ここんとこ忙しくてニュースも確認してなかった。
フンセンきてたんじゃん。
石ぶつけに行こうと思ってたのに。
ここんとこ忙しくてニュースも確認してなかった。
フンセンきてたんじゃん。
石ぶつけに行こうと思ってたのに。
数日忙しくてサンキャロポウのことすっかり忘れてた。
かぼちゃプリンだったよ。
かぼちゃはロポウでもロパウでもラパウでもいいとして、サンキャかー、確かにスペルからすればそう書きたい気持ちもわからんではないわな。
ちなみにオレと歩き方は同意見でソンクチャー。
番組自体は特に面白いこともなく、かぼちゃくりぬいて卵とココナツミルク入れて蒸すだけだし。
NHKBSアジアクロスロード「アジわいキッチン」カンボジア編4日目~。
本日のメニューは、
「ノムバンチョックサムロークマエ」
麺だね麺。ココナツミルク風味スープとかの。大好きだこれ。
田舎のほうに行くといつもこれ。プサーとか道端とかどこにでもあるし、気軽に食べられるし安いし。
クマエってやつはあれか、魚が入ってる奴をクマエって呼ぶのかな。カリーのほうが好き、鶏肉とか入ってたりの。
一番おいしかったのはココンのだなー。ココンの街のプサーの北東角に夜になると屋台が出るんだけど、そこのヌンバンチョクカリーがまじおいしい。
さあ作り方です。ご家庭でね。
もちろん欠かせないのは、
プラホック
はい、どこの日本の家庭にも必ずある調味料ですね。
もう飽きたから突っ込まない。
さて、今回もっとも重要なのはバンチョック、あの独特な米の麺。この麺をどうやって日本のご家庭で実現するかですが。
「そうめんで代用しましょう」
ま、まあ、妥当な線ではあるけど、米の麺が無いので小麦の麺で、プラホックがなんだかわからんから醤油とだしでも入れてみようかな、ってなったらそれは普通のそうめんではないのかね。
あと麺と同じくらい重要なのは野菜類、バナナの花の千切りとかたっぷり入ってるよね、日本のスーパーじゃあまり見かけない食材が、麺より多いんじゃねーのってくらい。これこそがノムバンチョクの肝。これは何で代用するのかな。
「バナナの花を添えます」
…いま確信した、これはお笑い番組だ。
もう「あなたのキッチンでも味わってみてくださ~い」の決めゼリフもわざとらしい。
冷蔵庫の残り物で何か作ろうかな~、あバナナの花があまってるぞ、よーしノムバンチョックでも作ろうか~、ってあるあrねーよ!
スタジオに戻って、締めに梢ちゃんが何か言い出したぞ。
「プラホックですが手に入らないときはニョクマムで…」
いまさらおせーって。
ただナンプラーじゃなくニョクマムなのは政治的な事情でも?NHK的な。
トゥックトレイと言えとは言わないけど、世間じゃナンプラーよりニョクマムのほうが知名度高いの?
しかしプラホックのかわりにニョクマムってのはちょっと無理あるかもなー、和食教えてて、味噌が無ければ醤油でって言ってるのと同じでしょ。
ちなみに役に立たない豆知識コーナー。
ナンプラーがカタクチイワシ、しょっつるがハタハタ、ニョクマムなどもすべて海水魚から作られるのに対して、カンボジアのトゥックトレイは淡水魚です。
明日最終日は「サンキャロポウ」です、サンキャロポウ??
…サンキャロポウって何だっけ?
…
あーあれか!いやー難しかったなーこの連想クイズ。何かオレの知らないそういう食べ物があるのかと思った。お楽しみに。明日はプラホック使いません、たぶん。
BSアジアクロスロード「アジわいキッチン」カンボジア週間。
3日目も無事確保。岩渕梢さんかわいいよ。
「サムロー・マチュー・クルアン」
すっぱいスープだね。辛くないトムヤム。牛肉の~と紹介してたけど、豚肉入れりゃ豚肉の~だ、なんでもいい。
ただサムローと言われるとシクロを連想するので、ソムローと言ってくれた方がピンとくるなー。クルアンって何だ?គ្រឿង?思いつくのは昨日のトッククルンのクルンと同じ単語なんだけど。
さあ、カンボジアのおいしいすっぱいスープをご家庭で作りましょう。
材料の紹介です。
・牛もも肉
・空心菜
・プラホック
だからねーって!それを解決しないかぎりご家庭でカンボジア料理は作れん。まあ出てくるのはわかってたけどね。
今日はさらにすごかった、各種スパイス系も揃えなきゃならない。
・にんにく
・エシャロット
・ターメリック
・レモングラス
・こぶみかんの葉
・ガランガ
・クロサン
いやー、ロールプレイング並にひと冒険でないと集まらんぞ、こんなの。
「あなたのキッチンでも味わってみてくださーい」って、ちょっとナレーション自重しろ。
そしてスタジオに戻って最後に岩渕さんがとんでもないことを。
「地域によってはパイナップルを入れるそうですが…」
はい、入れますね。
「こちらもおいしそうですね」
ごめんよ、あの破壊力は酢豚以上だぞ。
明日は「ノムバンチョックサムロークマエ」です。お楽しみに。
昨日見逃したけど、今日は無事確保したぜアジアクロスロード。岩渕さんかわいいよ。
ご家庭でも作れるアジア各国の料理を紹介する「アジわいキッチン」のコーナー。
カンボジアウィーク2日目の今日は、
「トック・クルン」
何だっけ?魚ぐちゃぐちゃにしたやつか?
あー「ディップ感覚で生野菜と」とか言ってるからそうだな。
ほう、それを日本のご家庭でね、作ってみたいね。
では材料を、まず用意するのは、
プラホック
ねーよ!
どこの日本のご家庭にプロホックがあるんだよ。
爆笑しちまったじゃねーか。まずその作り方から教えろよ。
その後も、
・カンボジアといえばプラホック
・プラホック独特の風味が決め手です
・なんといってもプラホックあなたのキッチンでも味わってみてくださーい
…最後まで何で代用できるとか何に似てるとか言わなかった。
ご家庭で試せるかどうか以前に、視聴者に味の雰囲気すら伝わらんだろ。
ちなみに知らない人のために書いとくと、プロホックは腐った魚ペースト。
明日は「サムローマチュークルアン」です。お楽しみに。
Sacrava toons のイラスト。
書いてあるクメール語のメッセージを意訳すると、
「クメール人がクメール人を助けなきゃならんだろ」
って感じかな。
ベトナム南部に取り残されて迫害を受けているとされているクメール民族、クメールクラオムについてのメッセージ。
このサイトにはいつもメッセージ性の濃いイラストが載っている。
これを、フンセン&ベトナムに対抗する勇気ある運動と見るか、単なる反ベトナム利権勢力のプロパガンダと見るか、それはあなたしだい。
そういえば、ベトナム南部のチャウドックに行った時。英語も通じないしこっちはベトナム語わからないから、何気にクメール語で話しかけたら普通に理解されて驚いたな。
でもみんな理解はしてくれるんだけど返事は絶対ベトナム語なの。ベトナムなんだから当たり前だし、国境の街だから隣国の言葉を知ってても不思議はないんだけど。
後で、あちこち連れて行ってもらったバイタクに理由を尋ねてみたら、
「あまり人前でクメール語は使っちゃいけない」
って綺麗なクメール語でこそっと答えてくれた。俺たちはベトナム人だけどクメールなんだ、とも言ってた。
どっちがどうだとかには言及しないけど、私がクメールクラオムに興味を持つようになったきっかけ。
昨年1kg以上のヘロインをカンボジアから密輸出しようとした2人の台湾人が捕まった事件で、今週それぞれに懲役30年と28年が言い渡された。
2人の台湾人男性Yein Junasuch(49)とJy Sunglean(59)は、昨年10月20日にプノンペン国際空港から香港へのフライト機へ乗り込む際に、改造した靴などに計1.4kgのヘロインを隠し持っていたが、不自然な歩き方だったために税関当局に怪しまれて逮捕された。
ちなみにカンボジアには死刑制度はない。
かといってどういう影響があるのかは私は勉強不足でわかりません。
しかしカンボジアにとってフランスはいまでも重要な国のひとつではあるので、日本でもこれだけ注目されているのですから、カンボジアでもいろいろと喜んでいる人や嘆いている人がいることでしょう。
サルコジ氏の移民に対する政策などがひょっとしたら、カリフォルニアに次いで規模が大きいらしいパリのクメール人コミュニティにも何らかの影響を与える可能性はありますよね。
ちなみに、元祖と書きましたが19世紀にフランスの植民地になった以後は、日本、再度フランス、アメリカ、間接的に中国、ベトナム(ソ連)に次々と支配され続けているという悲しい国がカンボジアです。
それ以前もシャムとベトナムに食い物にされてきてましたし、今は韓国が時代遅れの侵略政策をとっています。
想像ですが、これだけいいようにされていると、完全な独立を目指すよりまたフランスの配下にでもなったほうが安泰だなんて考えているカンボジアの人も多そうですね。
カンボジアの大使がかわったみたい。
篠原さんて噂のみんなが待ち望んでた人だよねー。たしか小川っちから前大使にかわったときに「次の大使になって欲しい素晴らしい人がいるんだけどタイに行っちゃう」ってみんなで嘆いていた人だよね。
すげー昔からカンボジアに関わっているんだな。カンボジアのプロ中のプロってことか。クメール語もペラペラらしいし。
ちょっとググって経歴まとめてみた。
篠原 勝弘 氏
1944年生まれ(63歳)。東京都出身。
1967年 横浜市大文理中退。
1967年 外務省入省。カンボジア大使館勤務。
その後、在仏大使館、在象牙海岸大使館、在タイ大使館、南東アジア第一課、在米大使館など。1980年前後のタイでのカンボジア難民大量流出の際には、タイ大使館の難民担当。
1999年3月 外務省経済協力局民間援助支援室(NGO支援室)室長。
在カンボジア日本大使館 公使
2004年2月 在タイ・チェンマイ日本国総領事館 初代総領事。
2007年4月 在カンボジア日本大使館 特命全権大使。
NGO支援室長の後の詳しい経歴知ってる人いたら教えてください。
そろそろ定年でいらっしゃるようだけど、締めに思い入れのあるカンボジアでってことなのかな。
明るい日柬関係の未来を予感させるうれしいニュースでした。
フン・セン首相が6月に訪日だって。6月13~16日。
愛知に来てたから2年ぶり?
安倍ちゃんとの首脳会談だけじゃなくて、天皇陛下にも謁見するって。そこまで歓迎してやんなくていいのにね。
それより明石康のとこにでもお礼しに行けばいいのに。おかげで独裁者になれたんだから。
せっかく来るんだから歓迎会やってあげようか。デモる?デモっちゃう?
オークパイフンセン!って。あ、これはタイ語だ。
先週金曜日のニュース。
プノンペンで、ベトナム政府のクメール仏教弾圧に反対するデモを行っていた約40名の僧侶が、他の宗派の僧侶集団と衝突、少なくとも3人の僧侶がけがをする結果となった。
日本の夕方のニュースでもちょっとだけ報道された。
しかし、これだけの情報ではお茶の間じゃ、
「お坊さん同士が乱闘なんてやっぱりカンボジアって恐い後進国なのねー」
で終ってしまう。
このニュースを理解するにはまず予備知識として、カンボジアとベトナムとの複雑な関係を知っておく必要があるかも。
1.カンボジアは現在隣国ベトナムによって侵略統治されている
2.ベトナム南部は元々カンボジアの土地でいまでも多くのカンボジア人が住んでいる
3.その南部ではカンボジアの宗教に対しての差別と弾圧がひどい
このような背景で本国カンボジアでは、ベトナム南部で苦しんでいる仲間のカンボジア人僧侶を救うために、しばしば僧侶による訴えがあがり、デモ行進が行われたりするわけ。
そしてそれはベトナム南部のカンボジア人居住区の独立運動へとも繋がっていたりする。
普通であれば、国というのは同じ民族の独立運動を支援してもおかしくはないのだろうが、現在のカンボジア政府というのはそう、ベトナムの傀儡。同胞の支援よりも宗主国様のご機嫌取りのほうが大事なわけだ。
反ベトナムの仏教界と親ベトナムのフンセン政府、この対立。
じゃあ、それがなんで仏教宗派の対立になるのかというのが今回の騒ぎの肝。
例えば、お坊さんたちのデモ行進があったとして、それをやめさせたい政府はなにができる?
今回も100人を超える警察が集まって警備はしていたが、さすがに仏教国で僧侶に対して警察や軍隊が武力を行使することはできないよね。警察が僧侶に殴りかかってるような場面が報道されたら、いくらなんでもあっというまに政府はなくなるだろう。
でもね、坊主同士の乱闘なら仕方ないわけだ。
お坊さんとお坊さんがケンカ。それを止めるために警察。
なるほどね。
こっからはあくまで想像。
頭剃ってオレンジの袈裟着てたらみんな坊主に見えるよね。
お隣タイ、敬虔な仏教徒が多くイメージ的にも仏教国という言葉がピッタリな国なのですが、国教としての仏教というのは定められていないんですね。
仏教文化を持ち、国民の多くが仏教徒で、国王が仏教の最高擁護者であるといった、事実上、仏教の国となっているだけなのですね。
対してカンボジア、もちろん人々はお寺を大事にしお坊さんを敬い、生活の中に仏教が染み込んではいるのですが、タイのように「敬虔な」と言えるかというとそうでもない、どちらかというと自分たちの文化は守っているが神様仏様なんかあてにできないという感じです。
でも、カンボジアでは憲法で、仏教を国教とすると定められているんですね。
もちろん国の宗教は決められてはいますが、個人の信仰の自由も認められており、クリスチャンなクメール人やイスラムであるチャム族もちゃんとカンボジアの中で生活しています。
タイに話を戻して。
クーデターにより新しい憲法を作り直そうとしているタイでは、新憲法で仏教を国教に定めるようにという運動が、一部の仏教団体で行われているようです。100万人分の署名を集めて、憲法起草委員会に対し圧力をかけているとかなんとか。
裏を返すと、この間のクーデターによって、万が一もしかしたらタイがイスラムに飲み込まれるかもしれないという懸念が人々の間にあるからでしょうね。
しかし、タイで仏教が国教になったりしたら、南部のイスラム騒ぎは今よりもっともっと激しくなるんじゃないかと思いますが。
សួស្តីឆ្នាំថ្មី
正月だって!めでたいって!
あー水かけてー、誰でもいいから水かけまくりたいっつーの。
考えてみたらこの時期にカンボジアにいたのって2004年の一度しかないんだな。2005年はタイだったし、その後はもうずっと日本だ。
今年は?うーんまだ行けそうにない。もちろん行っちゃえば行っちゃえるんだけど、予算も準備も少なすぎて後がこわいな。
その一度のカンボジアではココンにいたんだ。都会で正月騒ぎに混じるより田舎の方が静かでいいかと思ってね。バッタンバンのしがらみも嫌だったし。
そしたら当日の朝、何も気にせずにホテルを出て外に行こうとしたら、ホテルのフロントの女の子に呼び止められて、
「今日は外に行ったらいろいろいたずらされるから気をつけてね」
なんて、親切なかわいいこと言ってくれるじゃんとか思った瞬間、隠し持ってた白いベビーローションみたいのを両手でどばーっと顔に塗りたくられたね。
「あなたここのお正月初めてでしょ、今日はずっと顔洗っちゃだめよ」とか言われて。じゃあちょっと俺にもその白いの貸せよーなんつって奪い取って、「キャー塗って塗ってー」なんてはしゃがれたりして。
でもそれで終わりなの。
日本人に塗ってやったよーなんて誰かに言いに行くわけでもなく、他に従業員も客もいないし、二人っきりなわけ。
微妙な空気だったね、カンボジア正月ってのはこういうもんかって、二人っきりでこういうことをやる意味は何だ?ってさ。ひょっとしてこいつ俺に惚れてんじゃねーの?とかも思ったね。まあ勘違いだったけど。
画像は、アメリカはミネソタ州にあるらしいクメール寺院の正月イベントの告知。
アメリカのクメール人はカリフォルニアに集中してるのかと思ったら、そんなところにもいるのかね。ちょっと行ってみたい。
カンボジアの著名な活動家であって、カンボジア人権センター(Cambodia Center for Human Rights:CCHR)代表のケム・ソカー氏 Kem Sokha が新しい政党を立ち上げる、と発表しました。
知名度があるのでサム・レンシーのように個人の名前を政党名にするのではという噂もありましたが、人権党 Human Rights Party と決まったようです。
ケム・ソカー氏は、カンボジアで最も有名な民主主義活動家の一人で、メディアでも活発に発言するなど、その動向が注目されている人物です。
2006年には、フン・セン首相に批判的だとして名誉毀損で逮捕、拘留されたことがあり、その内容は氏がイベントで展示したバナーに書かれた一般の人々による手書きのコメントの中に、政府とフン・セン首相を批判するものがあったというものでした。
これまでのカンボジア人権センターの活動だけでは成し得なかった、カンボジアに本当の民主主義をもたらしたい、と述べ、官僚の財産をチェックする機関の実現や司法制度の改革などを公約に掲げています。
もうひとつ、現在の完全比例代表制を個人選挙に変えるための選挙法の改正についてもうたっているようですが、そもそも現行の選挙方法ではそんなことができるようになるところまで勝つことはむずかしいでしょう。
今回の新政党立ち上げに際し、カンボジア人権センターの代表からは退くことも表明しています。
Human Rights はいいのですが、日本語で「人権」というとちょっと余計な意味を含んできてしまうので、もう少しいい訳が必要かもしれませんね。
シアヌーク前国王が、7ヶ月の海外静養を終えて、日曜日に中国から帰国したらしい。
今月のクメール正月のためみたいだけど、昔っからあまりカンボジアにいない人だよね。息子も。
さすがに空港にはフン・センとかが出迎えにいったみたい。
指が汚れるのが嫌なんだってよ。
ちょっと笑ったが、確かに問題だ。
今回の選挙の投票率がだいたい70%くらいに終ったみたいで、
1997年のカンボジア最初の選挙の86%から確実に下がってきているらしい。
投票したら指に数日消えない黒インクをつけて目印にするというのは、
カンボジア以外でも選挙のためのインフラの整っていないところで、
低コストで確実に選挙を行うためにとられている手法だが、
これから多くのカンボジアの若者が政治に参加していくようにするためには、
早急な対策が必要なんじゃないだろうか。
もっとも、フン・センにしてみれば、若者は選挙に参加して
もらわないほうが好都合だろうから、変える気なんてないのだろうけど。
クーデターでイスラム政権になったお隣タイでは、この9月の新憲法制定を機に国名を変更しようという話が出てきてるらしいじゃないか。
シャム(サイアム)回帰論だ。
いままでも、多民族国家なのにタイ族だけを国名に冠してるのはおかしいという小さな議論はあったようだが、今回はなかなか実現性が高そうだ。
おそらく本当の目的はこのままなしくずしにチャクリー王朝解体。
シャム国に名前が変わると日本人にはメリットがひとつ。
「タイ」で検索すると「ケータイ」とか「ネクタイ」とか余計なものが引っかかってくる不都合がなくなる。
それにしてもクーデター直後はタクシン追放で喜んでたけど、徐々に出てきた不安要素はどうやら着実に大きくなってるようだね。
冗談じゃなくイスラム化もありえる。よくて分裂。
ここでクイズです。
タイは中進国として多くの外資を呼び込んでいましたが、このまま不安定が続くとそれらの資本は避難先としてどこに流れるでしょうか。
最終結果は24日みたいだけど、いまのところ判明した数。
評議会の数は全国で1621なので、そのうちの487ってことは3分の1にもならないくらいかな。
でもこのパーセントが大きく変わることはないでしょう。
政党 | 議長 | 評議員 | 得票数 | 得票% | 議長% | 議員% |
人民党 | 468 | 2,291 | 866,950 | 59.75% | 96.10% | 67.98% |
サムレンシー | 18 | 867 | 380,646 | 26.24% | 3.70% | 25.73% |
フンシンペック | 1 | 80 | 85,585 | 5.90% | 0.21% | 2.37% |
ラナリット党 | 0 | 132 | 117,673 | 8.11% | 0% | 3.92% |
合計 | 487 | 3,370 | 1,450,895 |
びっくりするほど予測どおりでつまらん。
ただサムレンシーの大躍進はちょっと期待以上、改選前で議長席数が16なのに、3分の1の時点で18というのは。
あと期待することといえばラナリット党がどこまで伸びるかだなー。フンシンペックから追い出されて急遽立ち上げた政党なのに、得票数ではフンシンペックを上回ってる。ラナリット人気もそれなりにあるんだね。
上の表の見方だが、カンボジアの地方選は比例代表制のみで、1621に分かれた自治体毎に得票数の一番多い政党から議長が選出され、議員は自治体の規模によって5名~11名選ばれる。
ちなみに過去に比べて平和裏におわったとされる今回の選挙。ニュースによると死者は8人だそうで。平和、なのかなー。
昨日1日に行われた地方コミューン評議会統一選挙の投票ですが、最終結果は今月の24日にでるそうです。
前回にひきつづきカンボジア人民党の圧勝でおわることでしょう。
世論が趨勢がなどという間もなく、カンボジアの占拠いや選挙というのはそうなっているものなので。
ちなみに途中結果、というかおそらく予測の参考値。評議会の数は全国で1621なので、3分の1にも満たない部分だけど。
政党 | 評議会 議長 |
評議員 | 得票数 | 得票% | 議長% | 議員% |
サムレンシー党 | 18 | 867 | 380,646 | 26.24 | 3.7 | 25.73 |
カンボジア人民党 | 468 | 2,291 | 866,950 | 59.75 | 96.1 | 67.98 |
フンシンペック | 1 | 80 | 85,585 | 5.9 | 0.21 | 2.37 |
ラナリット党 | 0 | 132 | 117,673 | 8.11 | 0 | 3.92 |
合計 | 487 | 3,370 | 1,450,895 |
今回の選挙をあらわす面白いイラストがあったので転載。
Sacrava Toon http://sacrava.blogspot.com/ より
カンボジア地方コミューン統一選挙の投票日である4月1日とその前日に、携帯のSMS受送信を全て停止する、と選挙管理委員会が金曜日に発表した。
Cambodia bans SMS messaging ahead of Sunday’s elections
すでにその土曜日をすぎて投票当日の日曜日になっているのだが、現地ではどうなっているのだろう。
政党からの宣伝メッセージ配信を防ぐものだとされているが、実際にはいろんな理由があるのだろう。選挙管理委員会といっても中立とはいいがたいわけだし。
今回の地方選挙は、来年の総選挙の予行練習みたいなもので、カンボジアの将来を直接どうこうするもではないのだが、おそらく、カンボジア人民党の独裁体制をより一層強化させるような結果になると思われる。
結果はいつでるんだっけ?