月曜の夜に、プノンペンからシンガポール経由でマニラに飛んだフィリピン人の手荷物から、生きたワニが見つかったそうです。
税関が動くバッグをチェックしたところ、中には1.5フィート(約45cm)のワニが3匹。彼はその手荷物を、生きた魚だと言って持ち込んでいたようです。
昨今、テロだなんだと飛行機についての警備が厳しくなっていたはずなんですが、生きたワニを機内持ち込みできるとは驚きです。しかも、ローカル線ならまだしも、カンボジア~シンガポール~フィリピンという国際線。
もちろんフィリピンでは警備の不備について大きな話題となっています。そもそも活魚を機内持ち込みしていいのかという疑問もありますが。
そしてさらに、別な問題も持ち上がっています。
持ち込んだ当人は、罰金の上ワニ没収となったのですが、問題はそのワニ。当初はフィリピンの動物園で飼育するという話もあったようですが、このワニはシャムワニという絶滅危惧種で、輸入が禁止されているため、カンボジアへ戻さないといけないようです。
あっちにいったりこっちにいったり、ワニもたまったもんじゃありませんね。
ところで、カンボジアにワニっていっぱいいるんですかね。
トンレサップ湖に行くと、ワニが飼育されているところがあったりしますが、あれって湖を泳いでいるの?