カエウサイマ

スヌオルを出発してモンドルキリへ向け山道を順調に進みます。

あいかわらず道は悪いですが、ラタナキリ往復8人乗りカムリを経験した後では、後部座席に2人だけのピックアップは超快適です。

一時間半ほどでちょっと開けた街で停車。
ドライバーは何も言わずにエンジンを止めて降りていきましたが、おそらく30分休憩です。
だいたいいつでもどこでも同じようなちょっとした集落の食堂で休憩しますね。特におなかもすいてないし、食堂見学も飽きてるので、周辺散策開始です。

ここは単なる山中の集落ではなく、それなりに大きな村のようでした。食堂からちょっと歩くと、大きな広場とその奥にある市場を発見。市場の看板には「カエウサイマ」と書いてあります。おそらく街の名前も同じでしょう。
市場にいたおばちゃんに話を聞くと、ここはもうモンドルキリ州になるようです。ここからすぐベトナムにも行けるとか。
なるほど、喫茶店にあったオンパウしぼり機にベトナム語の「SinhTo」の字を確認しました。さとうきびジュースとベトナムフルーツシェイクのシントーは似て非なる物だとは思いますが。217873266_155

さて、20分ほど探検してから、置いてかれても困るので車が止まっている食堂へ戻ってみたところ、そこには驚愕の風景が!

さっきはほとんど客のいなかった食堂ですが、いつのまにか大勢の客であふれかえっています。
客はみんなちょっと小奇麗なクメール人家族。店の横には小型のバスが何台も停まっています。
さらに道のむこうから他のバスがやってきてるのも見えます。

217873266_83そう実はこの日は、カンボジア春の大型連休の初日。
混雑に巻き込まれないように連休中は山奥で過ごそうとスケジュールを組んだのですが、これはちょっと予想外です。モンドルキリって実は観光地なのかー。

で、ちょっと待てよ、これはひそかにやばい事態かも。
モンドルキリにそんなたくさんの宿があるとは思えません。もしかして泊まるとこがないなんて可能性も。少なくともこの集団に先を越されるとなかなか厄介なことになるかもしれません。

ちょっとドライバーさん、は、はやく!

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