バッタンバン最終日

そして今日は、僕の人生にとってかなり重要な日でもありました。

午前中、聾唖者のための学校にいってきました。目の見えない子供たちに点字を、耳の聞こえない子供たちに手話を、さらに一般教育全般を教えていて、彼らが公立の学校に通えるためのサポートをしています。また職業訓練課程も備えていて、カンボジア音楽や踊りの指導などもしています。
日本ではあたりまえですが、カンボジアにこんなにきちんとした学校があるとは思っていませんでした。
日本で手話なんか全然覚えてないのに、カンボジアの子供たちから手話を教わってきました。

お昼は、昨日に引き続き、お寺でお坊さんがやっている日本語教室へ。もちろんそのお坊さんが日本語教育の技能を持っているわけではないのですが、4年間も日本語勉強していて、まったく問題なく僕と会話できるくらいで、教え方もなかなかしっかりとしたものでした。これできちんと発音をなおしてくれる日本人がついていれば、将来きちんとした学校にもできるんじゃないかな。

午後は職業訓練センターで今後の計画の打ち合わせ。なかなかいいプロジェクトになりそうです。

大きく確実に波がやってきてます。
バッタンバンではやることがまだまだあるのですが、そろそろ次に移動しなければなりません。
明日はシェムリアップに移動です。

「バッタンバン最終日」への1件のフィードバック

  1. よく考えるとあたりまえなんですが、カンボジアにも手話や点字があるということに出会えてとても驚きました。
    残念ながら今回は在庫がなく譲ってもらえませんでしたが、そこの学校では手話の教本も作っていて、カンボジア各地の同じような学校に配っているそうです。ちょっと本格的に勉強したいな。

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