと、疲れるんだよねー、このポイペトでの交渉。

バッタンバンは相変わらず。
何も無いけどいいとこだよなー。
サンライズカフェは相変わらずファランだらけ。
今日の朝食はバス乗り場で、竹筒ごはんと葉っぱに包まった肉片の2大バッタンバン名物を。これでデザートにオレンジ食べたら完璧。

プノンペンでは、キャピトルバスの到着場所が変わっていた。なんかスタジアムの方にバスストップができてた。
ゲストハウスに近いからわざわざキャピトルバスに乗ってきたのに、これじゃ意味無いじゃん。

とにかくさー、暑いのが嫌なんだよプノンペンは。
甘ソーセージ炒飯でも食べに行こっと。

新ゴミ山問題

プノンペンのスタンミエンチャイにあるゴミ処分場。
経済が大発展中のプノンペン中のゴミを分別なしで一気にかき集めて、そのまま埋め立てているゴミの山。その処分方法も問題であるとともに、その山から金になるゴミを探し出して生計を立てている人達や子供たちの存在も無視できない場所。

モトに尋ねても誰も知らないし、わかったとしても日本人がどうしてそんなところに行きたがるのか理解してもらえなかった。
それは去年までの話。

2007年、キャピトル周辺のモトはほぼ全員が道を知っていて、むしろ彼らのほうから「ゴミ山へ行かないか」と営業してくる。Goキリングフィールド?ガンシューティング?
の次にゴミ山だ。
日本でもテレビでやったりしてあっという間に有名になったらしい。

そして多くの観光客が、その山に大量のお菓子持参で行くらしい。
かわいそうなゴミ山の子供たちにお菓子をバラ撒くらしい、お金持ちの日本人様が。

けどねー、ゴミ山に行ってきてチョコ配って喜んでいる日本人旅行者に、顔見合わせて否定的意見を言うほど野暮じゃないけどさー、もうちょっと考えて欲しいのよね。

元々ゴミ山に住んでる彼らは、乞食でも物乞いでもなくてさ、きちんと働いて生計を立てている人達なのよね。しかも、そのままだとあっという間に土地が足りなくなるゴミ処分場で、集まったゴミを分別してリサイクルにまわすという、なくてはならない仕事をしてる人達なわけ。
もちろん生活環境とか衛生面とか子供の問題とかいろいろあるけどさ、彼らは彼らなりのプライドを持って仕事して生きてるわけ。

それを、自分たちの勝手な色眼鏡で「かわいそうな人達」と決め付けて、彼らの生活に
割って入って、チョコばら撒いて、子供たちに悪影響を与えないで欲しいわけ。
だから、なにか手助けしたいのなら、少しでも環境改善できるような働きかけをするとかさ、衛生改善のための手助けをするとかさ、そういう方向から支援したほうがいいんじゃないかと思うの。

アンコールワットで土産物売ってる子供たちにはチョコ配らないのに、ゴミ山でリサイクルの仕事してる子供にはどうしてチョコばら撒くのか?
屋台で飯食ってるとわらわら寄ってくるお腹すかせた子供たちにはチョコを買い与えてはやらないのに、ゴミ山で毎日働く子供にはどうして?
それがどうしても理解できない。

わかりやすいんだろうな、ゴミ山。
土産物売りの子供たちは自然で身近すぎてピンとこないし、物乞いの子供たちはあまりにも衝撃的で現実として認識できずに。
舞台がそろってるんだね、ゴミ山。
そしてチョコ配ったら満足するんだろうな、「いいことをした」って。「私はかわいそうな人達を助けてる」って。
その結果が彼らに何をもたらすかなんて、全然想像もしないんだろうね。
おまけにゃ、物を知らない観光客どころか、中にはNGO団体とかもせっせとバラ撒きやってたりね。しかもそれを宣伝文句にしたり。
どういう思考回路してたらそうなるんだろ。

ゴミ山に行ってきた観光客からきいた話。
彼が到着した先に、白人グループがバナナを配ってたんだって。そこに後から入ってチョコを出したら、あっという間に100人近くの子供たちに取り囲まれて、先にバラ撒いていたバナナを踏んづけて群がってくるんだって。そして子供たちが一斉に声をあげるらしいよ、
「ギブミーチョコレート!」って。
やれやれ。

すげー暑い

プノンペンに戻ってきたんだけど、すげー暑いの。
カンボジアなんてねんがら年中くそ暑いのは百も承知だけどさ、バッタンバンとシェムリアップから戻ってくるとさ、この中途半端な都会の暑さに参るね。

風邪は、薬屋のおやじにだまされて抗生物質を適量の倍ずつのみ続けてふきとばしました。
いまは病み上がりというより、副作用で体がだるいです。

それにしても、チェンラの連中は、風邪ひいてると、アイスコーヒーひとつ飲ませてくれません。
風邪のときは体を冷やしちゃだめだ、暑いお湯を飲め、と。あほか、誰が熱帯国でそんなもん。

プノンペン経済特区

PPSEZ、プノンペン経済特区というところにいってきました。
うーん、なんだこれ。

プノンペンからシアヌークビル方面に20kmほど行ったところの広大な荒地を整備して、工業団地+商業地区+居住地区を作って外資を誘致しようという計画だそうです。

とんでもない広い土地でした。
まだまだ土地の整備中ですが、年内中にはうわもの作りにはいるとか。来年にも工場は稼動するそうです。

で、なんでこれを見に行ったのかというと、
やってるのが日本企業
らしいから。カンボジアなんかで何をやろうとしてるんだろう。
計画のミニチュアモデルでの商業地区は、東京にあってもおかしくないような豪華なショッピングモールでした。

オフィスには日本語ぺらぺらの中国人がいて、丁寧に説明してくれ、車で敷地の案内までしてくれました。ひやかしなのに申し訳ない。
そもそも工場建設の視察にくる奴らが、ルモーなんかに乗ってこないだろうに。

でも、話を聞けば聞くほどいろいろ微妙。

いざ日常へ

やっと、やーっと落ち着いた。
落ち着いたというか今日から本格的に仕事。

でもなんか今日は中国のお祭りらしく、街がちょっとお休みモード。クメール人には関係ないらしいけど。

バッタンバン時代に、私のうちで日本語勉強したりいろいろと交流のあったお坊さんが、いまはプノンペンにいるというので連絡を取って今朝会ってきました。
もうお坊さんはやめてDTPの仕事をしているらしく、はじめて見る彼の髪の毛ふさふさぶりにびっくり。

先週はねー、まじで疲れたよ。
mixiで知り合ったきっかけで、とある大学生集団のスタディツアーに同行したのですが、まあこれが大変。
いままでNGO主催のスタディツアーなどにくっついて大学生と行動をともにしたことは何度かあったのですが、それとは大違い。
でもかなり有意義な情報をたくさん仕入れられたので、ボランティアとしても見返りは多かったからよしとします。

プノンペン到着 ぐっすり寝ました

友人に無事会って、電話番号ゲット。
しかしやっぱり新しいナンバーに。

ネット屋をはしごして、ようやくまともな店を見つけた。
速度がまあまあで、日本語使えて、USB刺せて、だとなかなかない。
しかしここも、USBが使ってると不安定になって刺したメモリが読めなくなるし、Skypeがインストールされているのに繋がらないし、でまだ不便。
なんか全体的にネットの品質が低下してるような気が。日本のADSLに慣れちゃって、とかのレベルじゃないくらい。
ネット屋探しの旅はまだまだ続く。

肩掛けバッグを現地調達しようと思っていたのだが、お気に入りのお店がやたら品薄になってた。格好いいの見つからず。

ここまでの話。

成田の出発はだいぶ遅れた。予定時刻を過ぎて、JALジャケットの整備員があわただしく機内を駆け回るのはやめてほしい。
機内食のカレーを、席の後ろからと前から配り始めて、ちょうど私のところで足りなくなる。泣きそうになってたら、どっかから別なの持ってきてくれた。あきらかに隣の人の食事より高いグレード。ちょっとラッキー。

出発は1時間くらい遅れたのに、バンコク到着は予定より30分くらいはやかった。さすがインド人、どうなってんの。

スワンナプーム新空港は広くてきれいだけど、安っぽい。
シャトルバスで公共交通センターまで行って、都バスでバンコクへ。
カオサンまで行くのは遠いので、オンヌットでゲストハウスを見つける。ドミ160B。悪くない。

バンコクはやっぱり奇跡の町。そのへんちょっと歩いて屋台でごはん食べてたりしたら、知人と出会う。しかも別々に3人も。おそろしいなー。
話し込んでたら夜になったので、結局寝ずにチェックアウトして、北バスターミナルへ。

おなじみのバスでアランヤプラテートへ。でも始発はちょっと乗り遅れたので、待って次の5時の便。

国境越えは9時ごろ。
いつもはうざい詐欺師どもを振り切るんだが、私がいつもよりちょっと日本人っぽい服を着てて肌も白かったので、旅行者のふりしてついていってみた。
ビザ1300Bだって。あほか。

タイの出国ブースで並んでいたら、日本人の大学生らしき3人組がいたので話しかけてみる。
「いやーこんなところで日本人と会うなんてー」なんてはしゃいでいたので、夢を壊さないようにそっとしといた。
彼らはガイド付のタクシーを手配済みらしい。いいね楽しそうで。

ビザセクションでビジネスビザ頼んだら$5要求される。いつものように断ったら、じゃあ観光ビザを取れ、と。ねばっても無理そうだったので半額の100Bで交渉成立。

なんか全体的に昔よりうざいポイペト。私の格好のせいだろうか。
タクシーも値段がまったく落ちない。
仕方ないので、ピックアップでシソポンへ場所をうつすことに。
ポイペト~シソポン間の道は、かなり痛んでてボコボコ。まっすぐシェムリアップ行く人は大変だろうな。

シソポンからは$10でプノンペンへ行くタクシーをすぐに見つけられた。いやー平和でいいなシソポンは。
でも、ちょっと疲れていたので、定員2名の助手席を2倍の料金で貸しきることに。

後ろのシートにはカンボジア人が3人。ひとりココンから来たというタイ人のような服装のきれいな女の子が。やたら話しかけてくる。このままココンに行こうよとか、わけわかんね。
シートもサスも快適な新しいカムリで、すっかり熟睡。久しぶりのカンボジアなんだから、もうちょっと緊張感持てよ、って寝ながら思う。

あっという間に午後6時プノンペン。
ゲストハウス探すのも面倒だったので、キャピトル3へ。初めて泊まったけど、なかなか快適。

タイ大使館焼き討ち事件

2003年1月に、カンボジアのタイ大使館前でデモを行っていた大学生たちが暴徒化し、タイ大使館内に突入しガソリン撒いて火をつけた事件。
大使館以外にも、在カンボジアのタイ企業や在住タイ人も被害にあって、一時は国交断絶までの大騒ぎになった。

このニュースの約1ヵ月後に自分のカンボジア行きが決まって、おおオレはあの国に行かされるのかーと震えたもんだ。

表向きの発端は、タイの女優が「アンコールワットは元はタイのもの」と発言したらしいとカンボジアのメディアが報じたことで、カンボジア人の愛国心に火がついた、というもの。
実際は、半年後に総選挙を控えた人民党が国民を束ねるためにわざと策略して、それが思いのほか騒ぎが大きくなりすぎたとかなんとか。

当時は、根も葉もない作られた噂でここまでの騒ぎをしちゃうカンボジア人の民度の低さとかも話題になったもんだが。

なんでこんなこと書いてるかというと、あるある大事典の納豆騒動で思い出したから。

知っとこ 世界の朝ごはん

土曜の朝にオセロの司会でやっている「知っとこ」(TBS系・MBS)の中のコーナー「世界の朝ごはん」。毎回世界各地の新婚さん家庭の朝ごはんをレシピ付で紹介しています。

11月11日の放送はプノンペンの朝ごはん。
どう考えても朝からこんなに食べませんが、カンボジアの家庭料理としては可もなく不可もないものが並べて紹介されていました。

スガオマレアハ(スガオ・マリャッ)
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にがうりスープ 。スガオ(煮物・ゆで物)の中でも一番メジャーな、ニガウリ(マレアハ)に肉を詰めたすまし汁。 265947569_129

トレイプロマーチエンポンティア(タライ・プロマー・チエン・ポン・ティエ)
しょっぱい魚オムレツ。 淡水魚の塩漬けの干物をあひるの卵(ポンティア)でオムレツにしたもの。生野菜と一緒に食べる。かなりしょっぱい。
レシピでは単に「卵」としか紹介されてませんが、本来はアヒルの卵。265947569_158

バーイサイッチュルーク
豚肉のせご飯。カンボジアのごはん物として最も有名なもの。他にも鶏肉などのバリエーションもある。265947569_2

ボッボー・チャエ・ダウ
豆ともちのデザート。

新婚夫婦はどうでもいいとして、どれもおいしそうでしたね。クメール料理レストランなどでは、この辺とちょっと違う料理が出されますが、やはり本当においしいカンボジア料理はこういったあたりですよね。

レシピはこちら http://www.mbs.jp/shittoko/asa/06_11_11/index.html

あちーよやっぱり

やっぱり暑いや、カンボジア。なめてかかってすまんかった。
今日は雨季らしい大雨が夕方にどかっときました。

一日中プサーの中でもうへとへとです。
でもとりあえずプノンペンで買うものは買って送ったし、なんとか一段落。

午後からはお客様に、トゥールスレンとスタンミエンチャイ山のダブルパンチをお見舞いしてやった。さぞかし今夜のご飯がうまかろう。

明日はいよいよシェムリアップ。
でもまだバスのチケット購入してません。

お客様のオーダーしたカンボジアスカートが明日の朝できあがる予定なので、出発時刻を確定できません。
ま、なんとかなるはず。カンボジアだし。

やっとプノンペン

今回2回も素通りしたプノンペンに戻ってきました。

19日にはポイペトでお客様をなんとかピックアップ。

ポイペトのビザ窓口前で合流して、タクシーでバッタンバンへ。
今回いらっしゃった奥様は日本語教師でもあるので、日本語教室をやっているお寺に案内しました。教室はお昼に開かれるので授業風景は見れませんでしたが、お坊さん先生にお寺の案内をしてもらって、お寺秘蔵品や夕方の読経風景など貴重なものを見せてもらえました。

昨日はバスでプノンペンへ移動、ほんの少しだけ市内観光をして、夜はクメールスリンでカンボジア料理。うまかった。

ここんとこカンボジアは涼しい気候が続いています。ちょっと雨気味でもあるけど、涼しくてとっても観光・買い物がしやすい。
今日から数日は一日中市場めぐりで買い付け仕事をするので、暑くないのは助かります。

買物依頼あったら受け付けます。