アンジェリーナ・ジョリー、パイリンへ

突然プライベートでアンジェリーナ・ジョリーがカンボジアを訪れたというニュース。
日本のメディアではあまり伝えられていないようですが、いま英語のニュースサイトでcambodiaを検索すると、この記事でびっしりと埋められています。

もともと、彼女は今インドで映画の撮影をしているようで、おそらくそこからやってきたのでしょうか、水曜日の朝突然シェムリアップに現れ、そこからヘリコプターでパイリンへ。
パイリンでは、5年間の間に130万ドルの寄付をすることを約束している森林保存プロジェクトについて、イエン・サリの息子でパイリン副知事のIeng Vuth氏と40分ほど会談。
すぐにそのままプノンペンへ飛び、トゥールスレン博物館を普通にチケットを購入して見学、夜には個人のジェット機でカンボジアを去ったということです。

嵐のようにやってきて日帰りで去っていったアンジェリーナ・ジョリー。以前に水力発電所計画を無理矢理廃止に追い込んだりして、徐々にカンボジア政府に対して力を持つようになってきていて、そして今回のなぜかのパイリン訪問。
もちろん森林保全という観点からはつじつまは合うのですが、彼女はいったい何を企んでいるのでしょうか。

ちなみに、このパイリンというのはちょっと複雑な事情のあるカンボジア西部の特別区でして、かつてポルポト派が最後まで拠点として抵抗した場所で、いま現在もカンボジア政府の力が及ばない自治区のような扱いの地域です。

さて翌日23日には、お隣ベトナムのホーチミンシティーで、ブラッド・ピットとバイクに乗っている姿が目撃されたりしています。
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ブラピがカンボジアへ同行したのかどうかはわからない、という報道がされていて、彼はプノンペンにもパイリンにも姿を現さなかったようですが、いったいどこにいたのでしょうね。

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