「ラタナキリ」というのがサンスクリットで「宝の山」を意味するとおり、周辺では宝石が採れるようで、見学のできる採掘所があったり、バンルンの街中にも宝石商がたくさん並んでいたりしました。
仲良くなったドイツ人も、商売のために宝石を買いにわざわざカンボジアまで探しにやってきたらしく、毎日のように石を買い歩いていました。しかし自分にはそういうのを見極める能力がまったくないのでノータッチ。
ドイツ人情報だと、ここバンルンでも市場周辺の宝石店には平気で偽者が並んでいるらしく、街中歩き回って見つけ出したこの裸のおっさんの店が値段・質ともに合格だそうです。
ゴムもラタナキリの各所で見かけました。木から採取した樹液を土を掘った穴の中に流し込み、固まったところでポコッと引き抜いたものを、定期的に業者さんが買い取っていくそうです。
昔からの産品ではなく、少数民族の人たちの収入手段として最近政府が生産を斡旋しはじめたものだという話。
この写真は砂利をならしているところではありません。
ラタナキリの特産品のもう一つ、カシューナッツでした。どでかい森が丸ごとカシューの木だったりして、とにかくざくざくカシューナッツが採れるらしく、てきとーに採ってきたものを、てきとーに道路で乾燥させながら、かなり安い値段でてきとーに売っている様子。
さて、次はここからモンドルキリに行きたいのですが、ジャングルを突っ切ってまっすぐ南に下がるルートは道も険しくとってもハードすぎるらしいので、おとなしく一度平野部のほうへ戻ることにします。クラチェに行きます。
てきとにー当日の朝に乗り合いタクシーを探そうかと思っていましたが、夕飯を食べに行った屋台の女の子がクラチェの出身とかで話が盛り上がり、知り合いのドライバーを紹介してもらいました。料金もリサーチしてた一般的外国人料金よりちょっと安く。
その女の子(高校生)に「私のお父さんになって」と言われたのですが、どういう深い意味なのかはわかりませんでした。