孤児支援活動の日本人がカンボジアで事故死

アジア子供教育基金代表の堀本崇さんが、10日にカンボジアのバッタンバンで交通事故に遭い亡くなられたそうです。
オートバイを運転中のバイク同士による事故ということです。

堀本崇さんは、松下政経塾出身、カンボジアPKO選挙管理官、その後自らカンボジアで支援活動をはじめ、ノリア孤児院のノリア職業訓練所を立ち上げたり、カンボジアで出家したりと、素晴らしい経歴をお持ちの方です。
その活動の大きさは、カンボジア王国政府より国家建設功労第1等勲章を授与されたということからもわかります。

ご冥福を心よりお祈り申し上げます。

ところで、このノリア孤児院、実は堀本崇さんの活動が素晴らしすぎて、ちょっとやっかいなことになっている所でもあります。
カンボジアの孤児院でボランティアというわかりやすさからか、まったく関係のない団体がここを宣伝材料に使っていたりします。ほとんど何の支援活動もしていないのに、さも自分たちが立ち上げたプロジェクトかのように紹介して、興味のある大学生を集めてスタディーツアーと称して金を集めている人たちがいます。
もちろん、この孤児院では堀本さんの他にも多くの方々が関わっていて、ほとんどの人や団体はきちんとカンボジアの子どもたちのために活動をしているのですが、中には一部そういうおかしな団体もいるという話です。
ボランティアに参加するときは下調べが大事ですね。

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