シェムリアップ弁のお勉強
អី 何 エイ → スドーイ
ហើយ 了 ハウイ → ホーイ
ឯង あなた アエン → エーン
ជួយ 助ける チュオイ → チョイ
基本、二重母音があいまいになるようで、他にも
មួយ 1 ムオイ → モイ
ទៅ 行く タウ → トー
ម៉ោង 時間 マオン → モーン
スドーイは、本気出すと「スンドイ」になるらしい。 あとは女性なら一人称を「ニエン」にすれば、今日からあなたも立派なシェムリアップ人。
プノンペン弁は言わずと知れたRが消えて声調っぽくなるやつ。
魚 トレイ→テーイ、多 チュラーン→チャーン
あとRがHになるのってたまに聞くけどどこの方言なのか。
寒 ロギア→ホギア、百 ローイ→ホーイ
ココン辺りで聞いたCHがSになるのは、ラオ語にヒントがある気がしてる。
猫 チュマー→スマー
こういうクメール語方言の研究って、もちろんどなたか専門でやってらっしゃるんだろうけど、ネット上には英語含めてもなかなか情報なくて、日本語で見つかるのは、坂本教授のプノンペン方言のと、峰岸真琴先生の諸方言比較のくらい。いずれも例にクメール文字が使われていないので逆に読むのが難しい。