ベンサイ

ラタナキリのバンルンを出発して村々を見学しながら2時間半、途中バイクのタイヤがパンクして何も無く誰も通らない森の中に1時間ほど置いてけぼりをくらいながらも、お昼前にひとまずの目的地であるベンサイへ到着しました。
少数民族の村々を見ながら森を抜けてくると、森が切り開けてほんのちょびっとだけ近代的でクメール的な大き目の村になり、道がそのまま川にぶつかって消えたところがベンサイの街です。街といってもここまで見てきた村に比べて大きいだけで、市場も見当たらない単なる山奥の集落なのですが。

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ドライバーの話だと、ここからはボートに乗って移動するらしいです、しかし、船頭が家で昼寝してるのでボートが出せないとのこと。対岸への渡し舟はいるのですが、それに乗っていけるどころではないらしいです。
まあお昼ご飯でも食べてゆっくり待つことにします。
川沿いには村で唯一の食堂があったので、そこでチャーハンを注文しました。

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食事後、村を探索してみると、軒先に繋がれた小猿を発見。
何をするでもなくぼーっと猿を見ているとそのうちに、山から街へ買い物に降りてきたのだろうか、少数民族の姉妹もやってきてただ猿を眺めてました。
その後、姉妹たちは一本しかない村のメインストリートをウインドウショッピングをしながらゆっくり歩いて、渡し舟に乗って対岸へと消えて行きました。

この時点で対岸への興味もかなり大きかったのですが、ドライバーのお勧めはどうやらもっと違うとこにあるようです。
そもそもボートでどこに行くの?
・少数民族の墓地
・中国国民党の隠れ村
・カンボジアなのにラオス人の村
だそうで、こりゃ行きたい。仕事とは関係なく個人的にかなりそそられるラインナップです。

さて、結局2時間ほど待ってやっと船頭さん登場。
小っっちゃなエンジン付ボートに乗っていよいよ出発です。

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